ミカエルの函館散策記

美しい夜景と異国情緒溢れる町・函館。
名所・旧跡・食べ処をご紹介していましたが今や万屋。
ご訪問に謝々。

第803号 都電から市電へ。そして乳電へ

2013年05月29日 | 美味満足技処、買い物処
「函館牛乳」でおなじみの「函館酪農公社」。



このたび、廃車になった函館市電車両を購入した。



この電車、もともとは、昭和30年製の都電。
昭和45年に、函館の町に再就職し、活躍していた。
売却は、台車部分を除いている。

工場敷地内にある直営売店「あいす118」の東に展示。
使い道については、関係機関の許可を得られるように検討中とか。
しかし、「子供向けの施設」に落ち着きそう。

本格的行楽季節になって、売店は大賑わい。
ワンちゃんを連れた他県マイカーを見つけ、会話。
「函館が好きで、岐阜からの移住組です」。
と、嬉しいお返事に、ニッコリ。

今年からは、子牛とのふれあいも楽しめるようになった。



5頭のホルスタイン達は、出番に備えて待機中。



乳製品などを、芝生で味わうのは格別。







提供メニューが充実。
これまでの乳製品、甘味品等に加え、「牛乳コロッケや肉コロッケ」などが加わった。
ここで食べれるし、持ち帰りもOK(1個100円ほど)。
我が家では、牛乳コロが人気。サクサク感が、モーたまらない。

隣接する「なの花畑」も見ごろを迎えた。



営業時間は、下記のとおり。



どうぞ、ファミリーでお出かけください。
きっと、満足できると思いますよ。

「あいす118」のHPは、こちらからどうぞ!



第802号 桜あふれる遊歩道をゆったり、のんびり

2013年05月24日 | 植物
家の横を下り流れる二級河川・松倉川は、湯の川温泉街を通過し、津軽海峡へとゆったり注ぐ。
今から45年前、この地に家を新築し、花園町から移転してきた。
その頃、この川は原始河川で、大雨が降ると氾濫。
対岸の在来家屋では、床下、床上浸水の被害が見られた。

その後、河川改修工事が行われ、安どしている。

工事の一環として、両岸に管理道路が付けられた。
さらにその一部には、クッション性の高い舗装に。
散策や走り、ワンちゃんの運動にと、多くの人の姿がある。

今週の始め、久しぶりに遊歩道を歩き、運動不足を補った。

日差しは強く、汗ばむほど。
植えられてから、20数年は経過している数種類の桜は満開。
散り始めている桜もあって、遊歩道はピンクの花びらで染まっていた。













河川管理者にお願い。
「ベンチを配置してもらえたら、嬉しいのですが・・・」。



第801号 わっしょい!わっしょい!町内を練り歩く御みこしさん

2013年05月20日 | お祭り
昨日19日の天候は、一日中うす曇で弱い風。
町内にある「高穂神社」の祭礼日で、「みこし渡御日」。

道営、市営の公営住宅や個人住宅が建ち並ぶ界隈を「わっしょい、わっしょい」と、「おみこしさん」が力強く練り歩き、静かな住宅街に活気を与えてくれた。

住宅街の道幅は6メートル。その狭い道を丁寧に歩いてくれた。



この方は、なかなかの人気者。
演技力抜群で、カメラポーズにも積極的。
女性かと思っていたら・・・・しかも私よりも年上?



家の前で行列を迎える人々には、「獅子かじり」とお払いのご奉仕。
和やかなムードがあふれる行列だ。





「揺れるおみこしさん」に、担ぎ手の汗が光っている。
「わっしょい!わっしょい!」。





「家内安全 諸願成就 諸災消除 日夜守護」

今年も、高穂神社が見守ってくれるから、安心な一年をおくれる。
嬉しいことだ。






第800号 可愛い可愛いホワイトベア

2013年05月17日 | 我が家のもろもろ
我が家の初代パソコンは、平成14年6月に購入したもの。
現在のPCは4代目。昨年12月に購入した中古品。
何れも、デスクトップ型だ。

待ち受け画面(壁紙)は、数日で勝手に更新される。
ジャンルは、とても広い。

困っていることは、孫のお気に入り写真を飾っても、更新されてしまうこと。
自動更新を停止させる操作はあるのだろうが、中古品ゆえに「取り扱い説明書」がない。
また、深く探求する意欲もない。

先日、こんな写真があらわれた。



実に可愛い。
これに似たような光景は、4年前の9月に、札幌円山動物園で観た。
そして現在も、同じ園には生まれて間もない2頭の白熊がいる。
元気よく動きまわっている姿を、テレビが伝えている。

この掲載写真もシステム上、数日で消えてしまったのは残念。
もっともっと観たかったのに。

本ブログは、この号で800号の節目を迎えることができました。
第1号は、2476日前の2006年8月6日。
ここまで更新できましたのは、皆様のおかげです。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。



第799号 さくら満開の五稜郭を散策(ブルブル)

2013年05月14日 | 公園
12日は、五稜郭公園のソメイヨシノ桜が満開となった日。
昨日、午後から出かけてみた。

空はどんより。
車をおりて、風の強さと冷たさにびっくり。

ここは、一の橋手前の広場。
19日に行われる「箱館五稜郭祭」の、パレードに登場する艦船を展示中。



公園で唯一の遊具施設である「貸しボート」。
秋が深まるとボートは陸揚げ。半年間の冬眠に入る。
私が子供のころは、約20そうの姿があったと思うが、現在は10そうほど。
冬はお堀が天然のスケート場。
一日中滑っていた。



ふじ棚入り口右に咲く「ウエルカムさくら」は、今年も美しい容姿でお迎え。
ありがとね。



ふじ棚を通りぬけて左折。
老骨さくらは、まだ美しい花をつけてくれた。
幹はほとんどが朽ち果て、空洞ながらも頑張っている。
人生の指針になりそうな気がする。



中央広場には、復元なった江戸徳川幕府が蝦夷地最大の建造物として建設した「箱館奉行所」の一部がある。全体の大きさは、約900坪あった。
今回の復元で、見送られた棟続きの「お奉行公宅部分」と「警察・裁判部分」も早期に復元して欲しいものだ。

近くの川から取水し、郭内には上水道を引き込んだ。
お堀の底は、「ハイフォンの原理」で通過させた。
設計者の四国・蘭学者は、かなりの優れ者。

昭和29年には、函館で開催された地方博覧会・「北洋博覧会」の、第二会場として、多くの見物者で賑わいをみせた。



偶然の出来事だった。
本物の新郎新婦。結婚の記念写真撮影という。
皆から「おめでとうございます」「有難うございます」。
微笑ましい光景だった。



これが当公園の標本木。
季節が近づくと、気象台の係官がここに通い状況を公表する。
裏門橋近くにあり、予想よりも巨木だ。





五稜郭は、大正3年に市民に開放された。
それまでは、陸軍省が所管し、主として練兵場などに使われていた。
同年、さくらが植樹され、現在はその数約1,600本。
品種は、ほとんどがソメイヨシノ。

函館のランドマークの「五稜郭タワー」は、この時期、書き入れ時。



催事ホールである「アトリウム」では、歴代の「箱館五稜郭祭」のポスター展示。
これは今年開催のもの。
よいお天気に恵まれますように。



五稜郭公園散策の仕上げはココ。
六花亭五稜郭店。



大窓から眺めるさくらの絵は、超名画。



一人で留守番をしているミケにお土産を(北の山里、バターサンド、おふたりで)。

徳川幕府が、外国の脅威に備えて造った「軍事施設でもあった・五稜郭」。
広さは、札幌ドームの5倍の約25万㎡
市民に開放されてからは、憩いの場として、生活に潤いをプレゼント。
「先人が残した尊い遺産」を、これからも大事に守って行かねばならないと思う。

手袋が恋しかった「さくらの五稜郭」の散策であった。























第798号 「八重の桜・・ですか?」  「いいえ!NHKの桜です」

2013年05月10日 | 放送局
一昨日、遅れていた函館の桜が、ようやく花びらを見せた。
「ソメイヨシノの開花宣言」である。

それからというもの、エネルギーを溜め込んでいた桜は、市内あちこちで開花。
町の中は、一気に色づいてきた。

ここNHK函館局の前庭は、ミニ桜博物館。
昭和47年から、著名な桜学者・浅利政俊さんの力添えがあって、植樹が始まった。











11品種、16本が植樹されており、市民を楽しませてくれる。

こちらの局は、以前から局周辺の環境整備に力を入れている。

旧局舎が、元町(汐見町)ロープウェイ山麓駅駐車場下(幕末の東北南部藩陣屋跡地)にあったときも、桜が植栽されていた。
見晴らしは、極上のロケーション。
何度か、弁当を広げた記憶がある(可愛らしい?小学生のころ)。

今年の大河ドラマのテーマは、「さくら」「桜」「SAKURA」。
前庭の桜の満開日は、あと数日。
ドラマも間もなく前段のクライマックスを迎えるようだ。
気を抜いて観ることはできない。


第797号 松井秀喜選手の受賞に想う

2013年05月06日 | スポーツ
5日、元プロ野球選手・長嶋茂雄さんと松井秀喜さんのお二人が、そろって「国民栄誉賞」を受賞された。
真に嬉しく、心からお祝いを申し上げます。

国としては、授与のタイミングを慎重に見計らっていたのであろう。
長さんの挨拶は、病気を感じさせないしっかりとした口調であった。
涙ぐんでしまった。

松井選手の挨拶では、「全ての人々へ、感謝」の気持ちを伝えていた。
心大きい選手魂の持ち主と痛感した。

私たち夫婦は、松井選手のご実家を遠望したことがある。
それは、平成17年4月13日のこと。
「愛・地球博と桜舞う京都・高山・金沢・六甲山夜景の旅」の道中出来事。
そのときに書き記した「旅日記」には、次のようてあった。


~ 小松市は、石川県では県都・金沢市に次ぐ第二位の都会で、人口は約109,000人。
国際空港・小松空港があり、プロ野球選手・松井秀喜氏の実家がある。

隣接する{松井秀喜野球の館}よりも、実家に来るファンが多いらしい。
バスから遠望できたが、屋根が明るい茶色としか見えなかった。
当地限定の「松井秀喜サブレー」が名物。
男の子供たちに喜ばれるので、求める人が多い。~ と、あった。

瓦屋根は、今でも鮮烈に記憶にある。

改めまして、本当におめでとうございます。
健康に留意されまして、お元気でお過ごしください。

今日の函館は、冷たい雨。
北海道一の桜の名所・松前公園では、今日が「ソメイヨシノ」の、開花宣言。
おそかった。遅かった。
これから、開花が道内各地に広がって行く。
本当に楽しみだ。







第796号 ピンチヒッター「スイセン君」

2013年05月04日 | 我が家のもろもろ
今年の大型連休の天候は、不順で低温続き。
そのせいで、桜の開花は遅れに遅れ、連休中に咲くのは無理のようだ。

悲鳴を上げているのが、臨時仮説店舗。
土地借り上げ料や電気料などの負担があるのに、売り上げは超低調。
「生活保護でも受けなければ、ご飯を食べられないよ!」と、胸のうちを語る経営者さんも。

このブログでも、函館さくら、五稜郭さくらを紹介しようと考えていたのだが・・・。
しびれをきらし、代替花に登場してもらうことに。





「ピンチヒッター」は、我が家の庭に咲く「スイセン君」。
こちらは、低温続きが受け、花が長もち。
例年なら花を落としているのに。よかったね。

なんとか、連休中は、持ちこたえて欲しいもの。
都合のよい考え方で、申し訳ない。
スイセン君、ごめんね。