ミカエルの函館散策記

美しい夜景と異国情緒溢れる町・函館。
名所・旧跡・食べ処をご紹介していましたが今や万屋。
ご訪問に謝々。

第664号 二つの味を同時に!

2011年09月27日 | 料理
どちらも我が家にある”切干大根”と”干しひじき”。
それを食べたくなった。「別々に作る?」
「いやー、手間だから一つの鍋にしよう」ということになった。

しかし、戻す時の容器は別々。
水を3回取替え、手で水分を切り、鍋にサラダオイルをしいた。
二種類にピーラー引きの人参を入れ同時に炒めた。

水をひたひたになるまで入れ、刻み小揚げを加え、
顆粒鰹だし、味醂、酒、めんつゆ、醤油の調味料で味付け。
アルミホイルで落とし蓋をし、コトコトと煮込む。
煮汁が三分の二になったら火を止める。

きぬさやは、別鍋でさっと茹でて、盛り付けの時に飾る。
彩が鮮やかになって、これで出来上がり。

 

干した物を水で戻す時、どの位のボリュームに膨れるのかを予測するのは、難しいところ。
今回は予測よりも多くなって、二人ではギブアップする量。
ご近所にお福分けした。
味は薄めだから・・・どうだったかな?


ミカエル

第663号 進んでいる災害時の優れもの

2011年09月25日 | 我が家のもろもろ
20日、大型台風15号が襲来するというので、近くのホームセンターへ行き、
災害グッズを物色することにした。

センターでは、”災害グッズコーナー”を設け、これら商品販売に力を
入れているのがよく分かった。

この中から、”多機能ラジオライトバナナ型”を見つけ、レジへと
足を運んだ。

 

 

どんな機能が内蔵されているかといえば、
①充発電 ②LEDライト ③AMFMラジオ ④緊急サイレン ⑤携帯電話充電。

これだけの機能を持ちながら
①重量=230g ②サイズ=W180×D60×H60mmとコンパクト。

価格は、1,980円也。

メーカー=ELPA朝日電器株式会社 商品のHPはこちらから


絶対のお買い得商品。
しかし、携帯電話の充電機能までが内蔵されているとは・・・。
”携帯なくして現代社会は動かず”か。


ミカエル

第662号 フサフサの復活を求めて

2011年09月22日 | 我が家のもろもろ
40代までは毛髪がフサフサワンサカ。
毎月の調髪の際、そいでももらっていた。

退職後は、手入れを怠ったせいか、後頭部頂上が薄くなり、
とうとう地肌が見えてきた。(涙)

一番の苦手は、葬儀会場。
なるべく後部の端の席に座るようにしている。

遅くはなったものの、なんとかこの姿を改善できないいものだろうか?
と、考えていた。

思いついたのがTV通販の薬用育毛剤”疳気楼(かんきろう)”。
お試しセット(500円)をお願いして効果の確認をした。
「いける。これはいけるぞ!」。
地肌の面積が心持、小さくなってきたような。
そこで、本製品を買い求めることに。

 

友人に話したら、「俺も頼むかな?」。もう一人友人が増え、私も含め3人。
共同購入をすることに。
およそ2二ケ月分(150ml)を単独購入した場合、5,600円+送料600円。
3人で共同購入すると5,250円で、しかも送料なしととてもお得。

再びのフサフサを願って3人は、朝晩の二回、懸命のマッサージ。

後頭部のみの”光源氏”よ、いざさらば!かな?

”かたせ梨乃さん”、函館疳気楼会3人が逢いに行きますからね!

疳気楼のHPはこちらからどうぞ!


ミカエル

第661号 修道院のアイス

2011年09月18日 | 美味満足技処、買い物処
函館に隣接する北斗市(旧上磯町と大野町)。
ここの海沿いにある国道から修道院の標識を山側に入ると、
中腹までの道路は一直線。
かなたにフランス人が創建した男子(トラピスト)修道院がある。
堂々としたレンガ造りの院舎は時にTVCMやドラマ背景に使われる。

そこの直営売店では、今年からソフトクリームを発売した。
当分はバニラのみで、カップとコーンの二種類で一個320円也。

 

修道院では酪農が盛ん。
高品質のバターと牛乳がたっぷり。これらが濃厚な味を感じさせる。

木立を吹き抜ける風、緑まぶしい採草地、静けさの中に教会の姿も
溶け込んで来て、絶妙な隠し味を忍ばせてくれる。

 

      

これからは、行楽の秋。
皆さんも味わってみませんか?


ミカエル

 

第660号 恐ろしかった洞爺丸台風(後編)

2011年09月11日 | 災害

家からのきしむ音がして怖い怖い夜もようやく明るくなってきて一安心。それとともに台風もおさまり、疲れがどっと出て眠りに。「学校だよ!」の声で目が覚め登校。
台風一過の青空が広がっていた。

通学路の電線は切れ、電柱、樹木は倒れていた。
民家の屋根が最も被害を受け、屋根本体が吹き飛ばされ、トタン、柾が飛ばされた家など無残な姿。
雨でなく本当によかったと思った。

教室に入って先生から臨時休校とともに、連絡船が沈んだことを知らされた。
携帯ラジオがない時代、停電でラジオが聞けず、また、電話とて事業所、裕福な家以外には
ない時代のに情報伝達はどうであったのだろうか?今思えば不思議だった。

同級生のなかに、連絡船乗組員のお父さんがいて、涙を浮かべていたのを今でも思い出す。


ご遺体はだいだい色の日本通運のトラックにムシロをかけられ、大森町の大火慰霊堂前広場に運ばれ仮安置されてした。

そこでもやはりムシロの上に置かれていた。
せめて毛布はなかったものかと。検死は堂の中で行われ、火葬場は函館市内だけでは対応できず、近郊町村の応援を得た。



台風のなか、どうして船長は出航したのか?いろいろな噂が飛びかった。
この事故がきっかけになって、青函トンネルの着工が急がれた。(結び)


                    



第659号 恐ろしかった洞爺丸台風(前編)

2011年09月08日 | 災害
57年前の9月下旬、青函連絡船「洞爺丸ほか4隻」が函館湾内で転覆し、1,430人が亡くなった。
沈没であれば、生存者は多かったと思うが、何しろ転覆。
脱出が困難だったに違いない。

多くの遺体が収容された七重浜には、慰霊碑が建っている。

転覆させた強烈な台風15号が函館に上陸したのは、私が小学5年の時。

夕方風が止んで外に出て空を仰いだら曇り空の中に薄い丸輪郭が見え、それが「台風の目」だった。

しばらくすると強烈な風。
当時の道路は未舗装が多く、小石が風に吹き飛ばされガラスを直撃。
何箇所も穴があき、そして停電に。
現在のように早期復旧などなく、暗黒の世界が広がっていた。

このとき、私は母の実家に預けられていた。

玄関は3畳間ほどの広さがあって、自転車を置いていた。

後輪が浮き上がるタイプのスタンド。
そして、後輪に発電機がついていたので夜中中ペダルを踏んで、何とか室内は明るくなった。

大きな風音、飛来物がぶつかる音、建物からきしむ音に恐怖を感じ、
これに雨でも降り出したらどうしようか。

一刻も早く夜が明けるのを待っていた。

                     (次号へ続く

ミカエル


第658号 北海道を避けた、台風12号

2011年09月05日 | 災害
現在の時間は、5日の午前4時。
外へ出てみたら、①風はいつもより強く、枝を震わせている。
②雨は霧雨程度と比較的落着いているように感じた。

昨日の朝は。青空が広がり無風状態だったから、”これから台風がやってくる”
とは、とても思えなかった。

今日の天気予報は、北海道に上陸の兆しはなし。
しかし、午後から風雨が強まると解説していた。
何事もなく、穏やかであって欲しいものだ。

今回の台風被害に遭われた皆様方、心からお見舞い申し上げます。

被害が特に甚大の奈良、和歌山、三重。
こちらに観光で訪れたのは、平成17年10月17日~20日。
旅のタイトルは”世界遺産・熊野古道と南紀、伊勢ぐるり周遊”。
美しい山林と澄んだ清流が今でも印象に残る。

その美しい光景が、力を誇示するかのように勢いをつけた濁流が
主役に替わり、人々や家を襲った。
その破壊力は”津波”と同じに思えた。

皆様方、一日も早い復興を願っております。


ミカエル

第657号 息子夫婦を迎えての朝食

2011年09月02日 | 料理
お盆が終わったある日、息子夫婦がやってきた。
「夕食はいらないから。朝飯は頼むね!」。

そのリクエストに応えたのがこれ。

 

ボリュームがあり過ぎて、お嫁さんは半分も残してしまった。
でもそこは夫婦。息子がきちんと平らげてくれた。
よかった。よかった。

食欲は相変わらず青年だ。


   ミカエル