第871号 しばらく休止のお知らせ 2014年06月24日 | 事件 このたび都合によりまして、このブログを休止することになりました。 皆様からあたたかいご声援を頂きまして誠に有難うございます。 再開のさいには、再びよろしくお願い申し上げます。
第858号 韓国のフェリー事故と青函連絡船の転覆事故 2014年04月27日 | 事件 韓国のフェリー事故で、行方不明者の捜索が進展していない。 そうなると、報道は下火になってしまった。 いまから60年前の秋、台風15号が接近中に、連絡船は出航し、当時の隣町・上磯で遭難。 救助に向かった僚船も次々に遭難。 多くの犠牲者がでた、 亡くなられた犠牲者数は、タイタニック号に次ぐ多さだった。 これはそのときに発行された号外。 強風で停電となり、真っ暗闇に放り出された人々。 陸上では迎え火を燃やして目印とした。 悲惨な海難事故だった。 韓国の皆様へこころからお見舞い申し上げます。
第840号 逃走犯、私が見た45年前 2014年01月13日 | 事件 神奈川県川崎市の検察庁舎から、極悪容疑者が逃走した事件。 新たな犯罪を起こすことなく、捜査陣によって身柄が拘束された。 近くの住民は、気が気でなかったろうに。 そして、学校も、心配は大きかったのは確かで、対応に追われていた。 私の生まれ故郷は、川崎市。 それだけに「逃走犯拘束」の臨時ニュースには、ほっとした。 ところで、私は今から約45年前に、逃走犯の生行動を見ることになった。 それは、秋の午後だったと思う。 その日、私は外勤業務で、函館地方裁判所の前を歩いていたときだ。 庁舎敷地内から、「待て!待て!」と、大きな声を張り上げながら 制服姿の数人の男性がある男を追っていた。 追われている男は見るからに逃走男。裸足でものすごい形相。 男は敷地から道路へと走り抜けた。 道路には、裁判所庁舎の補修工事のために駐車していたトラックが。 トラックの荷台には、大きなガスボンベが数本積まれていた。 男はそのトラックの運転席に乗り込んだ。 彼にとっては幸運。キーがついていたのだ。 ボンベに付いているゴムホースを引きずりながら急発進。 裁判所前の広い道路を、海岸町方面(函館港)へ向かった。 追いかけてきた看守らのグループは二手に分かれた。 ひとつは連絡のため庁舎へ戻った。(なにしろ携帯がないころだ) もうひとつのグループは、トラックを追った。 私の実況生中継は、ここまで。 私は業務中であることを思い出し、現場を離れた。 この日の夕方、テレビで「逃走男の身柄確保」のニュースが流れた。 新しい犯罪行為はなかったとも。 パトカーからでも、逃走する逮捕者がいる。 基本とされている乗車位置が守られていなかったからだ。 そのつど、再発防止が論じられるが、「のど元過ぎれば熱さ忘れる」 では、困ったもの。 関係機関は、抜本的対応策を実施に移してほしいものだ。 >