毎月、みそかが近づくと冷蔵庫および食品庫の整理をする。
野菜の半端物や賞味期限が迫っているもので一品作る。
今回の主役は「切干大根」。
宮崎産で、そちらでは「せんぎり大根」と呼んでいる。
「油炒め煮」に挑戦した。
色付けに少量の「干しひじき」を加えようと水で戻した。
ところが、想像以上に膨らんでしまった。
これでは、見た目は大根に代わって主役の座を奪ってしまい、
何だか「ひじき料理」に見えてしまい、失敗だった。
具材は、
①油抜きした大揚げ ②人参 ③ごぼう ④椎茸 ⑤私のように、
しなびた・ほうれん草 ⑥きぬさや ⑦豚肉 ⑧切干大根
⑨干しひじき
調味料は、
①サラダ油 ②味醂 ③砂糖 ④塩 ⑤顆粒鰹だし ⑥醤油
⑦麺つゆ (※残念ながら日本酒は切れていた。)
結果的には量が多くなって、姉にもお福分けすることに。
果たして、美味しく食べてもらえるだろうか?
間もなく4月。
耕作のシーズン到来である。
今回の津波で、田畑は流れ込んだ海水の塩分で、
劣悪な環境になってしまった。
また、近海で漁をする船は転覆、漂流、陸に押し流されてと、
すぐの出漁は困難なようである。
これに、原発事故による政府が出荷停止とした野菜、
風評による野菜や魚の買い控えなどもあって、
これらに従事されている皆さんの苦悩は計り知れない。
避難所で生活する方々の改善とともに、これらの事にも十分な
配慮をお願いしたいものだ。
「頑張れ!頑張れ!」の応援掛け声も必要だが、
「頑張れる環境造り」がもっと大切だと思う。