ミカエルの函館散策記

美しい夜景と異国情緒溢れる町・函館。
名所・旧跡・食べ処をご紹介していましたが今や万屋。
ご訪問に謝々。

第454号 銀杏は黄色に!

2009年10月30日 | 通り、坂道、散策路

ここは、産業道路と市電湯川終点との交差点 。
右端には湯倉神社が位置する。

街路樹として植えられたもので、。秋になるとご覧のように市民の目を楽しませてくれる。
性別は皆オス。

 

だから、笑点の「三遊亭小遊三師匠」にはお気の毒。

信号待ちのドライバーは、束の間の目の休息をしているようだ。


               

 

 

 


第453号 紅葉のじゅうたんを踏みしめて

2009年10月27日 | 公園

台風一過の今朝の函館は、多少風が強かったものの、青空が広がり清々しい秋の朝を迎えた。
近くにある「名園・香雪園に 行って見た。
ここは、函館一の紅葉どころだ。

      

台風の被害もなく、今が最も美しい。
奥へ進むと木漏れ日がさし、幻想的光景が目に飛び込んできた。

 

この名園を、別荘として明治に造ったのは「岩船峰次郎氏」。
行商から身を興し、函館有数の呉服商になった氏。
昭和になってから、市民に無料開放し、その後、函館市と無償貸借契約を結んだ。

 

常時市の係員がいて、樹木などの手入れを行っている。

ここ数年前から、旅行会社のコースに組み入れられ、大型バスに対応できる駐車場を整備した。
全国ブランドに成長しつつある「香雪園」である。

 

 

行った時も大型観光バスが三台駐車。
園内に入るとあちこちから「綺麗だね。素晴らしいね」の声。

「どちらからですか?」。
「関西からなんですよ」と、会話が弾みだした。
二年前にも関西の方がいらしていた。

 

出発のバスに手を振った。
「また、どうぞいらしてくださいね」。
心の中で、そう叫んでいた。

 

              

 

 


第451号 やってくれた「スレッジ」!

2009年10月22日 | スポーツ

以前、プロ野球は私は中日ファン。ミケは巨人ファンだった。
しかし、日ハムが札幌に本拠を移してからはハムファンになった。買う製品はもちろん「ニチハム製品」。

特にミケは、試合中継があると、テレビに釘づけ。
「お父さん、観て観て、勝ち越しのヒットを打ったわよ!」
稲葉選手が登場すると‘函館版稲葉応援フォーム」。
座っている飛騨産家具が大きく揺れる。

昨夜のクライマックスシリーズ第二ステージの初戦。
ダルと楽天・田中との投げあいが観たかったのだが・・・。

9回裏の土壇場で「スレッジ」が逆転満塁ホームランを放ってハムを勝利に導いてくれた。
有難う。「スレッジ」。
札幌ドームの観客も、ミケも涙、涙。
やはり、地元球団には親近感、愛着心が湧くもの。

「フレー、フレー、ニチハム!」。


               

 

 


第450号 外人墓地通りのオアシス~モーリエ

2009年10月19日 | 美味満足技処、買い物処

西部地区でゆったりできるのがここ「カフェテリア・モーリエ」だ。
所在はちょっと分かりづらいが、、コーヒーの行灯看板を見つけたら半分は所在にタッチ。
墓地の中を歩いて辿り着く。 

 

昼食は済ませていたので、お願いしたのはクッキーセット。
チョコ、アイス、クッキーが「カエル」の容器に盛り付けれご登場。
「あら、ミカエルさんに相応しい容器でしたね!」と、ここの奥様。

 

こちらの環境の「売り」は静寂さと海の眺め。
とても落ち着く。

 

奥様は、地元商店街で結成した「チンドン」のメンバー。
アコーディオンを担当。
スリットの深いチャイナ服がなんとも悩ましい。
懐かしさと珍しさもあって、あちこちのイベントにひっぱりだこだ。

店内のインテリアはご覧の通りのクラシック派。
これが余計に落ち着きさを増長させる。
映画やTVドラマのロケ地として数多くの作品に登場した「モーリエ」。
大人のお休み処としてピッタリ。

 

 所在=函館市船見町23番1号
 電話=0138-22-4190
 定休日=月曜日(祝日のときは翌日)、第一、第三火曜日。
 営業時間=4月~9月 11:00~19:00
        10月~3月 11:00~18:00

どうぞ、お出かけください。


                  

 

     


第449号 ひっそりと碧血碑!

2009年10月17日 | 教会、寺院、神社、墓地、碑、像

立待岬の帰路に、必ず御参りするのがここ碧血碑(へっけつひ)。
明治元年、京都郊外の鳥羽伏見で新政府軍と旧幕府軍が衝突。
戊辰戦争の始まりだった。

幕府軍は流れ流れて蝦夷地まで。
明治2年5月、箱館総攻撃となって五稜郭に本営を置いていた幕府・榎本軍は降伏。
この碑は、旧幕府軍の戦死者を祭るため明治8年に建立された。 
碑の題字は、榎本軍の陸軍奉行・大鳥圭介とも言われているが定かではない。

官軍の戦死者は、一人一人に墓碑が立てられ埋葬された。
その歴史は、靖国神社よりも遡る。
この官軍墓地(函館山麓・護国神社)の造営にあたっては、幕府軍の捕虜が使役された。
さぞかし悔しかったことだろう。

      

いつもなら碑元に千羽鶴があるのだが。
見当たらない。どうしたのだろうか?

 

答えはこの東屋にあった。
近くのボランティアの方々が冬篭りの支度。
きちんとビニールに包まれて保管されていた。

 

戦死者の多くは、明治政府の命によって野ざらしのまま。
野犬やカラスによって傷められた。
収容され、この碑に埋葬されて安堵したことだろう。

この後も、鹿児島で殺し合い(西南戦争)があったとは・・・。
近代明治が産声をあげるのには、まだまだ時間がかかっていたようだ。


                  

 


第448号 晩秋の立待岬

2009年10月15日 | 展望処

連休の最終日とは言っても私にとっては永遠の連休日。
西部地区を訪れてみた。
最初は市立博物館へ。
この記事は後日に掲載することに。

次に訪れたのは「立待岬」。
森昌子さんが歌ってからは全国ブランドになった岬。
ほかに南極大陸の日本基地地図にもこの名が記されている。
他都市ナンバーの車が駐車場にいっぱいだった。

 

昭和までは自殺の名所だった。
今でも地元警察署が年一回、遺体収容訓練をしている。
このように厳しい断崖が待っているからだ。

 

岬名物の売店が営業中。
飲み物やツブなどを販売。
このお店の方の温かい言葉で、自殺を踏みとどまった人もいたとか。
「いつまで営業ですか?}
{11月中旬まででしょうね。お天気しだいですが」。

 

岬の突端から市街地を眺めた。
左に大沼駒ヶ岳の頂上が見えて満足。
ゆったりのんびり眺めていた。

 

岬への道路は雪とともに閉鎖される。
雪虫が飛んでいるから、それは間もないようだ。

 

                 

 


第447号 息子の釣果は味噌汁に!

2009年10月13日 | 我が家のもろもろ

息子が小学生になるのを待って、海釣りに連れ出した。
高校生までは私と一緒だったが、大学に入ると私を置き去りにして友人 と行くようになってしまった。
俗に言う「親離れ」だ。

彼は社会人になっても暫くの間は出かけていたが、いつの間にか休止に。
それが今年になってカンバック。
どんな心境の変化があったのだろうか?
この連休にも真夜中に出かけていった。

7時ごろだった。
「ただいま!」。
「お帰り。どうだった?」。
「まー見てよ!」
クーラーボックスには、カレイ、アブラコ、エゾアイナメ(どんこ)、ソイで大漁。
一番の大物はソイで、30センチほどあった。

 

早速、ソイを朝の味噌汁にすることに。
元気に動いているので、頭に新聞紙をかぶせてからぶつ切りに。
子持ちだった。長ネギと豆腐を入れて頂いた。

 

「うーん、美味いね!有難うね!」とミケも。
「本当だ!これは美味いや!」。
35歳になる息子の目は輝いていた。

50歳までは、元日から二人で釣りに出かけていた。
ファッションはスキーウエア。
雪の日もあったし強風の日もあった。
いつでも大漁だったのは私の鼻水。
伝授した釣り技術をマスターした息子に、心の中で拍手した。


                 

 

 


第446号 お洒落な洋菓子店

2009年10月11日 | 美味満足技処、買い物処

先日、友人がやってきて一緒に夕食を。
「どうだい、夜のおやつはケーキにしないかい?」
「いいねー。だったらタンドゥルのを味わいたいなー」。
「じゃあ、行ってみるか!」。

このお店は、日中よりも夜の方が外観も内部も幻想的になる。
洗練された製品もさることながら、インテリアも光り輝く。
店員さんの制服もハイセンスだ。

 

入り口そばには、こんな綺麗なティールーム。
ケーキやデザート類を楽しめる。

 

求めたのは4点。
上2列が「バナナ デザート」。
下左が「アップル パイ」、右が「タルト オートンヌ」。
斬新さが窺えた。

 

北海道はスイーツ王国。
それは・・・小麦粉、砂糖、乳製品などの一大生産地だから。
食材の安全、安心さは保証済み。
これからも成長が期待できる業界だ。

正式店名=ドゥ・エ・タンドゥル(仏語で「甘くてやさしい」の意味)
店舗所在地=函館市花園町27番(花園十字街近く)
営業時間=10:00~20:00
電話=0138-55-5755

「秋夜長 男二人は スイーツでカンパイ!」。

 

                   

 


第445号 秋深まる修道院

2009年10月08日 | 教会、寺院、神社、墓地、碑、像

家の近くにある 「トラピスチヌ女子修道院」。
散歩するときは、必ず立ち寄る。
昨日も行ってみた。
観光シーズンが一段落し、周辺も含めて静かな佇まいを見せてきた。

近くの売店では、ベンチに腰を下ろし「ソフトクリーム」を食べてた観光客の姿があった。

 

修道院に入ると迎えてくれるのが「ミカエル像」。
院を護っているようだ。

      

鐘楼をバックに立つ「マリア像」。
記念写真の人気場所になっている。
鐘楼で打ち鳴らす鐘の音は、風向きによっては家に届く。

      

前庭の左隅にある「ルルドの洞窟」。

 

赤レンガ造の本院棟が、太陽に映えて美しい。
青空に浮かんだ真綿のような雲。
風に流されゆっくりと進む。
枯葉が足元を飛んでゆく。
秋の深まりを感じさせる修道院だった。

 

数年前から、院は各種のイベントに参加。
院内に男女を問わず招いてくれる。
私は2回入館できた。
厳しい入館制限が、緩和されつつあるのは嬉しいことだ。


                

 


第444号 今年も暖房が入った!

2009年10月05日 | 我が家のもろもろ

秋が深まり、気温が低くなってきた。
朝起きて居間に入ると、ひんやり。
夜もそうだがストーブに点火している。
ほんの15分ほどで部屋は暖かくなるので、直ぐに消火している。

 

今年は灯油価格が安定し、、前月価格は70円。
昨年の直近月は125円だったからかなり安くなった。
明日の最低気温は11℃。
点火の必要があり。

北海道人は、室内では薄着。
これからは、給湯ボイラーと集中暖房ボイラーがフル運転。
でも、安心して暖かな家に居れそうだ。

 

                


            


第443号 バラが見ごろに!

2009年10月02日 | 我が家のもろもろ

「秋深し 隣は何を・・・」の季節になって、庭のバラも年2回目の見ごろを迎えた。
今年はミケの体調が思わしくなく、手入れはイマイチ。
それでも、消毒や肥料はなんとかやっていた。

娘のように可愛がっているミケのバラ。
美しい姿を誇っていて欲しいものだ。