ミカエルの函館散策記

美しい夜景と異国情緒溢れる町・函館。
名所・旧跡・食べ処をご紹介していましたが今や万屋。
ご訪問に謝々。

第155号 ひかりの贈り物~花電車スタート

2007年07月29日 | お祭り

今年も「函館港まつり」が8月1日から5日まで開催される。
このまつりを盛り上げるために、昼と夜、ご覧の花電車が運行を始めている。
まつりになると、パレードに加わり華麗な姿を披露し花を添える。

               
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港まつりの歴史は、昭和9年3月の函館大火にさかのぼる。
この大火で市街地の三分の二が焼け、焼失家屋約23,000戸、死者2,166名という大きな被害がでた。

市民はすぐに復興に立ち上がり、全国、海外からも援助の手が差し伸べられるなか、復興は急ピッチにそして順調に進み、一時は不幸のどん底に突き落とされた市民にも次第に以前の明るさが戻ってきた。
市長は、さらなる復興を進めるために、市民が一丸となれるお祭りをやって意識をたかめようとした。

 
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「第1回函館みなとまつり」は、昭和10年7月に開幕、この発想は大当たりとなった。
市民はこれまでの苦労を忘れるかのように祭りに興じ酔いしれた。

昭和30年代までは今の倍以上の花電車が運行され、日本髪を結った綺麗どころが乗り込み、要所要所で踊りを披露したものだった。

函館最大の祭りは間もなく開幕、踊りに汗を流し、短い北国の夏を満喫して欲しいものである。

                  ミカエル 

 

 


第154号 これが復元される箱館奉行所

2007年07月27日 | 旧跡、史跡

所在地=函館市五稜郭公園内

 
完成予定写真(※ この写真を拡大する。)   復元工事中の現場

函館山の麓、現在の元町公園内にあった箱館奉行所は、国際開港地になってから
防御上の理由などから、1864(元治元)年に五稜郭に新築移転をした。
場所の選定にあたっては、
1.艦船積載の大砲の射程距離(3km)から外れること。
2.箱館市街地から離れすぎないこと。
3.箱館港、津軽海峡を見渡せる場所。が条件となり、この地に決定したという。

外国の脅威から箱館や蝦夷地を守るために造られた奉行所であったが、榎本軍と明治政府軍との日本人同士の争いの舞台になったのは悲しいこと。
明治4年から、国内にあった城は取り壊され運命をたどる。
この奉行所は、その解体材を札幌に建設する「開拓使本庁舎」に使う目的で取り壊された。

復元工事は昨年8月の安全祈願祭後に着工、2010年の完成を目指している。
復元するのは全体の三分の一の約1,000㎡。
対象となるのは、奉行所の玄関、表座敷、執務室に瓦屋根の御殿様式の外観、主要部屋には当時の調度品を置く。
残念ながら、お奉行の居住部分は見送られた。総事業費は約33億円。

この地五稜郭にあった初代奉行所は、執務開始後激動を迎えながら僅か8年の短い運命だった。
平和な今の時代に生まれ変わる箱館奉行所。
市民や観光客の皆さんに永く愛され、幕末文化を後世に伝えて行きたいものである。

5月の大型連休には、見事な桜とともに奉行所もぜひご覧になりませんか?
完成後、皆様のお越しを心からお待ちしております。
今朝の函館は晴れ、暑くなりそうです。

                    ミカエル

 

 


第153号 どうにも止まらない~灯油の値上げ

2007年07月25日 | 我が家のもろもろ

梅雨明けを迎えた地域の皆さん、ジメジメ、ムシムシとようやくお別れですね。
しかし、明ければ明けたといって、今度は本格的な暑さとの戦い、クーラーは大忙し、体調管理が大変ですね。
そんな中での灯油の話題は、的を外れているとは思うのですが・・・。

           

これは、我が家の灯油ホームタンクで450リットル入ります。
北海道のほとんどの家に設置されており、なくてはならない越冬必需設備。
このタンクから室内のボイラーやストーブへ灯油を送り出しているのです。

北海道の家庭エネルギーの使用形態は、次の3パターンに分類されます。
1.炊事はガス、給湯・暖房は灯油の併用住宅。
2.オールガス化住宅。
3.オール電化住宅。
我が家は1の併用型。

今月上旬、灯油を購入している市民生協から「価格改定」の通知がありました。
これまでの1リットル税込み価格73円が77円になるというもの。
3年前の冬が灯油の底値時期で41円、実に88%のアップに。

我が家の年間灯油使用量は、約3,500リットル。
今回の値上げで年間14,000円の持ち出し増。
3年前と比較しますと実に126,000円増にもなります。

もたもたしていると厳しい冬がやって来ます。
地球の神様には申し訳ないのですが、温暖化の影響をもろに受け、暖かい冬であって欲しいと願ってもいます。
自衛策として家の暖房を止め、暖かい図書館へ避難、教養を高めながら灯油節約を図るという一石二鳥策も真剣に考えているのです。
こうならないように、「値下げの価格改定通知」が、来ないかなぁー。(ムリ、ムリ)
(※ クーラーがありませんので、夏場の電気代は約6,000円と低いんですよ。)

                   ミカエル  

 

                     


第152号 文化の薫りも~お菓子の六花亭

2007年07月22日 | 美味満足技処、買い物処

所在地=函館市五稜郭町27番6号
名称=六花亭五稜郭店(本社=北海道帯広市)

 

以前、札幌へ出張の際のお土産といえば、妻は六花亭の「北の山里」、長男は「マルセイユバターサンド」だった。
それが、3年前の4月、五稜郭公園の傍にこの直営店がオープンしてからは、このお土産に終止符をうった。

この会社のあらゆる独立店舗は、写真のとおり外観が凝っていて何の建物なのか分からないような構造になっている。
品格あるデザインと表現すべきなのか。

正面の植樹カーテンの左から入り、右に折れると大きな木の社名看板、犬の置物が「いらっしゃいませ!」とばかりに迎えている。
お店に一歩足を踏み入れると、甘い香りが漂い、高い天井と広い空間があり、正面には大窓ごしに五稜郭の四季の姿が目に飛び込んでくる。
実によく計算されたデザインだ。

 

桜のときは左側風景(拡大する)、それが終わると緑の右側風景(拡大する)にと変化する。そして紅葉、雪へと続いて行く。
まるで巨大な写真を埋め込んでいるようだ。
こんな素晴らしい場所があったのか?と、地元に長く住む私でさえ驚く。
余分な商品は店内に置かず、広い空間を作り出そうとしているように思える。

会社の方針は、単にお菓子を売るという姿勢に止まらず、音楽や文学などの文化活動にも力を注いでいる。
このお店が開店一周年を迎えたとき、店舗を仮コンサートホールにし、市民を招待しての弦楽演奏会を開いてくれたのはその活動の証しだった。

従業員教育も徹底されており、応接態度は申し分がない。
お店に併設されている「喫茶コーナー」はデザートメニューが豊富、素晴らしい眺め
とともに楽しみたいものである。

                     ミカエル 


 


第151号 キャスト村はてんてこ舞い 野外劇

2007年07月19日 | 展覧会、催事など

所在地=函館市五稜郭公園内

函館野外劇が上演される日、キャスト村を訪れてみた。
私も10回ほど出演した時に使わせてもらった通い慣れた村だ。
ここは、上演期間だけ開かれ変身ができる夢の世界だ。
勤務や学校を終えた方々が集まってきて、出演衣装に着替える。
衣装さん、着付けさん、メークさん、小道具さんはてんてこ舞いとなる。

では、どんなストーリーなのか?先ずは昨年の舞台をダイジェストでご覧下さい。
 http://www.yagaigeki.com/

 
進行係となる長老とコロポックル。セリフ合わせのリハーサル中。
  腹が減っては戦ができぬ。函館名物バスラーメンが登場し賑わいをみせる。

 
この方が五稜郭や弁天台場を設計・監督した武田斐三郎氏。
頭脳明晰で東大の前身校の教授になって箱館を去った。
  このような衣装ハウスが6棟。ありとあらゆるタイプが1,000人分はあると思う。
手作りの物もあるが、貸衣装業者や市民からの寄贈も多い。

 
ドサンコという小型の馬が4頭出演し舞台を盛り上げる。
出来のよい日には人参がもらえるという。もちろん飼い主も武者姿で騎乗する。
  船は軍艦・甲鉄も含め、10数隻が堀を走る。
船上で待機しているのは、高田屋の船頭に扮した人たち。

 
大店の主人。いかにも金持ちに見える。(お金、貸してよ!)
  万国旗を持って踊るダンサー。若くて底抜けに明るい。ポーズを作ってくれた。

 
国際開港場となった箱館。やって来た各国の軍の士官たち。国際親善中か?
   町娘たち。早替わりして何役もこなす。若いだけあって動きは敏捷だ。

 
淡路生まれで箱館の豪商・高田屋嘉兵衛の店で働く手代たち。
嘉兵衛を描いた小説に、司馬遼太郎氏の「菜の花の沖」がある。
  やはり、万国旗を持って踊るダンサー。位置の打ち合わせらしい。

 
艶やかな花魁。着付けもメイクも完了。出番まで椅子に腰掛けて待機。
かんざしの一部は5年前に私が作ったもので○○のリサイクル。
   近くの町内会の有志一同。記念にパチリ。

 
ハイカラさんです。どうです、この艶やかさ。
ご主人に見せたら「ホレナオシ」間違いなし。このまま帰られたら?
   男性のハイカラさんと神父さま。よくお似合いです。

こうして、パチリパチリやっているうちに、太陽がすっかり西に沈み、開演の時刻7時半が迫って来た。
約500人のボランティアの方々は、気を引き締め順次舞台裏へと向かって行った。
「星の城 明日に輝け」は、今夜も大勢のお客様の拍手で迎えられる。
開演の音楽は流れ始め、私はキャスト村をあとにした。

函館野外劇関連マイブログは、こちらから
http://blog.goo.ne.jp/mikaeru171/d/20070702

                      ミカエル

 

 

 

 


第150号 えっ!神社でワンコインランチ?

2007年07月16日 | 美味満足技処、買い物処

店名=遊膳炙家・沙羅の月(さらのつき)
所在地=函館市青柳町9番23号

第149号でご紹介した「国宝・中空土偶展」を見た帰りに、妻と一緒にお昼をここで頂くことに決めていた。
知ったのは、ブロ友の記事からで、しかも先週のこと。
お店の場所は、箱館戦争の官軍戦死者を祭る函館護国神社の境内で、杉木立があり静寂そのもの。
着いたのは11時40分、広い駐車場には大型観光バスが5台止まっていた。

 

中に足を踏み入れると、黒を基調とした落ち着いた雰囲気が迎えてくれた。
床に照明を取り付けた凝った作りの通路を進み、左に折れるとエスカレーターがあり2階へ通じる。
そこには大型水槽が2槽あって、カニとイカが元気よく、美味しそうに(?)動き回っている。

多人数向けの和洋席、ドアに替えて長い暖簾にした6人掛けのオープン型洋個室、堀ごたつ式のオープン型和個室がそれぞれ数室ある。
「500円ランチで十分」と、ブログを見て知ってはいたが、ワンランク上の「日替わりおすすめランチ(630円)」をお願いすることにした。

 

窓際の洋個室に入ったところ、左に函館港、右に大森浜から津軽海峡を望める好位置。
従業員の接遇は気くばりがあって申し分がなく、制服は、これまた黒を基調としていてシックだ。
出されたお膳には、鳥手羽と大根煮、サバの味噌焼き、イカ刺身、エビとイカの天ぷら、鉄砲汁、漬物、ご飯、果物がありボリューム満点で、味付けも気に入った。

「ご馳走様でした。美味しかったですよ」
「有難うございました。お気をつけてお帰り下さい」と、外まで出て見送ってくれたのには恐縮してしまった。
国宝を見て満足、そして美味しい食事も頂いてダブル満足、幸せな一日を過ごさせてもらった。
それにしても、「レストランだけに、神社も味な事をやるなぁー」と思った。

「函館山ロープウェイ山麓駅」の斜め向かいですので、旅行者にもお薦めします。

「函館護国神社のマイブログ」は、こちらから
http://blog.goo.ne.jp/mikaeru171/d/20061210

                        ミカエル 

 

 


第149号 北の縄文ビーナス(国宝)展示会

2007年07月14日 | 展覧会、催事など

会場=函館市青柳町函館公園内 市立函館博物館本館

        

今年の6月8日、北海道初の国宝に「中空土偶(ちゅうくうどぐう)」が指定された。
この展示会が市立函館博物館で始まっており、妻と一緒に出かけた。

1階の展示ケースに収められた土偶は、高さ41.5センチ、幅20.2センチ、お人形並みのサイズだった。
両腕はなく、足がすねの部分で接合されている。
説明によれば、空洞で、約3,500年前の縄文後期に作られたと推定され、皮製服とズボンを着用、漆の彩色が施され男子らしいとの事。

発見された場所は、旧南茅部町(みなみかやべちょう)で、合併によって現在は函館市の一部になっており、噴火湾に面し遺跡が多く点在している。

昭和50年8月24日、同町著保内野(ちょぼないの)地区の畑で、所有者の小板さんが、いも堀り作業中に発見した。
クワの先が「ガツン」と音を立てたので掘り起こして見ると、人間の顔らしきものが見え驚いたという。

その後、国重要文化財に指定され、ベルギー王立博物館、スミソニアン博物館、大英博物館に展示され「北の縄文ビーナス」とも呼ばれるようになった。
どんな目的で作られたのか?興味が尽きない展示会だった。

それにしても、今まで道内に国宝が一点もなかったとは不思議。
歴史が新しいからかなぁー?
展示会は8月19日までです。
ぜひ、お出かけ下さい。

                     ミカエル

 

 

 

 


第148号 観光ガイドのテクニック 

2007年07月11日 | 我が家のもろもろ

夏から秋にかけて、我が家には内地からお客様が来られる。
当然、市内はもとより近郊もご案内している。
いつも思っていることは、どうしたらご案内がスマートで、そして印象的になるか?
という事。
そこで、テニス仲間のFさんが観光ボランティアガイドをやっているのを知り、同行させてもらいそのテクニックを学びとる事にした。

 

その日は、7月10日の11時15分。
内地からの7人の小団体、しかし大型バスでやって来られた。
お迎えした場所は元町公園。
「12時15分までに、函館山ロープウェイ山麓駅駐車場に着くように案内してもらいたい」という、添乗員さんからのオーダーだった。

Fさんは笑顔でお迎えし、簡単な自己紹介をしたあと、港を指して函館の歴史説明。
元町公園内の箱館奉行所跡、旧渡島支庁庁舎、開拓使書庫を巡りながら旧函館区公会堂へ。
そこから教会通りへ入り、八幡坂、北島三郎氏の出身校・函館西高、ハリストス正教会、大三坂、元町カトリック教会、函館聖ヨハネ教会、チャチャ登り、大谷派函館別院、二十間坂を歩き、駐車場に着いたのは指定時刻ピッタリだった。

Fさんは、お別れのご挨拶とともに「またご縁がありますように」と、五円玉をつけた「しおり」をプレゼントした。

バスガイドさんの「お帰りなさいませ」の声に迎えられ乗車。
「ありがとう、さようなら、お世話になりました」「また、お会いしましょう」、大きく手を振ってお別れとなった。

今回、観光ボランティアガイドのFさんに同行させてもらって学んだことは
1.約束の15分前には待機する。
2.心のこもったあいさつと言葉づかい(はこだて弁は堂々と)。
3.自己紹介は簡潔にきちっとする。
4.笑顔を絶やさない。
5.移動のさいには車両に十分注意。
6.慶応○年よりも、今から約○○年前の方が理解してもらえる。
7.説明物件のワンポイントと最新情報の把握。
7.印象に残るお別れ言葉と再度来訪のお願い。

我が家に来られるお客様にも、これ等の事を念頭に置き、楽しい思い出を持って
函館をあとにしてもらいたいとつくづく感じた。
自分の住む町を、ガイドされて歩くのは初めて。
新しい発見も数多くあった。
完全燃焼したFさん、本当に有難う。
緊張が解けたら急に空腹感が。「イカ刺しで、ご飯だ!、ご飯だ!」。

                    ミカエル 

 

 

 

 

 


第147号 来てくれた天使たち 七夕祭り

2007年07月08日 | 我が家のもろもろ

快晴を迎えて七夕祭りの函館、ご近所の子供たちは朝から落ち着かない。
お飾りを済ませた我が家にも、夜6時に子供たちが「ロウソクもらい」にやって来た。
 たけ~に たんざく たなばたまつり   おおいに いわおう  ロウソク
一本ちょうだいなぁ~ 


兄と妹の二人連れ。
お兄ちゃんがしっかりと妹さんをガード。
この時の出来事が、二人にとって一生忘れられない思い出として残るのでは。
二人の甚平姿がビシッと決まり、今夜のベストドレッサー賞!

続いて来宅したのは、仲良しグループ。
 
浴衣姿で統一した可愛い女の子たち。
慣れたもので、笑顔でポーズを作ってくれた。「サンキュー、セニョリータ!」

一方、男の子たちの服装はフリーだった。
リュックを背負ったほかに、レジ袋も持っている。
撮ってから気がついたが、右肩下がりの並び方、逆並びが良かったかなぁー?
「サンキュー、サムライたち!」

こうして、学校で決められた時間の8時になった。
今年、我が家に来てくれた天使は嬉しい117人、本当に有難う。
付き添いのお母さん方、ご苦労様でした。

天の川を探したが、薄い雲があって見つけられない。
でも、「ひこぼし、おりひめ」の年1回のランデブーには、このくらいのベールが必要かな?
どうぞ、お幸せな夜を!

                  ミカエル 

 

 


第146号 夏の夜のランデブー♪ 七夕まつり

2007年07月05日 | 我が家のもろもろ

間もなく7月7日、七夕祭りがやって来る。
小学生の頃、この日のためにしまっておいた果物缶詰の大きめの空き缶を取り出し、提灯作りをする。
上ぶたは完全に切り取り、底には太めの釘で10箇所ほど穴を開け、中心にロウソク立てをつけ、持ち手棒をつけると完成。

 
左写真 ※拡大する。                右写真 ※拡大する。

この空き缶で作った提灯を持って、友達と一緒に近所を回るのである。
「竹に短冊七夕祭り ♪ 大いに祝おう ♪ ロウソク一本頂戴なぁー♪」と、合唱。
この日ばかりは、親も学校も9時ごろまで歩くのを許してくれ、次の日にはもらったロウソクの本数を自慢し合い、正月の次に楽しいお祭りだった。

今はロウソクの代わりにお菓子、ヨーヨーが主流。
リュックサック、レジ袋、デパートの紙袋など様々な入れ物を持って、来てくれる。
面白いのは、浴衣姿にスニーカー履き。
我々が子供の頃は、シャツ、ズボン姿に下駄だった。

3年前から、
「七夕祭りのお飾りをしていない家には、行かないように」と、学校が指導した。
これは、一人暮らしのお年寄りへの配慮かと思う。
我が家では、
「たくさんの元気な子供達が来てくれますように、そして、
良いお天気になりますように」、そう願いながら今年もお飾りをして迎えることにした。
用意したお菓子は「うまい棒」で150人分、
{おーい、元気な子供たちー、待ってるよー」

                     ミカエル

 




 

 

 


第145号 新撰組副長も登場する ☆函館野外劇

2007年07月02日 | 展覧会、催事など

会場=函館市五稜郭町 特別史跡・五稜郭跡

毎年、夏のに五稜郭で上演される「函館野外劇」。
主催・運営は「NPO法人・市民創作函館野外劇の会」、函館地方の歴史スペクタルを音と光で75分間演じる。
総監督は劇団四季OBの沢田祐二氏。
今年も今週の6日(金曜日)からスタート、準備状況を見るためにぶらり出かけた。

 
写真左① 入場門。コンサートホール・ハーミニー五稜郭の向かいに設置。
くぐって直ぐ右に受付、入場券売り場、グッズ売り場などがある。 ※拡大する。
写真右② 明治政府軍の旗艦・甲鉄(こうてつ。アメリカの南北戦争で使われた後に政府が手に入れた)も登場する。 ※拡大する。

 
写真左③ 観客席からみた舞台。後方が土舞台、前方が潜水士の技術を借りて作ったお堀に浮かぶ水舞台。 ※拡大する。
写真右④ 水舞台でリハーサルに励む出演者。お堀を挟んだ向かい側は観客席。
本番には席の最高部にある建物から指令が飛ぶ。 ※拡大する。

ハイライトシーンは、
 1.ペリー提督箱館入港
 2.土方歳三と箱館戦争
 3.フィナーレ

この野外劇の特徴は「ボランティア」と「夜間上演」。
勤務を終えた市民ら約500人が集まって舞台衣装に着替え、二役、三役をこなしながら盛り上げる。
そして、感動的なメロディーと幻想的な照明がいつも感動を与えてくれる。

20回目を迎える国内最大規模のこの野外劇、タイトルは「星の城、明日に輝け」。公演準備は着々と進行中、皆様ぜひお出かけ下さい。

函館野外劇の上演日など詳しいご案内はこちらから。
 http://www.yagaigeki.com/

                      ミカエル