ミカエルの函館散策記

美しい夜景と異国情緒溢れる町・函館。
名所・旧跡・食べ処をご紹介していましたが今や万屋。
ご訪問に謝々。

第496号 結びの「釣りばか日誌」

2010年02月27日 | 町の話題

旅仲間のMさんが娘さんとやってきた。
「ミケさん、釣り映画、最終よ。行かない?」とお誘い。
ミケは大乗り気で「「行きたい!お父さんは?」。
「女性同士で行って、ランチでもしたら?」に納得した模様。

今回の舞台は北海道。
間もなくTV放映されるのでは・・・。

西田社員の勤務態度は、サラリーマンにとっては、夢の夢世界。
あのような会社に勤務できたらと思う。
直属の上司を飛び越えての営業行動。
あまりの契約事業に、上司は「ポカン」。
「まぁー、やるべきことはきちんとやる」これでOKかも。

       

写真はお借りしました・
息子が十代のころ、元日から鼻水たらしながら竿を投げていた。

今は「ちゃっぷい、ちゃっぷい」でご隠居さま。
だから、高齢者のご指定を受けているのかな。

 

               



第495号 ルルドの洞窟の雪は消え・・・女子修道院

2010年02月23日 | 教会、寺院、神社、墓地、碑、像

真冬日をもたらしたシベリア寒気団。
ようやく去って、やわらかな日差しと暖気がやってきた。
今日は青空が広がって、絶好の散策日和。
町内にある女子修道院へと足を運んだ。

訪れた方なら誰でも礼拝できる庭園内教会の周辺は、ご覧のとおり雪の山。しかし、入れるんですよ。

 

マリア像から望んだ北側の建物群。
11時15分とあって、午前の仕事終了の鐘が中央尖塔の鐘楼から響いてきた。
このあと、お祈りがあって、11時30分から昼食である。
「どんな修道女が鳴らしているのだろうか?」。
想像の心が動いた。

現院長は改革派。
男女を問わず住民を院内(一部)に招き入れてくれる。
しかも、お土産つき。
敷居の高さが薄らいできたのは喜ばしいことだ。

 

ルルドの洞窟は南向き。
お日様がよくあたる場所とあって雪解けが早い。
周辺には「ゆきつり」があって、和洋折衷の光景に微笑む。

 

庭園内の木々はまだまだ深い冬眠中。
広い駐車場には、大型バスが2台。
園内ですれ違った方は、外国からの観光客数名のみ。
今なら落ち着いた雰囲気の庭をゆっくり歩き、眺めることができる。
贅沢だと思う。

 

本格的観光シーズンまで、あと二ヶ月。
この静寂さを、これからもしばらくの間、体感したいと思う。

あっ、そうそう。
園内売店での買い物なら「マダレナ」をお薦め。
修道女の手作り菓子。常温で保存できます。


                

 


第494号 あなたも外国人観光客のおもてなし役に!

2010年02月20日 | 町の話題

先月、函館商工会議所から封書が。
開封すると「外国人観光客受け入れ研修会」への参加案内だった。
「何で私に?」。
案内状発送先は、観光関連団体と函館検定合格者と知り納得。
研修会は、今週17日、JR函館駅前のホテルで開催された。

 

主催は「社団法人・日本観光協会」。
共催、協力団体として9団体の名があった。

講師(2名)と演題は、
①日本観光通訳協会会員・本間敏彦氏
 「外国人観光客への接遇のあり方について」

②ようこそさっぽろ編集長兼東京大学大学院情報学環産学官連携  特認研究員・杉山幹夫氏
 「役に立つと思い込んでおもてなし」

 

会場は252席が用意されていたが、空席を見出すことはできないほどの盛況ぶり。興味を持っておられる方々の多さに驚いた。

講師のお話を要約すると次のとおり。
①その国の、文化、宗教、食を理解すること。
我が国のそれらも知ってもらえるよう努力すること。
②困っている方を見つけたら、恐れずに接し、相談、案内してあげること。
③自分一人で手に負えない場合は、他の人の力を借りたり、公共の案内施設を紹介すること。
④国が違っても、人間の心は同じだと信じること。
⑤自分が外国旅行中のヘルプを想定してみよう。
ここに、答えのヒントが隠されていること。
⑥結論は、「真心のおもてなし」に尽きること。

 

研修会終了後、立派な「受講終了証」を頂戴した。
末尾には「おみやげに笑顔を渡そう」のひとこがあった。
この証に負けないよう、積極的に外国人観光客と接していかねばならないと思った。

       

有意義な研修会に参加させていただき感謝感激。
関係者の皆様、ご苦労様でした。
そして、お疲れ様でした。

~みなさんは、この町の資産です。ひかりなのです。
光っていると観光客がこられるものです。~
 杉山講師のお言葉

~一期一会は、一期一会のままで。
それがよいかと思います。~
 杉山講師のお言葉



               

 


第493号 今度は大金が懐に・・・かな?

2010年02月18日 | 我が家のもろもろ

グリーンジャンボ宝くじが発売になった。
昨年暮れの年末ジャンボ宝くじでは、10,000円をゲット。
昨日換金し、夕食を食べに湯の川温泉街へ繰り出した。
とは言ってもこの金額では、ゲストも含めた4人の単価は知れたもの。

冷えていたので行ったお店は、人気が高い「ラーメンの一文字」。
松倉川河口のすぐ傍に位置する。

 

私は「辛味噌ラーメン(780円」を注文。
4人合計で3,560円也と質素。

 

残金で21枚買える。
運が向上している。
「億万長者になれるのは、決して夢ではない!」と確信しているのだが・・・。

「神様、仏様、そしてミカエル様。哀れな老子羊にお慈悲を与えてください」。      


このグリーンジャンボの販売は、3月5日まで。
ただし、枚数限定なので売切れ次第終了。
詳しいことは、こちらからどうぞ。

 

              


 


第492号 今年も税金の還付金が・・・ 

2010年02月15日 | 我が家のもろもろ

今年も、所得税確定申告のシーズンが迫ってきた。
還付に該当する者の申告は既に受け付けている。

「今年はどうかなー?。
パソコンから申告書を作成してみた。
「今年も還付だ!やったー!」。

早速、税務署へ提出することにした。
還付額は、12,205円。
少額ではあるが我が家にとっては、嬉しいプレゼントである。


                 



第491号 怒りが爆発!(越境操業)

2010年02月11日 | 町の話題

このブログでは、政治的発言や事件に対するコメントは控えてきた。
しかし、今回の「漁船越境操業」には、怒りを押さえきれないのでひとこと。

旅行で、知床から望んだ「国後島・くなしりとう」。
「あれが、日本固有の領土なのだ!故郷を思う人々の気持は、どんなものだろうか?」。
亡くなった森繁さんが歌った島でもある。

その島を巡っての「越境漁業操業」。
越境の事実を隠すための航跡消去やロシアの銃撃跡を隠す工作。
停船命令を無視して逃走。
被害を装う行為は、国際信用をも裏切るもので許されるものではない。

確かにこの島は「日本国領土」ではあるが、現実にはロシアが占有している。
だからこそ、二国間に漁業協定が結ばれ、操業区域が決められている。
返還にあたっては、現住している方々への生活保障などの難問解消が必要と思う。

街頭や五稜郭公園での「北方領土返還署名運動」に、何度も協力してきた。
これらの行為が踏みにじられてしまった。

事件の推移を把握しないままに、高橋北海道知事のロシアへの抗議発言は如何なものかなと疑う。

道の出先機関である支庁や本庁へ問い合わせても、「国後島と本道の最短距離は?」に即答はなかった。
バスガイドさんは、「18キロ」と答えてくれたのに。
領土に不知な職員を配置をしていても「北方領土返還」は、実現されないのではと思う。

海上保安庁が越境した2漁船の船長を逮捕したのは、当然の行為だと思う。
国民の裏押しを裏切らない、漁業操業を望みたいものだ。


                

 


第490号 五稜郭桜が咲きました

2010年02月08日 | 町の話題

先月の25日、五稜郭からもらってきた桜の枝が、昨日見事に咲きました。
毎日、「どうかな?あと何日で咲くのかな?」と見入っていた窓辺の桜でした


       

窓から見える景色は、ゆき、雪の銀世界。
窓辺だけは、一足早い、春を感じさせてくれています。

       

世の中に目を向けると、信じられない暗い環境。
卒業して就職探しの学生さんや、再就職を求めるリストラされた皆さんであふれていますね。
一日も早く、ご家族へ「さくら咲いた」の吉報が届くように願っています。


                  


 


第489号 温泉で合同誕生会に涙

2010年02月06日 | 我が家のもろもろ

息子が企画、費用負担する我が家の合同誕生会が4日、湯の川温泉に一泊して開かれた。
今回はゲストも加わって総勢4人。
ホテルまでは車で10分の近さ。
13時30分に家を出た。

ロビーに入ると、この庭園が。
旧豪商の大邸宅を買収してホテルを建てたが、この庭は残さざるを得なかった名園だ。
冬季は事故防止のため、立ち入りはできないのが残念。

 

ロビーには水舞台もあって、不定期に琴の演奏会が開かれているようだ。
(聴きたかったなぁー)

 

部屋は10階の和洋室。
窓を開けると、温泉街、津軽海峡が一望できる。
流行言葉で表現するならば「絶好のロケーション」となるのかな?
息子の細やかな心配りに目頭が熱くなった。

大浴場、サウナ、露天風呂は11階。
函館の気温は冷凍庫並が続いている。
冷えた体を湯に浸し、身も心も温かくなった。
「幸せ、幸せ」。

 

夕食はバイキング。
牛肉の焼きたて、天ぷらの揚げたてに食欲がわいてきた。
団体グループは別会場なので、落ち着いて静かな雰囲気で食事を楽しめた。
思い出話に花が咲き、箸もすすみ、満足の夕食だった。

 

20時半からは、ロビーでビンゴゲーム。
一枚500円のゲーム券を買って、機械の示す番号に歓声がわく。
残り賞品は1個、期待がかかったのだが・・・。
我が家で射止めたのは結局私だけで「テレビ枕」をゲット。
でも、残念賞の方が良かったような?。

 

息子が生まれたのは、雪降るシバレた夜。
ミケは19時ごろ分娩室へ。
私は手持ちぶたさ。

産院は松風町の繁華街にあった。
ドクターは、元函館中央病院の人気産婦人科医。
戻ると「おめでとうございます。男のお子さんです。体重はなんと4,160グラムですよ!」。
これには、おったまげたー。
「ミケ、ご苦労さまでしたね!」と声をかけたのが、今でも心に残っている。

それから36年。
大きな病気もせず、不登校やイジメもなく、警察のお世話になることもなく平凡ながら順調に育ってくれたのは親としてはとても嬉しい。

こうして、合同誕生会ができる幸せを、皆で噛み締めた雪降る冷えた夜。
それは、なぜか息子が誕生した日の空模様と同じだった。


                

 


第488号 雪かきのクラッシックなお供

2010年02月03日 | 我が家のもろもろ

今冬の函館は記録的な多雪。
1月末までの降雪量は299センチになった。
そのたびに出動するのが、ミカエル除雪隊。
除雪のお供に欠かせないのが、これコレ。
「ぼっこ手袋」だ。

 

小学生ころまでは、皆が毛糸でできたこの形のを穿いていた。
「♪~母さんが♪夜なべをして~♪手袋編んでくれた~・・・」。
と、歌われたように、ほとんどが母さんの手作りだった。
左右をつなぐ、やはり毛糸の紐もついていて「無くさないように」の気配りも感じられた。
穿くと、母のぬくもりも重なって、とても暖かく感じた。

中学生の頃には、現在の5本指が主流になっていたような気がする。

写真の手袋は、10年前にデパートで探してもらった二双のうちの二代目。
私の手指は、左右とも一部が内側に変形しているために、この形が穿きやすい。
初代のぼっこさんは黒で、先月寿命を全うした。

さて、二代目さんはいつまで元気でお供をしてくれるのか?
その前に私がお隠れにならないように、気をつけなくっちゃー。