ミカエルの函館散策記

美しい夜景と異国情緒溢れる町・函館。
名所・旧跡・食べ処をご紹介していましたが今や万屋。
ご訪問に謝々。

第361号 アイディアに唸る~浜のかあさん料理コンテスト

2009年02月27日 | 展覧会、催事など

26日の午後、函館国際ホテルで第二回標記料理コンテストが開催され、公募審査員として出席させてもらいました。
主催は北海道渡島支庁と渡島地区漁業協同組合女性部連絡協議会。
会場の大広間・末広は満員の盛況ぶり。

コンテストは、①地場水産物をもっとたくさん消費してもらうため、創意工夫
して作られた料理の紹介と試食、②消費者との触れ合いを図るのが目的。

13団体のそれぞれの婦人部員が協力し、英知を集めて作り上げた16品の料理がずらり
全てを試食しなければ採点ができないので、作られた方々の説明を聞きながら箸を伸ばしました。
おかげで満腹になり、メタボ大王に変身。夕食は当然のことながら抜きに。

 

審査員の試食が終わると、一般参加者の試食開始。
婦人部の皆さんは緊張感が解けて、笑顔で会話。
「これ、どうやって作るんですか?」
「三枚におろし、すり鉢ですってから茹でるんですよ」。

珍しく美味しいものを口にする喜びは格別。どの顔にも微笑みが。
元来、浜の女性は料理が手早く味付け上手。
会場は、いつしか和やかムードに包まれ、コンテストの目的は達成された感じがしました。

高級海産物をふんだんに使った、こんな豪華な盛り合わせも。
タッパーを持参してなかったのが悔やまれました。(笑)

 

10人の審査員の採点結果、
「福島吉岡漁協の吉岡地区女性部(代表=小林佳子さん)」が出品された
「福の海 吉のあじ(6種のオードブル)」が、最優秀賞を獲得。
支庁長から「おめでとうございます」と表彰状を渡されニッコリ。
会場は大きな拍手で包まれました。

関係者の皆様、お疲れ様、ご苦労様でした。
特に、汗を流された「浜のかあさん」に乾杯。
そして、お招きいただき有難うございました。

なお、出品された料理レシピは、後日、渡島支庁のホームページで紹介される予定ですので、ぜひご覧ください。
(支庁HP 
http://www.oshima.pref.hokkaido.lg.jp/ から産業振興部水産課のページへお進みください。)



                      
 

 


第360号 おふくろの味に挑戦~さて?

2009年02月23日 | 我が家のもろもろ

今回は「ひじきのあえもの」に挑戦。
具材はしめて約800円也。
これだけの金額で、家族3人の二回分のメーン副食に。

具材は、ひじき、人参、焼き豆腐、ナルト、つきこん、小揚げ、さやえんどう。
鍋はフライパンだけを使用。

 

夕食のテーブルに並べ、恐る恐る「どうかなー?」。
「いいんじゃない。イケルよ!」と、家族の反応はまずまず。
すっかり気をよくし、次の「おふくろの味」に挑戦するファイトが湧いてきました。

~豚もおだてりゃ木に登る~かな? 


                    

 


第359号 今週のランチは~今時税込み500円定食

2009年02月20日 | 美味満足技処、買い物処

今週のランチは、家から車で5分の「ファミリーレストラン海峡」。
市電湯川 終点から女子修道院へ通じる道々の途中に位置し、ご覧のように屋上の灯台が目印。
真向かいには昨年開業した大型商業施設「フレスポ戸倉」があります。
 

ここでのワンコインランチ(500円)は全7品目。
①ミニ天丼定食 ②鮭トロ丼定食 ③中華丼定食 ④鯖みそ定食 ⑤カキフライ定食 ⑥秋刀魚フライ定食 ⑦鶏のから揚げ定食。 
香の物+味噌汁つきで、コーヒーが飲み放題は魅力。

ゆったりとした店内の窓際に案内され、私がお願いしたのは①。
天ぷらは、大きな海老+いか2枚+ピーマン。
ミニとはいえ私には十分すぎて、ご飯を残してしまうほど。

ミケがお願いしたのは②。

二人とも味とボリュームに満足。
この7種ランチは10時から15時までの提供で、毎日各20食限定。
3月からは新企画に変更。
どんなメニューが登場するのか楽しみです。

食事後は「フレスポ戸倉」を散策するのをお薦め。
きっと手を伸ばしたくなるような品があると思います。


                 

 


第358号 また来てちょうだいね、ヒヨドリ君!

2009年02月18日 | 我が家のもろもろ

1月15日の小正月まで玄関に飾っていた「まゆ玉」。
玉は米粉でできているので、枝ごと庭の雪山に差し、小鳥たちの無料レストランとして開放。

それをめざして、「ヒヨドリ」が午前、午後の二回飛来、ついばんでいました。
でも、残りはとうとうこれ一個に。
その状態を察したのか、名残惜しそうに暫く見つめていました。

 

やがて咥え、飛びたって行きました。
ヒヨドリの食事風景を眺めていると、可愛くて癒され、不況のことも忘れさせてくれます。

 

「明日からは、木に林檎をつるしてあげようか」と、ミケと相談。
「ヒヨドリ君、新しいメニューを用意して待っているから来てちょうだいね」
この声、届いたかなぁー。


                    

 


第357号 中島れんばいと刑務所が手を組んで販売促進

2009年02月16日 | 町の話題

函館市民の台所として古い歴史を誇る中島町の「中島廉売」。
新鮮で庶民的な価格、幅広い品揃えでの対面販売が人気。 
しかし、昨年、近くに大型スーパーが二店も進出、廉売には空き店舗が目立つようになってきました。

そこで、廉売組合は13日から3日間、函館少年刑務所に空き店舗を提供。
刑務所側は、ここで受刑者の製作品の展示販売を行うことにし、双方が活性化と販売促進をねらうことに。
刑務所が用意したものは前掛けなどの小物や家具なども。
人気商品は一人二点までの制限つき。

 

タンスやイスなども並んで品数が豊富 。

 

これが、一番人気の商品「○獄印のショート前掛け」。
昔、「ほまえかけ」と呼ばれていた物と同じ生地で作られ、サイズは縦53cm、横47cm。赤青二色の懐かしい色デザインの紐がつき、上部左右にはポケットも。
価格は1,260円也で一枚求めました。

 

このたびの廉売と刑務所の結びつきは明らかにされていませんが・・・。
明治2年の箱館戦争では、廉売近くに「千代ケ岡陣屋」があり、ここの守備隊長だった中島三郎助は二人の息子とともに戦死。
彼は勝海舟とともに徳川幕府が開設した「長崎海軍伝習所」の一期生というエリートで、榎本軍に合流し官軍と一戦を交えました
中島町の町名は彼の名からつけたもの。
同年、明治政府は陣屋跡の一角に初代函館刑務所を設置。
これとの結びつきではないかと私(やじ馬)は思っています。

結果は賑わいがあり、双方ともに上々だったよう。
私も前掛けのほかに堂守豆腐店で総菜を求め、店主の「毎度ありぃー。またどうぞ!」の大きな声に送られ力の入っていることが分かりました。
この意外な結びつきに、天国の「中島三郎助親子」はきっと苦笑いをしていたことでしょう。

                    

 


第356号 ひな人形を飾りました

2009年02月14日 | 我が家のもろもろ

今日は聖バレンタインデー。
男性諸氏はチョコを何枚頂きましたか?
本命?それとも義理?
これが終わると次の大きな行事は「ひな祭り」ですね。

我が家には小さな女の子はいませんが人形を飾りました。
「古くからの国民的行事は持続していかなければ」という思いからです。
このひな人形は紙製でリビングルームの壁に。

     

そしてこちらは玄関に飾ったもの。
昨日までは、ミケが誕生祝にいただいた花を飾っていたスペース。
どちらもミケの手作りです。
背景の平安時代風の絵は、大阪の友人から5年前にプレゼントされたもの。
立派すぎて、人形とバランスがとれませんが。

 

一人っ子の息子が結婚し、孫が生まれたら本格的なひな人形を飾ろうと思っているのですが、果たして意中の人がいるのやら。

まごまご(孫々)していると、先に私たち夫婦の位牌が二つ仲良く並ぶかも。(笑)
そうならないように、なんとかラストスパート?をかけて欲しいものですが・・・。


                    

                


第355号 今週のランチは?~30数年ぶりの来々軒

2009年02月11日 | 美味満足技処、買い物処

市民生協末広店の真向かいに、昭和10年開業のこのお店が。
外観も内部にも歴史の重みを感じさせます。
開業当時はこのあたりが函館の一大繁華街。
名称の「来々軒」からして中華料理をイメージしますが、まさにそのとおりです。


今から30数年前、私はこの近くに勤務。
お昼にはこのお店で昼食を。
その当時の塩ラーメンが食べたくて、はきはきした綺麗なお嬢さんに頼みました。

運ばれてきたラーメンは、期待を裏切ることはありませんでした。
澄み切った塩味スープに、ネギ、メンマ、チャーシュー、シンプル具材。
麺はストレート。
さっぱりとした味が昔を思い出させてくれ、満足しました。

 

「美味しかったよ。おいくら?」
「有難うございます。600円頂戴します」
「またどうぞお越しください」
次はカレーもいいなぁーと思いました。

営業時間 11:30~18:00(季節により変動)
休業日 日曜日、祝祭日


                       

 


第354号 駅前大門地区の古写真に歓声

2009年02月09日 | 町の話題

7日の土曜日、末広町のまちセン(旧丸井デパート跡)で教育委員会主催の「はこだて百華」の催しが開かれました。
二部構成で、前半は函館が生んだ舞踊家・大野一雄さんの生い立ちと活動状況、さらに近況をスライドで紹介するもの。
後半は「写真から見える函館大門の移り変わり」と題して、対談形式でスライドでの写真紹介。

 

会場には、懐かしい駅前・大門地区の古写真と当時の映画などのポスターのパネル展示も。
「あっ、ここ知っている」
「あれ、ここどこだったっけ?」
「ここはね、昔の税関前だよ」などと懐かしむ見学者の声が。
私は湯の川の砂浜に立つ「力道山」の写真の前で釘付け。
中学生のころのヒーローでした。

 

50ほど用意された参加者席は、昔の青年でほぼ満席。
きっと、私同様、楽しみにして来られたのでしょう。

写真の殆どは、大門の赤帽子屋さんのもの。
日本一古い帽子屋さんと呼ばれているだけに、ハイカラの先端をいっていたカメラを
いちはやく持ち、あちこち撮影されていたのでは。

これらの写真を、同店現店主・村上幹男さんとやはり松風町で二代続く飲食店こだるま現店主・花海喜和さんとの面白い会話を交えてのスライド紹介。
お二人は生まれも育ちもこの地区。しかも大の親友。

別にひな壇を設けなかったので、目線の高さは参加者と同じ。
そして、参加者に「この写真、何処でしょうか?」「何をしているのでしょうか?」などと積極的に質問。
このやわらかな雰囲気が会場を大いに盛り上げ、予定の時間はあっという間に過ぎ去り「もっと見たい」の声があちこちからあがり大成功でした。

 

またの開催をぜひお願いし、その時は、時間をたっぷりとって欲しいもの。
関係者の方々、ご苦労様。
楽しい企画を有難うございました。

写真などのパネル展は15日(日曜日)まで。
タイムスリップして、「メルヘンの町・函館」を散策してみませんか。

なお、お二人はブログを開設しております。
左のマイブックマークに登録しておりますので、ぜひお立ち寄りください。
① 函館のおぢさん1~3
② ミッキーで GO GO GO

    
                      


 


第353号 赤坂で誕生祝

2009年02月07日 | 美味満足技処、買い物処

1月27日からスタートした我が家の家族の誕生日。
しんがりは息子の今月5日。
この日を待って、昨夜誕生祝の食事会に出かけました。

「お好み焼き」に決めていましたから店選びは皆の一致した声でここ「赤坂 」に。
開店以来37年。奥さんもお手伝いの仲良し営業。
アットホームな雰囲気がお気に入りで、我が家は大のファン。

 

それぞれが、ミックスチーズ焼き、シーフードポテト、キムチ入りやきそば、いか塩焼き(野菜つき)、豆腐焼き、豚キムチなどをリクエスト。
厚さ14ミリの鉄板から音が出始めました。
飲み物はウーロン茶とコーラ。アルコールのリクエストはなし。

 

豆腐が色よく焼けてきたところで、このタレがそっと差し出され「これにつけてお召し上がりください」。
超美味しいたれにびっくり。
「当店では絹ごしをお出ししておりますが、ご家庭でやられる時は木綿ごしが良いと思います」のアドバイスも。
皆が箸を伸ばしてつっつきあい、出された物をまんべんなく頂戴。
「あー、美味かった。満足!満足!」

 

お会計は6450円也。
安い誕生祝いの食事会でした。
「どうも、ご馳走様!」
「有難うございました。またお越しください。お待ちしております」

外に出て、凍れるような星空を仰いだとき、不況で職場を解雇され、カップ麺片手に野宿している方が多いご時世。
我が家は幸せだと思わなければならないと。
マイカーは、ヒーターを効かせ自宅目指して動き始めました。

赤坂メモ
住所~函館市千代台町2番16号(市電堀川町下車、キングストア横道入り左)
電話~0138-51-1212
営業時間~17:00から25:00まで
駐車場~店舗に隣接してあり

                        
                      

 


第352号 思いがけないトリプルお年玉

2009年02月03日 | 我が家のもろもろ

お年玉付き年賀葉書は、夫婦揃って全滅でしたが、その後は福の神に恵まれました。

まず、所得税の確定申告書を作成したら、夫婦揃って還付金が発生することに。
私は数万円、ミケは数千円。
早速税務署へ提出しました。
追徴でなく少額でも還付は嬉しいもの。
しかも二人揃ってですから、その喜びは大きいものです。 

そして、昨日の老齢年金請求での出来事。
社会保険事務所の担当係員は、キーボードの打ち方がとても早く、手馴れている感じ。
その方の口からこんな言葉が。
「お客さんは、○○会社に勤務されたことはありませんか?」
この会社は私が学生時代にアルバイトとしてお世話になったところ。
興奮のあまり「あります。あります」
まさか、年金に加入していたとは夢にも思っていませんでした。
これまで、数度窓口を訪れているのに一度もこの会社のことは聞かれませんでしたから不思議。

この時思いました。
「これが、誰のものか分からない年金というものなのか」
書類の提出は郵送でも可能でしたが、会話を交わしながらの持参だったからこそ、この年金は宙に浮いたままにならずにすんだのでしょう。
この分の年金は、60歳までさかのぼって支給されるとの説明に大ニッコリ。
こうして、トリプルのお年玉をもらえることになりホクホク。 

ところで、今日は豆まき。
北海道では、統計的に9割のお宅で大豆でなく「落花生」をまいているようです。
これは戦後に変化した風習で、
①衛生的 ②拾いやすい ③大豆よりもやわらかいので食べやすい
などの利点から全道に広がり、現在では九州、関東、東北などでも見られるようです。

「福は内!」 「福は内!」 「もっと来い来い、福は内!」 (欲張り) (笑)

 

                         


 

 


第351号 切手シートが当たり

2009年02月01日 | 我が家のもろもろ

お年玉付き年賀葉書の当選番号が発表になりましたが、皆様はいかがでしたか?
我が家では私とミケあてのは残念ながら全滅。
息子は切手シート2枚が当たり、ラッキーでした。
でも、これ以上の賞品は、当たったことがありません。

 

このシート、以前は80円が2枚だったのですが、いつからかご覧のように50円+80円にダウン。
せちがらくなった気がします。

これとは次元が違いますが、郵政民営化になったのを機会に改善して欲しい点が2項目。
① 日曜日、祝日の葉書、普通郵便の配達を行って欲しい。
(宅配業者のメール便は休務日なしですからサービス面で劣っている)
②貯金通帳に取引印影を表示しないで欲しい。
(他の金融機関は事故防止の観点から表示していない)

もし叶えられたら、嬉しいのですが。