ミカエルの函館散策記

美しい夜景と異国情緒溢れる町・函館。
名所・旧跡・食べ処をご紹介していましたが今や万屋。
ご訪問に謝々。

第697号 ウエルカム !スノーボーイがお迎え

2012年01月30日 | お祭り
函館空港の到着出口に雪だるま君が大勢でお迎え。
着飾った姿に「何だろう?」。
車から降りて「どれ、どれ」と。

 

そこには、こんな告知看板があった。

 

北海道は、お正月が過ぎると、あちこちで冬祭りが開催される。
函館でも七飯町の大沼周辺で開催。
例年、子供たちで大賑わいとなる。
今年も楽しみにしていることだろう。

 

作製したのは、同祭典の実行委員会の方々。
何年ぶりかの強烈な寒波のなか、ご苦労だったと思う。

外国のお客様向けには、こんな配慮も。
「絆」が、生まれそうだ。

 

このお祭りが、多くの人々の歓声で盛り上がり、
成功するものと確信している。

スノーボーイ君たちも、ご苦労さま。


ミカエル

第696号 顔がほころぶ除雪車の出動

2012年01月27日 | 町の話題
年が明けてから、降雪は少ない日が続いている。
それでも雪かきは3回。パウダースノーだから軽くて楽だ。
このところ、スーパー寒波のせいで、雪はなかなか融けないでいる。

こんな状況のなか、今日、除雪車がやってきて作業開始。
力強く道路の雪をかき集めダンプで運んでくれた。

 

 

 

我が家の前面、横とも幅員6メートルの市道。
横道路は、結構通過する車両が多い。
綺麗になって走りやすくなった道路。
嬉しくなってきた。

ご近所の方々も外に出てきて「よかった!よかった!助かるわ!」の声。
市当局のご配慮に感謝するとともに、
「運転手さん、本当に有難う。ご苦労様でした」と、労った。


ミカエル

第695号 忙中閑ありの五稜郭散策

2012年01月23日 | 旧跡、史跡
ミケが入院していた病院は五稜郭の近く。
18日は好天気に恵まれ、気温も上昇。
昼食の食器を下げてから、近くを散策することにした。

病院から100mほど離れた所に位置する五稜郭タワー。
函館観光客入り込み数のバロメーターになっている。
青い空、白い雲、白いタワーが美しい。

 

道立函館美術館正面に立つウエルカム像。
力強さを感じさせる堂々たる作品だ。

 

タワー周辺の桜の木々。
シーズンには、最も桜見物の宴で賑わうスポット。
今は美しい花を咲かせるためのエネルギーを蓄え中。

 

二の橋の欄干越しにお堀を望む。
結氷し雪が積もっている。
小学生の頃、ここは天然のスケートリンク。
”雪スケート”と呼ばれていたのを履いていた。
スケート本体を長靴にゴムバンドで固定するもの。
バンドは弱くて、よく切れ困ったものだった。

 

雪をかぶった奉行所。
郭内に住めれたのはお奉行と家族。
お女中に用務員くらい。
与力や足軽などは郭外の官舎住まい。
急病人が出ると函館山麓の病院から医師が駆けつけた。
夜間や雨雪日には難儀したらしい。

 

 防寒対策を施したものの、やはり昔風の建物。
「寒い!」の苦情に改善を余儀なくされた。
それでも「寒かった!」の声は聞こえる。

それと、今回復元したのは管理部門。
お奉行の公宅部分とお白州部分は見送られ、広さ三分の一にとどまっている。
これらの部分の復元も急いで欲しいものだ。

 

奉行所前の広場にある”枝垂れざくら”。
秩父宮妃殿下のお手植えになるもの。
それなのに雪の集積場とは・・・。
礼を知らない作業方法だ。

 

桜の剪定中。
毎年行われているこの作業。
1600本すべてを、梯子をかけ人力で剪定。
足場が不安定だから、大変だ。
この努力があってこそ、美しい花を咲かせてくれるのだ。

 

この石垣から箱館戦争時の不発弾が見つかった。
郭内には見隠塁と呼ばれる防御石垣が3箇所ある。
これは、奉行所裏の物。
平成になってから、この石垣の積み替え工事が行われた際に出土。
幸い信管はなく大事に至らず、自衛隊の手で処分された。

弾は、明治政府軍の旗艦・甲鉄からのもの。
フランスで建造され、アメリカ南北戦争で使われた中古艦。
函館港から発射された。

 

六花亭五稜郭店に入る。
ミケと同室の方へのお土産購入と休憩のため入店。
大きなガラス窓から見える五稜郭はまるで墨絵の世界。
春の桜の見事な紅の世界とは対照的。
でも、どちらも大額におさまっている名画に違いない。

 

店内にある軽食喫茶コーナー。席は25ほど。
コーヒーだけなら無料で飲み放題。
お客様へのサービスが徹底されていて、とても嬉しい。

 

二杯頂いて、病院へと向かった。
傍についている時の暇な時間を見つけての、気分転換となるひとときだった。


ミカエル

第694号 ジョナさん、ありがとう!

2012年01月20日 | 珍話、懐古品、珍品
14日、妻・ミケの持病・リューマチが突然悪化。
体を動かすことが出来なくなって、これまでもお世話になっている病院に
救急車で入院した。

経過はすこぶる順調で、お医者からほ退院日が示されほど。
病室は南に面した4人部屋。
患者さんは皆明るく、ユーモアたっぷりの
笑いが絶えない楽しい雰囲気。

こんな病室のベランダに、一日数回、カモメがやって来ては、
甲高い声で鳴く。皆から拍手が沸く。
「おーい、お見舞いにきたぞ!」と、言わんばかり。
とまっている金属製笠木には、鳥除けのテングスが4本張られているが、
実に器用に避けているから、かなり賢い。

 

 

 「カモメ、オスかしら?それともメス?」。
「オスに決まっているでしょう!4人の美女を励ましに来てるのさ!」と、私。(笑
「ミカエルさん、その美女に例えれば名前は?」。
「クレオパトラ、楊貴妃、小野小町、オードリーヘップバーンでしょう」。
これには、「きゃ!きゃ!」と大騒ぎ。
皆さんからお知恵拝借して、このカモメを”ジョナさん”と呼ぶことにした。

「病室の雰囲気をより明るくしてくれる”ジョナさん”、ありがとう。
早く退院できるように頑張るからね!」。

      

ミカエル

第693号 いい湯だな~極楽極楽

2012年01月16日 | 温泉
湯の川温泉街の海よりに函館市熱帯植物園がある。
水道局が所管するもので、敷地内には温泉が噴出している井戸を
見ることができる。

開園当時は、フラミンゴ、ワニなどもいて動きも加わった園であり、
コンパクトながら売店もあった。
現在は、動く物といえばインコ、リス、チョウザメの幼魚。
さびしくなったものだ。

 

  

  


しかし、変わらぬ人気なのがサル山。
今の時期、”おサルの温泉入浴シーン”が呼び物。
湯温は41℃を最も好むようで、93匹すべてが入浴するとか。
一日に何度も入浴。
まるで湯治のようだ。

この日は、今期一番の冷え込み。
もうもうと立ち込める湯気で見通しがきかない。

湯に浸かったままの状態で、なかなかあがらない。
寒いときは人もサルも同じなんだ。

 

  

「旦那さん方、温泉上がりにビールでもいかがですか?」。
「有難いね!だったら、つまみはイカ刺しにしておくんなまし!」。

「あいよ!ビールにイカ刺し三丁!」。
 
  

熱帯植物園の電話=0138-57-7833


ミカエル

第692号 海草で体調を整える~ひじきの煮物

2012年01月13日 | 料理
お正月が過ぎ去り、色々なご馳走で体はびっくり。
こんな時こそ、海草で体調を整えたいもの。

お嫁さんのご実家からたくさんの干しひじきを頂戴していた。
煮物にしようと台所に立った。

具材~干しひじき、人参、つきこん、焼き豆腐、小あげ、絹さや

調味料~サラダオイル、味りん、日本酒、顆粒かつおだし、昆布茶、めんつゆ。

一時間ほどかかって出来上がったのがこれ。

 

(つきこんは、からいりして、水分を飛ばした。
きぬさやは、緑を入れることによって、綺麗に見える。
一緒に煮ると色が薄くなってしまうので、別なべで茹で、
盛り付けの段階で飾るべきだった。)

ひじきの煮物を作ったのは、これで5回は超えている。
回を重ねるにしたがって、味に深みを感じるようになった。

今回もお隣、姉にお福分け。
男の料理に、果たして合格のサインは出るだろうか?


ミカエル

第691号 50年前、心に残る成人式

2012年01月10日 | 町の話題
昨日は成人式。
繰り上げて行った市町村もあったが、
やはり全国的には昨日が圧倒的に多かったよう。

ここ函館でも約2360人が新たに大人の仲間入り。
うち、約1500人が市民会館などで行われた式典に参加した。
「おめでとう」。

一時期、新成人が式典会場で暴れ出し、厳粛さを壊してしまった事もあったが、
それは過去の出来事になってしまった。

私に成人式の案内状が送付されてきたのは、およそ50年前。
当時は市民会館や市民体育館がまだ計画の段階。
会場は千代台公園に隣接する中央中学校(現・凌雲中)体育館だった。

会場の飾は、質素そのものだった。
BGMは、”夜明けのうた”。
岩谷時子・作詞、いずみたく・作曲、岸洋子・歌。

夜明けのうたよ あたしの心の あふれる想いをわかっておくれ♪夜明けのうたよ あたしの心に おおきな望を抱かせておくれ
この曲を何度も聞いているうちに、胸からこみ上げてくるものを感じ、
これからの生き方の心構えになったと思う。

これといったアトラクションは、なかった?
が、確か紅白の饅頭をもらったような。

家では母が、握り寿司と日本酒の小瓶をちゃぶ台に並べ「おめでとう」と、
、祝ってくれた。嬉しかった。

それからおよそ50年。
定年を迎え、第二の人生がスタート。
当時はどんな誓いを立てたのだろうか?
記憶が薄れていくのは、やはり寂しいものだ。


ミカエル

 

第690号 さらばお正月~どんど焼き

2012年01月07日 | 町の話題
函館は、今日7日が正月飾りを燃やす”どんど焼き日”。
道内奥地では15日が多いと聞く。
私が住む町内には、この行事を行う神社が2社あり、今年は古くある
村の鎮守さま的存在のお稲荷様に持ち込んだ。

 

 

階段を上り、杉木立の中にあるお社はこじんまり。
年に数回より開かない扉が開き、室内は華やいだ雰囲気た。

 

これで松が明け、お正月ともお別れだ。
気を引き締めて、日常の生活にカムバック。
お昼か夕食には”七草かゆ”をいただいて、体調を整えるつもり。


ところで、今年の市内神社の初詣客のベストスリーは、
①亀田八幡宮、②函館八幡宮、③湯倉神社の順。

明治2年の箱館戦争では、亀田八幡宮周辺が、明治政府軍と榎本軍との
刀や鉄砲での激戦の地。
社殿の板外壁には、そのときの弾痕跡が残る。
そして、この社殿で、降伏調印式が行われ、近代国家への道を歩み始めたのである。


ミカエル

第689号 使いやすく、味もよい調味料たち

2012年01月04日 | 料理
近年の調味料の新製品の多いこと多いこと。
各メーカーが、しのぎを削っている。
ここでは、スーパーで見つけた2点をご紹介。

① ”つけてみそ、かけてみそ”。
万能みそだれだ。
揚げ物、湯豆腐、焼きなす、おでんなどに最適。
半液体だから、かけすぎも防止できる。

 

②”のっけてジュレ”。
ノンオイルのぽん酢。
のせる・からめる。メニューがひろまる。
とんかつ、サラダ、冷奴、あえもの、水生春巻きなどに最適。
液体のぽん酢だと、食器の底に溜まって水っぽくなるのが欠点。
これなら経済的でもある。

 

さがせば、まだまだある新製品。
食べることには時間を惜しまない我が家。
また機会がありましたら、ご紹介します。


ミカエル








第688号 新年のご挨拶

2012年01月01日 | 我が家のもろもろ

皆様、明けましておめでとうございます。昨年もご訪問を頂きまして、有難うございました。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。 「今年こそ、希望あふれる日本になって欲しいもの」と願い、これまでのよりも大きな「まゆ玉」を飾りました。願いが叶ってくれると嬉しいのですが・・・。


      一昨年の暮れと同じように、昨年もまた職に就けれない方々がたくさんおられて厳しい生活を送られています。 そんな社会的背景の中、我が家は家族揃ってお正月を迎えることができました。暖房の効いた居間でのお雑煮を頂けることは本当に幸せだと思っており、有難いことです。      


二人仲良く お医者通い。二人仲良く もの忘れ。二人仲良く ぶつけて イテテ!それでも楽しい 高齢生活。皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。