ミカエルの函館散策記

美しい夜景と異国情緒溢れる町・函館。
名所・旧跡・食べ処をご紹介していましたが今や万屋。
ご訪問に謝々。

第649号 個展、自然の恵みに感謝

2011年07月31日 | 我が家のもろもろ

ご年配の方ならご存知の大森町にあった”巴座”。
現在はホテルの駐車場になっている。
銀幕を
観、涙、笑い、考えさせられた数々の名画。
その感動を、今一度体験したいものである。

この映画館のお嬢さんが、函館で個展を開くことに。
”薔薇に恋して2011 地原麻恵(ちはらあさえ)絵画作品展”。
会期は8月11日~16日。会場は本町いしい画廊で無料。
(駐車場は入り口前に3台収容)

ご本人は、会期中常駐。
絵のお話や巴座の想い出話などで楽しいひと時を
過ごされませんか。
「皆様のご来場を心からお待ちしております」。
ご本人からのメッセージです。

話題は変わって我が家の庭に作った超ミニ菜園。
既に食材として用いているバジル、パセリ。
成長が待たれていたトマト(5株)、キュウリ(3株)の中で、
後者が見事な実をつけてくれ初収穫。

長さ31センチ、胴回り17.5センチの大きさ。
酢の物や漬物にして食した。

 

今年は猫の侵入が多く、糞尿に悩まされ、植え付け中止も
考えたが、”ねこバイバイ”(第640号でご紹介済み)の
新兵器のおかげで撃退に成功した。
そんなことで、昨年よりも1週間遅れの植え付けとなった。

しかしながら、収穫時期は昨年と全く同じだから不思議。
きっと、太陽の照射時間、降水量、気温などが後押し
してくれたのだろう。
自然の恵みに感謝、感謝。

反面、自然は時には牙を剥き、荒れ狂い、命や財産を奪い、
憎悪を感じさせる。
文明科学が進歩している現代であっても、人類がこれをいまだに
コントロールすることができないのは悔しいことである。

ところで、”Wikipedia"では、キュウリについて次ぎのように
解説している。(下線部分クリックしても別画面は開きません)
キュウリ(胡瓜)とはウリ科キュウリ属のつる性一年草
およびその
果実のことである。
かっては熟した実を食用とした事もあったが、
甘みが薄いためにあまり好まれず、現在では未熟な実を食用
とするようになった。

インド
北部、ヒマラヤ山麓原産。
日本では平安時代から栽培される。胡瓜の「胡」という字は、
シルクロードを渡って来たことを意味している。

「キュウリ」の名は、元々「木瓜」または「黄瓜」(きうり)と書いた
ことによる。
上記の通り現代では未熟な実を食べる事からあまり知られて
いないが、熟した実は黄色くなる。
尚、現代では「木瓜」は
ボケの花を指す。

平安時代から食していたとは、歴史を感じさせる。
どんな料理方法で食したのか?
”紫式部やひかるげんじ”も食べたのだろうか?
そんなことを思い浮かべながら、キュウリを口へ運んだ。

 


                  

 

 

 


第648号 函館の町に江戸の大店を見た(茶房ひし伊)

2011年07月25日 | 建物

函館山の麓にある護国神社。
この坂の上り口左に、入村家の店舗併用住宅が位置する。 

教会や和洋折衷建物が広がる函館の町にあっては、目を引く
豪華な”連棟和風建物”だ。
ここの前を通るとき、いつも見とれてしまう。
まるで、江戸の町の大店(おおだな)へタイムスリップ
したような気がする。

 

入村家の先代・富吉さんが、新潟から来函し二十間坂で事業を
起こしたのは、明治31年。
その後、この地に移転し質屋を開業した。

現在は、4代目・悟朗さん、妻美代子さんが居住されている。
右は鉄筋コンクリート造。
中央は土蔵造りでこれらは、明治38年の建築。
左は石造りで、大正9年の建築。質屋業務伸展に伴い増築
したもの。

まるで防災建築の集合体のようだ。
それを証明するかのように、3度の大火と2度の地震に耐えた。

 

昭和57年、質屋の営業下降となるのを予測し、石造蔵を
改装して、”茶房ひし伊”をオープンさせた。
盛況中で、先週行ったときも空席待ちだった。

      

また、中央蔵では、古きものなどを扱う事業も展開中。
質屋の経験を生かした、確かな目利きと評判である。

左横道には
①江戸時代、箱館で活躍した”豪商・高田屋嘉兵衛像”。
②ぺりー来箱数年後に創業した”なまこ壁”の和菓子の
老舗”千秋庵総本家”。
③内外とも粋な作りの”料亭・冨茂登”らが並び、落着いた
街区を形成している。
観光客が訪れるのは稀。ここに来ると本当に心が安らぐ。

この大店風の建物を維持管理していくのは、並大抵なこと
ではないと思う。
しかしながら、貴重な文化財(平成6年歴風文化賞受賞)。
行政も後押しして、なんとか後世まで残して
欲しいものである。

”茶房ひし伊”のHPは、こちらからどうぞ!

 

                

 

 


第647号 えー、生ビールやかき氷はいかがですかー

2011年07月22日 | 我が家のもろもろ

もうすぐ8月を迎える。
1日からは、函館最大のイベント・港まつりが開催される。 
このころ、函館は最高に燃え、一番暑くなる。

今年もまた、ちょっとした冗談心で、こんな”のぼり”を
表玄関横の外壁に貼り付けた。

 

家の前を通る方々。
微笑んでくださる方を見ると嬉しくなってしまう。

ところで、町の中から”かき氷屋さん”の姿が消えてしまったのは、
いつごろだろうか?
器械で氷を挟み、下にガラス容器を置き、ハンドルを回すと綺麗で
涼しそうな”かき氷”が容器に落ち、小山となる。
これに好みの蜜をかけてもらって頂く。
一番人気は、イチゴだったような思い出がある。
 

  

あまりの冷たさに、耳の横と頭がキーン。
でもこれが快感。
あぁー、また食べてみたいなぁー。


              

 




第646号 素麺の召し上がり方二種類

2011年07月19日 | 料理

お中元として、素麺を頂いた。
お昼には、さっと茹で上げ食卓に並べている。
手早く簡単にできるから重宝だ。

私の食べ方は、ちょっと変わっていて、次ぎの二種類。
①薄めためんつゆにマヨネーズを入れよくかき混ぜる。
これに麺を加える。
②やはり薄めためんつゆに鯖の水煮缶を入れてよくかき混ぜる。
これに麺を加える。

薬味は適当に。

 

冬の温か素麺でも基本的には同じ。

私はコクが出て、かなりイケル味だと思う。
しかし、賛同者がいないのは寂しい。
広まって欲しいこの食べ方。


             

 

 


第645号 これぞ武士・中島三郎助を偲ぶ

2011年07月15日 | テレビ番組

先週、NHKTVで放映された箱館戦争のヒーロー”中島三郎助”。
いろいろと書きたいことがあって、筆をとった。

         

私が住んでいたのは、”中島町”。
箱館戦争が終結してから、彼の功績を後まで伝えたいと
いうことから町名にしたらしい。

小学校は”中島小”。本籍地も一時中島町に置いていた。

 

彼は、ぺりー来航時、浦賀奉行所の与力だったのだが、
その後、”幕府立
・長崎海軍伝習所”の一期生として入所した
エリートだった。

明治元年、3,000余の兵を引き連れて蝦夷地に上陸した
旧幕府軍のトップ”榎本武揚”。
榎本は、中島の一期後輩だった。

中島はもともとは、エンジニア。
幕末に江戸徳川幕府がオランダに建造依頼をした軍靴
”開陽丸”の機関長だった。

ところが、江差沖で暴風雪に遭遇し沈没。
その後、榎本軍の幹部を選ぶ選挙で
”箱館奉行並”に任命された。

任務は、現在の中島小学校や球場にあったと伝えられる
旧津軽藩の陣屋の守備。

本陣が置かれていた五稜郭を守るため、
官軍との交戦にあたることだった。
ここに、三郎助とその子2名らも立てこもり、壮烈な死をとげた。
父を信じ、父を尊敬し箱館まで来た二人の心境を思うと、
胸が裂ける。

         

刀や槍、鉄砲で傷つけられ、苦しんで
亡くなっていったであろう。
その戦いぶりを三郎助は、見ていたのか?
本人も、どんな思いで亡くなっていったのだろうか?

涙があふれて止まらなかった。

(写真はお借りしたものです。)



 

             






第644号 赤くなってきたジュンベリー

2011年07月12日 | 料理

北国函館も暑くなってきた。
気がつかなかったが、我が家のシンボルツリー
”ジュンベリー”が赤くなってきた。
さきほど、ミケと早速味見。
「甘いね!」 「美味しいね!」。

 


 


例年よりも赤くなるのがかなり早い。
これから小鳥たちがやってきて”ランチタイム”。
賑やかになりそうだ。
ケチだけど、少しだけプレゼント。
私達はそのあとで収穫し、ジャムを作ろうかな。

ミニ菜園のトマト、キュウリ、バジル、パセリ、長ネギも
だいぶ成長してきた。
食卓に載るのを楽しみにしている。



            


第643号 七夕の時の激励

2011年07月10日 | お祭り

七夕祭りに来てくれた子供達に、
東日本の被災地の
方々にお見舞いのメッセージをお願い
したら次のような文章が寄せられた。
ご紹介します。

     

     

     

小学校の高学年だったと思います。
よく書いてくれました。
函館からの子供達のメッセーz-をお送りします。
東北地方の方々に届いて欲しいものです。


                


第642号 今年の七夕ファッションです

2011年07月08日 | お祭り

昨日は、七夕祭り。
曇り空だった。
ひこぼし、おりひめの二人にとっては、邪魔なしのランデブー
だったのでは?。

以下のの写真は、
付き添いの親御さんらの了解のもと
、パチリをさせてもらいました。

お住まいやお名前をお伺いしておりませんでしたね。
お写真をお渡ししたいと思っておりますので、
お手数でしょうが、お越しくださいませんでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

ポーズを作るのがプロなみ。
すごいと思います。

綺麗な浴衣姿、お母さん着付けにご苦労様でした。
昨年は120名来てくれました。
今年は125名、
来年はもっと多く来てほしいなぁー。

「♪たけーに短冊 七夕祭り おおいに祝おう 
ロウソク一本頂戴なぁー」。

楽しい楽しいお祭りでした。
長く長く伝えて行きたいものです。

次号では、子供達が書いてくれた被災地へのメッセージを
紹介します。


                

 



第641号 ”七夕まつり”を迎えて

2011年07月06日 | 料理

明日は”七夕まつり”。
一日早いお飾りをした。
今年は、東日本震災の一日も早い復興を願って、
お飾りを増やし”満艦飾”という感じ。

 

小学生のころ、このお祭りがとても楽しみだった。
空き缶で提灯を作り、仲良し仲間と近所を歩き回った。
「♪たけーに短冊 ♪七夕祭り ♪おおいに祝おう 
♪ロウソク一本頂戴なぁー」。
半世紀前の想い出である。

現在はロウソクに替わってお菓子が主流。
お菓子は、これまでの「うまか棒」が今年も主役らしい。
広い販売飾り面積を誇っている。

子供達が歌い終わると、お菓子をプレゼント。
「有難うございました」
「また、来年も来てね。待っているからね」。

他の家ではお菓子に替えて、ゴム製ヨーヨー、缶ジュース、
魚肉ソーセージ、果物などと品が広がってきている。
昨年は120名の良い子が来てくれた。
今年は何名かな?
さて、子供達へのプレゼント品を探しに、近くのスーパーへと
出かけますか。よっこらしょと!

他人であっても、孫のような存在の笑顔を見るのが楽しみに
なってきた爺と婆である。


               

 


第640号 ねこバイバイ !

2011年07月02日 | 我が家のもろもろ

この”ねこバイバイ”は、ホームセンターで販売している商品名。

近所で、”ねこ”を飼われている方が年々増加。
それに伴って、マナー不足が目立つようになってきた。
二階建ての猫小屋を作って外に置き、数匹が出入り自由の飼育
をしている方。
”座敷ねこ”として飼いながらも、運動や排便のために外に放す方。

これらのせいで、我が家の庭は”ねこの公衆トイレ”。
なんで私が、後始末をしなければならないの?
不潔で困ったものである。
小さいけれど菜園があるので、早急に手を打たなければ。
ねこは、軟らかい土を好んで排便し、砂利にはしない。

侵入を防ごうと、
①たばこを水に浸した水溶液をまいたが、効果なし。
②ねこが嫌う臭いがする顆粒をまいたが、
 これは花や木に影響を与えるのを防止するために効能を
 低く抑えている。効果なし。
③ねこの通り道にペットボトルに水を入れ置く。
 これはNHKの実験で効果なしと結論が下されたので、
 やらなかった。

昨日、近くのホームセンターでこの”ねこバイバイ;を見つけた。
「これなら手軽でいいかも」と思い、15枚買い求め早速敷いた。

 

1枚98円で、サイズは235ミリ×340ミリ。
28ミリの突起が無数にあり、これが足に刺さるので入れないと
いう仕掛け。
連結も可能だ。

 

収穫を終えたら、物置に保管。
プラスチックだから来年も使える。
しばらく様子を見て、”効果あり”ならば、あと5枚買い足そう。

やれやれ、「飼い主はマナーを守って欲しいなぁー」。
でないと、飼う資格は無し!”と思う。”


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お詫び~この東京電力情報の件でお詫びいたします。
実は私が情報を頂いておりますブログが、安定しておりません。
従いまして、こちらが公開しております情報も知らないうちに
消えてしまったり、復活したりとご迷惑をお掛けしております。
改善にむけまして努力いたしますので、安定するまでご容赦
下さいますようお願いいたします。(7月3日18:35追記)