NHKの大河ドラマ「龍馬伝」は、結びとなった。
しかし、函館の西部地区には威風堂々たる龍馬像が誕生し、連日
ファンが訪れている。
場所は市電十字街電停傍にある「北海道坂本龍馬記念館」の真向かい。
台座の高さ2.5メートル、本体像の高さ3.5メートル。
費用は約一千七百万円。
明治維新の立役者・龍馬の目は北海道(蝦夷地)にも向けられていた。
幕府解体により職を失う武士をこの地に移住させ、開拓と防衛に
あたらせようとする腹案を持っていた。
いわゆる屯田兵制度の基本構想である。
残念ながら龍馬は、蝦夷地を踏むことはなかったが、養子となった
甥の坂本直は慶応 4(1868)年=明治元年に、五稜郭に赴任。
その後も坂本一族は、道内各地に入植し大きな足跡を残した。
龍馬の安住の地はひとつ増えた。
どんな想いでいるのだろうか?
たまには抜け出して、湯の川温泉に入浴し、ゆっくり癒して欲しいものだ。
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