梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

従軍慰安婦問題と中国人

2012-01-09 14:02:08 | 雑記
此処数年従軍慰安婦の問題が大きくなっている、国内では余り大きくはなって居ないが其れが韓国側の神経を逆撫でするのだろう。そして昨日在韓日本大使館に火炎瓶を投げつけたと言う事件が起きた、韓国人ではなく中国人だと言う。
確かにこの問題は人道にもとると言えると思う、こう言う事を言えば更に逆撫でする可能性もあるが「国が強制的に、日本人以外の女性を特定し行ったとすれば正しく言語道断で時の政府では無いと言う理由は通用しない、正式に国家として謝罪する事は絶対に必要だろう、
しかし、「謝罪」より先に「補償」を言い立てる事が少し意図的な感じが否めないのは確かだろう、
戦争によって被った被害を全て補償すると言う事は永い歴史でも余り無い、特に近代戦争になってから敗戦国が一時的に占領下に置かれても経済的に「賠償責任」と言う方向になった事は無い筈である、この問題を無制限に拡大すれば日本は東南アジアからアメリカまで全て賠償の責を負う事になる、しかし当時実質植民地支配をしていた韓国国民女性を強制的に慰安婦と言う非人間的扱いをしたとしたら此れは戦争そのものとは切り離して謝罪しその精神的苦痛に慰謝料を払うは当然だとは思う。
しかし今回の靖国神社放火と在韓大使館火炎瓶事件の犯人に関しては非常に違和感を覚える、
先ず、中国国籍であると言う事、そして「自分の祖母が従軍慰安婦だった」と言って居る事だ、
彼は中国人でありながら韓国人の祖母を持っていると言うのか、それとも中国人の祖母が慰安婦として徴用されたと言うのだろうか?現地で徴用されたら「従軍」と言う表現にはならない、
無論、戦争と言う異常状況で軍が犯したその手の犯罪が無いと言う事はあり得ないだろう、その事が現地の人民との軋轢を大きくする事を防ぐための「従軍慰安婦」だった筈だから現地の女性がもし不法な形で被害に有ったなら「慰安婦」では無く日本軍の犯した軍律違反と言う事になる、
其れはそれで大きな問題だが此の犯人が言い立てる大義名分とは異なる話だろう、
そして此れが私として一番違和感が有るのが「祖母が従軍慰安婦だった」と言う事が何処から彼に伝わったのだろうかと言う事である、
仮にそうだったとしても彼女達にとってそれは忘れたい事実では無かったのだろうか、「私は若い頃日本軍に命令されて多くの男の相手を務めた」と言う様な事を子供や孫に自ら話すのだろうか?仮に何らかの事情で子供が知ったとして、その子供が生まれた子供達に「お前達のおばあちゃんは若い頃こんな事をさせられていた」と話すと言うのはどうも違和感が有る、
国家を上げて反日気運をあおっていると言う報道もある、その結果今韓国で盛り上がって来た物に便乗しただけなのではないのかと思う、多くの中国人と仕事で交際が有るが彼らと報道の中国人とどうもかなりの乖離が感じられる