梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

柏崎原発再稼働とは

2024-04-30 09:38:05 | 雑記
東京電力が柏崎原発の再稼働に向けて準備をしている、
その理由として挙げられているのは「福島原発事故の巨額な災害補償金を捻出する為」と言われている
しかし、原発事故の災害補償金を捻出するために原発を再稼働すると言うのは理論的に破綻している
墜落した旅客機の補償金が足らないから「その旅客機に重大な危険が有る」と指摘されているにもかかわらず同型機を使って営業を開始すると言うのはおかしいだろう、
福島を教訓に再度立地条件その他を厳密に精査したので大丈夫だと言うのが原子力委員会の再稼働許可の理由だそうだ、
福島の津波災害は「想定外だった」と言うが「想定」は完全に外れた、だとしたら「新たな安全基準」と言う想定も「想定外」は起きうると言う事だろう、
自然の驚異は人知の計り知る事ではない、人が想定できる事ではない、
尤も福島原発の津波到達高さ・範囲は指摘されていたと言う話もある、しかし「歴史上最大の津波」は来ないだろうと言う判断で今回の事故を起こした
来ないだろうと言うのは言わば賭けに近い、そしてその賭けは外れた
言わば博打を打って大損をしたわけだ、そして「博打の負けは博打で取り返す」と言うのが「原発災害の補償金は原発再稼働で」と言う事になる
博打打が破産するパターンだが問題は東電が破産する事だけではない、自然界に数万年と言う汚染を伴う社会的被害が出る事が大問題なのだ
原発の問題は経済の問題ではない、人類だけでなくあらゆる生態系の問題、地球という惑星の問題だと言う事を認識しなければならない筈だ

オッペンハイマーと言う映画とアメリカ国民のアイデンティティ

2024-04-18 10:51:01 | 雑記
オッペンハイマーと言う映画が話題になっている
マンハッタン計画で原爆製造の主幹を担った物理学者だ
この映画の効果で最初の原爆実験の場所に多くの観光客が集まっているらしい
未だにアメリカ国民の多くが「原爆投下は戦争を終わらせるために正しい選択だ」と言う意見の様だ
アメリカがベトナム戦争の泥沼の頃、アメリカ国内も厭戦機運と平和運動が盛り上がった頃は少しはこの考え方が少なかったようだがソヴィエトが崩壊し西側優位、アメリカが強大戦力国家の世界になってアメリカの世代感覚も勝者の理論が世論となったのだろうか
「原爆の恐ろしさを見せつけたから日本は無条件降伏をした」と言うのには異論が有るがそれ以前の理論として
「原爆の威力」を見せつけるのが目的なら無人島を一つ消して見せるだけで充分に威嚇が出来るだろう
広島のすぐ近くには呉港が、長崎の直ぐ脇には佐世保が有る、今でも自衛隊の駐屯する軍事施設だが此処ではなく一般市民しかいない都市部を狙った
その前の3月10日には東京のでは大本営のある四谷付近ではなく一般市民の生活圏を焼夷弾で焼き払った
アメリカ人のアイデンティティと言うものが有るとすればそれは恐らく「勝者の理論」ではないかと思う
民族のアイデンティティは人種、言わば血、固有の育んできた言語があり、長らく住み着いてきた土地の歴史がある
それが固有の文化圏を作り、結びつきの根源に沁みついている
しかし、アメリカと言う国家は未開だった新大陸(と勝手にヨーロッパ人が名付けただけの)に開拓と言う名前で侵略分捕った雑多な人種の集合体だ
アメリカ人と言う人種は人類学的には存在しない、有るのは「アメリカ国」民である
彼らを「アメリカ国民」として結び付けているアイデンティティは恐らくその当時の彼ら曰「フロンティアスピリット」と言う様なものかもしれない、
無論それは「侵略精神」である事には変わりはない、広大な大陸でもネイティブアメリカンと今彼らが呼んでいる人々はいたのだから
それは置いたとしても恐らく今でもアメリカ人(アメリカ国民)の多くが持っているアイデンティティは「勝利・強者」を追求し続けると言うものなんだろう
それを自ら意識しているかいないか、それを十分に認識して完膚なき形で体現しようとしているのが共和党のドナルド・トランプだ
「アメリカ第一主義、他国の為(世界の為)には一銭も出さない、アメリカ経済に悪影響を与える国には制裁をする」と言い立てている
全てのアメリカ国民がそうだとは思わないが「戦争を終わらせるためには日本人(白人以外)の非戦闘員を何十万人殺しても正しい選択だった」と言う人数の分だけそういうアイデンティティの連中なんだと判断するのが一番正しいのではないのか
そんな国家に唯々諾々としたがい、国賓だと言われて舞い上がっている政治家をアメリカ国民の10倍も歴史のある国民の代表だとは我々は認めない!

裏金だけではない、国民の将来を担保に借金を重ねている政治は選挙でしか変えられない

2024-04-12 17:22:32 | 雑記
自民党派閥の裏金問題で国会は紛糾をしている
自民党内もこれだけの騒ぎになった以上は知らぬふりは出来まい
岸田総理の元、党内で査問委員会を設置したと言うがすべて非公開の査問会だ、基本的に「どうやってごまかすか、」と言う打合せの会合だと言うのは誰が見ても解る、
恐らく談合をしてだれをスケープゴートにしたら言い訳が通りやすいかと、落ち着いたら復党とポストの報酬でリストとスケジュールを作成したのだろう
政治パーティーと言う集金システムが政治献金の抜け道として温存されていたらまるで笊法だ
政治資金規正法でもあくまで支出の報告だけで収入に関しては報告発表の義務はない
収支を明らかにと言うなら支出だけではなく収入も明らかにしなければ全く意味は無い
会社の決算は収支の動きと証明が絶対条件である、使途不明金など許されるわけもない
特定秘密保護法は経済活動においても強制監査と罰則が強化されると言う、
「国民の経済を守るためには国家が一定の監視をする必要がある」と言うがその国家を運営する政府と言う組織が収支を詳らかにしない上にその規正も穴だらけの笊法の上にさらにその穴以上に大金を懐に入れていると言う
こんな政府が「国民の為の」と言ったところで誰が信用すると言うのか、
この問題をうやむやに幕引きを企てている政府が「国民の為」とどの口で、どの面で言うのか
しかし、選ぶのも国民だ、投票率が有権者の半数に満たない選挙が「民の総意」と言えるのか
無投票者の多くは恐らく此れからこの社会で暮らさなければならない若者だろう
※ 財務省は10日、国債と借入金、政府短期証券を合計したいわゆる「国の借金」が6月末時点で1255兆1932億円だったと発表した。3月末から13.9兆円増え、過去最多を更新した。国民1人あたりで単純計算すると、初めて1000万円を超えた。債務の膨張に歯止めがかからず、金利上昇に弱い財政構造になっている。
この数字を考えて貰いたい、組織票で当選しているあなた方の言う「老害」の最たる連中はあなた方の名前でどんどん借金をして自分達の懐に積み上げている、
こんな政権に選挙に行って”No!”を突き付けてほしいのだ

専業主婦はどの位いるんだろう、

2024-04-10 10:15:37 | 雑記
植木等の歌に「はい、それまでよ」と言うのが有った、
題名は違うかもしれないが小節の最後が「~はい其れまでよ、泣けて~くる」と言う言葉で〆た
都知事だった青島幸雄の作詞だった気がする
何番だったか
~丈夫で長持ちいたします、てなこと言われてその気になって
女房にしたのが大間違い
炊事洗濯まるで駄目、食べる事だけ三人前、
一言小言を言ったなら、ぷいっと出たきり、はい其れまでよ
泣けて~来る
と言う歌詞だった(多少違うかもしれない)
見合いか恋愛か解らないが家電やファミリーカーじゃあるまいし
「丈夫で長持ち」で結婚する奴も充分問題だが確かに見た目や雰囲気が良くてもすぐ壊れるとか使い勝手が悪けりゃやはり「丈夫で長持ち」に越した事は無い
しかしこんな事を言ったら今だったら大炎上だろうな
今では希少だろうが当時は殆どのサラリーマン家庭が専業主婦だったので女性達も家庭に入るのは当たり前で「永久就職」と言う様な言い方も有った
報道では事件の関係者で女性の説明に就業していない女性の場合、未婚は「家事手伝い」で既婚は「専業主婦」とされる事が普通だった
今でもそうかもしれないが男の方は働いていないと「無職」である
独身女性は「家事手伝い」で既婚だと「主婦専業」だとすると理屈からすると「家事」と「主婦」は仕事と言う事になるのか
まあ、現在では「主夫」と言う言葉もあるのでそれで良いのかもしれない、
男性の家事手伝いはまあないんだろうが家事手伝いと引き籠りの線引きはどうなってるんだろう

昔の写真を整理していたらこんなのが見つかったがどこだったかさっぱり思い出せない


開通を遅らせた事が区切りとは、それが目的だったのか?おかしいだろう

2024-04-06 12:01:36 | 雑記
川勝県知事が「6月をもって退く所存」と辞任を仄めかした、
仄めかしたと言うのは前科が有るからだ、「賞与は受け取らない」と言いながら全額受け取っていた事が有る
どんないい訳だったか覚えていないがどんな言い訳理由を付けても「貰わない」と言いながら全額受領していた事は間違いない事実だ
6月になったらまた何らかの理由を付けて撤回するのじゃあないかと言う懸念は十分にある
辞任の要に「リニアが延期になった事で区切りがついた」と言っていたがこれで「区切りがついたから役目は終えた」と言うのなら水の問題、自然環境への影響と言う反対理由とは根本的に目的が違うだろう、
「南アルプスを開削する事を阻止した」か「大井川の水問題はこの様な対処をする、自然保護はこう言う対応をする」と言う確約をとれたと言うなら今の今までゴールを次々増やしリニアの工事を阻止してきた知事として「区切りがついた」と言う事だろ
。しかし辞任の弁を見ていると「27年開通は諦めました」と言うJR東海の発表で「区切りがついた」と言う勝利宣言を出したとしか取れない
じゃあ、川勝知事は「27年開業の阻止」が目的であれだけ反対をしていたのかと言う事になる、
反対に掲げた理由は工期を遅らせれば目的が達成できるとしたら理屈が合わない
更に言うらな全線の青写真が発表された時点でなぜ反対をしなかったのかと言う事もある、全体の計画が決まり各地の工事が始まってから「通さない」と言う出すのは理解できない。
青写真が出されたときに「県としてあそこを開削する事は賛成できない」と言って居ればこんな莫大な経費と時間のロスをする事は無かっただろう
その時点ではまだ他の経路の計画もあったと聞いている、遠回りになっても中央線沿いに諏訪を廻る計画も、更に南側を真っすぐに河口湖付近を通り身延の南コースの計画もあった
この時点での反対なら他の工事にも影響も最小限に済んだはずなのに全計画が決定し、東京都・神奈川県・山梨県・長野県・岐阜県と着工が開始された後で突然強硬に反対を表明した
水の問題に目途が着くと今度は環境問題をだして27年開通を諦めたら「区切りがついた」と言うのはまったく整合性がない
一体川勝知事は何をしたかったのか、4期に渡って知事に選ばれたのだからそれなりに県民の支持は有ったのだろうが私が知る限り実に評判が悪い、しかしそれでも当選する、
国政もあれだけ好き勝手をやって、違法として検挙もされ、言論弾圧の様な発言を繰り返し、野党国民から非難され続けても政権に返り咲く自民党もまた同じようなものか
自民党政権に駄目を出せるのは有権者だけだ、棄権は国家国民を奴隷に貶める
静岡知事選は川勝氏は居ない、しかし国政には自民党が出てくる、離党した連中も党籍は無くとも自民党推薦の様な形で出るだろう、当選したら復党を約束したうえで、
今度こそ政権を渡してはいけない