梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

唯一の被爆国国民は核廃絶を望む

2017-03-30 08:13:27 | 雑記
核兵器禁止条約交渉会議に日本政府は参加しないと言う、アメリカのトランプ大統領にそれこそ「忖度」をしたと言う事だろう、
在米の被爆者が「故国に裏切られた」と発言していたが裏切ったのは安倍政権自民党であり世界で唯一の被爆国である日本国民としては絶対に「核兵器廃絶」は悲願であると思う、
人道的な兵器などある訳も無いが核の恐ろしさは人間と言う生物だけでなく生態系そのものに甚大な被害をもたらすことは我が国は身をもって体現している、
兵器でなくとも核反応がもたらす危険は東日本災害で切実な問題となって今も被災地と被災者を苦しめている、風評被害は無知のもたらす別な人災だが生まれ故郷を奪われ立ち入る事すら何時になるかはっきりしない、核エネルギーは人類の手に負えるものではなかったと理解しなければならない事を福島原発事故は改めて教えている、
スリーマイル島もチェルノブイリも大変な危険性を示準したいたのだが未だ絶対的人数が少なかった、しかし同じ事故が人口密集地帯で起きればどうなるか、人口密度の低い処を選んで設置していてももともと狭い国土である、「想定外の範囲」に及んだと言うが想定自体科学者の意見を取捨選択したうえでの範囲であり、今回選択されなかった意見が正しい事を見事に証明している、
再稼働の危険性を指摘する学者が居るが又大丈夫だと言う学説をとる、今度また起きたら「想定外」だと言うつもりなのだろう、国民が言っているのはその危険性であって回答の趣旨は経済性では答えになっていない、
核兵器はこの危険な部分を最大限引き出して作られている、更に兵器の目的は殺戮と破壊である、一瞬で失う生命もさることながら他の動植物を含めての生態系に大きな負担をかけ想像できない変化をもたらす核は絶対に禁止すべき事象だろう、既に三世になっている被爆被害者もいる、核兵器廃絶会議に日本政府が参加しないなら唯一の被爆体験者、核兵器廃絶の為の生き証人である被爆者達を会議の為の証人として招待したらどうだろう、
そうすれば其処に「折り鶴」だけの席の意味が歴然とするだろう

政治も外交も大変なのに世間は平和だね

2017-03-25 14:04:21 | 雑記
昨日蒲田の駅前で卒業式帰りらしい3人の子供を見た、午後3時頃か羽織に振袖、網上げのブーツでヘアスタイルはまるでAU-CMの乙ちゃんである、
流石にカラーリングはしていないし恐らく化粧もしていなかっただろうが、どう見てもどう考えても小学生だろう、基本的に中学校は制服のはずだからな、
幾ら少子化だと言ってもこれは驚くより嘆かわしいとしか言いようがない、子供が望んだのか、恐らく親、独断と偏見で言わせてもらえば母親の意向だろう、
母親の年代は恐らく30代、この頃からなんでも「可愛い~」で表現を済ませる年代である、このハイカラさん装束も「可愛い」なんだろうが元来「可愛い」のはあどけなさとか純真な行動に使われる表現だ、背伸びをして大人の格好をさせる事とは真逆(この言葉もおかしいのだが)の表現である、
昔自分が10代後半に2歳下の女の子に「可愛い」と言われて猛烈に腹が立ったのを思い出すが今では雑誌まで「可愛いおじさん」と言う表現を使い、いい年をした爺さんが嬉々としているのを見て“お前さんはプライドと言う物がないのか”と思うのだが、それで若い孫の様な娘に持てていると思ったら大間違いだ、それこそ小娘どもの本当の意味は「馬鹿みたい」である事くらい理解しなければなるまい、
社会的知識の貧弱なただ若いだけの女性は社会適合性に欠ける、それを大人の助平心をつつく事で済ませていること、そしてそれが子供に受け継がれどんどんと社会が幼児化しそうではない少数の連中に上手にあしらわれる事に気が付かないとなるまい、
世界的には「日本は女性が重要な地位についていない」とか言われているが見渡してみても世界で活躍している女性達と同じ様な覚悟のある女性が有るかと言えば否としか言えない、その為に閣僚に人数合わせの女性代議士を置いても飾りにもならない処かとんだ勘違いで「私は優秀だ」と鼻持ちならないだけでは無く暴言を繰り返している
どうにもならない泥仕合を見ていても腹が立つだけだ、
我が子はと言えば既に40代後半、孫が「子供が欲しい」と言う時期に来た、自分は自らを維持するくらいしかもうできる事はないが言う事だけは言いたいものだ、
無論反論もあるだろうがこれからも勝手に好きなことを言わせてもらうよ、

籠池問題は猫だましか

2017-03-24 08:23:21 | 雑記
籠池問題であらゆるマスコミが騒然としている、国会証人がまるで劇場の如く籠池氏の独断場になっている、なぜ自民党は籠池氏の証人喚問を要請したのだろうか?それもずっと否定していたのを急きょ一転して、そして籠池氏の即答と一気に国会は舞台をこの問題に切り替わる、偽証罪のリスクを冒してまでなぜ籠池氏は自ら乗り出したのだろうか、
それも煽り立てるように、
一方証人喚問が行われている感にも「共謀罪」は粛々と進んでいる、それこそ与党の決まり文句の如く、
本来なら一面から三面まで挙って紙面をにぎわせ国民の多くの目を集めるはずの新聞は籠池問題に眼を奪われてしまっている、あまりにタイミングが良さすぎないか?
これで大山鳴動鼠一匹となれば意図的な演出だと言うのも考えすぎではないだろう、
野党やマスコミは「これで安倍政権の」と思っているのかもしれないが当人は全く表には出て来ない、全て安倍総理夫人の個人的問題だとしている、どう転んでも痛くも痒くもないだろう、
穿ちすぎかも知れないが報道はもっと大きな問題を前面に押し出して貰いたい、思想統制はアナクロリズムだ、トランプ大統領、ヨーロッパの極右政党の台頭とまた世界は不安定な様相を見せ始めている、日本も例外ではあるまい、安倍政権は世界的には「最悪な極右政権だ」と言う評論すらある様だ、
リベラルと言える政党が無いのが、或いはあっても地雑な政治手腕しかないのが残念だが何としても今の傲岸不遜な自民一党支配は止める必要がある

共謀罪、横暴な連中の正当化

2017-03-22 15:55:37 | 雑記
共謀罪が提出される、何度も否決されて廃案になった法律を名前を変えて再々と持ち出してくる、
何度否決されても持ち出すのはそれだけ保守党にとって、官憲にとって重要な方なんだろう、治安維持法、破壊活動防止法と名前を変えても目的は結局思想統制を目指し自らの権威に反対する世論を芽のうちから摘み取ると言うより枯れさせ根こそぎ排除したいのだろう、
思想の自由は国際的にも認められている重要な人間の権利だ、無論一部の過激派の行う武力闘争は防がなければならない、しかし突出した暴力運動は結局人々の支持を受けることは無く同じ様な反政府であってもほんの少しの相違であったり支持権力の座であったりして内部崩壊をする、暴力で思想を統一する事は不可の事は極左過激派のセクト争いからの自己崩壊やイスラム過激派の各派間の争いで結局は国家を経営する能力を育てる事が出来ないで血を血で洗う抗争となり弱体化してゆく、
保守勢力や官憲は思想の統一の結果でありながら結局力で思想を統一しようとしているのだろうがそれが「草の根から起きる思想的反対勢力」を恐れ「思想犯罪」と言う形で委縮させようとしているとしか思えない、
考えを押し込めようとしてそれは不満を内在させ逆に大きな反対運動に結び付くだろう、
「犯罪を未然に防ぐには早い時点での捜査と摘発が重要だ」と言う論法には確かに一面の説得力はあるがどうしても腑に落ちてこないのは今の安倍政権になってから顕著になって来ている独断専行、傲慢な法解釈政治解釈の与党民主党をどうしても信じられないからだ、
諸処の問題はあげつらうまでもなく安倍晋三氏とその取り巻きは「強い日本」=「大日本帝国」を思い起こさせる言動があまりに多い、身の丈に足らない相手に喧嘩を吹っかけてコテンパンにやっつけられたのにまたガキ大将は武鑓を振りかざし「俺は強い」と言いたげでそんな小競り合いに付き合わされてはたまったものではないのだが否応なくけつを蹴っ飛ばされそうな嫌な感じがする法律が強行されている、
なぜ反対するのかはその世論を無視した強硬な姿勢だと言う事を少しは理解しろと言いたい

地球と宇宙と神々の話

2017-03-17 15:36:12 | 雑記
NASAが地球型惑星を8光年先に複数発見したと発表した、地球型惑星と言う物がどういう基準なのか解らないが「地球の従弟」位似ているそうだ、
地球と酷似していても生命体が有るかは判らない、水が存在するかがかなり重要らしいが第一地球型生命体と同じである必要はないだろう、最近は地球上でも酸素もない高温地帯で活動する生命体も見つかっているし強酸性の火山ガスの中でも見つかっている、
地球の生命体に近い物を考えているとそうなるのかもしれないが想像外の生命体もありそうな気もする。
それこそ「天文学的」な時間軸で言えば地球型生命体の歴史は一瞬にも満たない、広大な宇宙で同じ条件が発生しさらにそこに生命体が発生する確率と長い時間の中で一瞬でも重なることなどそれこそ「天文学的」確率の無さである。
生命が発生すると言う事は全くの偶然の為せる業だと思うが多くの宗教は「それは神の意志による“必然”である」と言う、
しかしこの考え方はユダヤ教から発生して世界に多くの信徒を持つキリスト教とイスラム教の考え方のようで仏教や日本古来の神教やゾロアスター教では「生命は自然の中で生まれたもので人も動植物も偶然の結果だ(と具体的に考えている訳ではないが)とし自然は人間が思う様に出来るものではなく恩恵に感謝すると言う形で出来上がっている気がする、
いわば自治組織の様な考え方に近いのではないか、
ギリシャ神話やローマ神話を読んでも確かに全能の神はいるがかなり人間的で作者(人間界)から不完全な神として描かれているし海や火や風の神々に反抗されると言う場面もあり絶対紳としての全能力は持たされていない、自然界は神の領域外である、
仏教に至ってはブッダの説いた説法は「人は生まれ老いて死ぬものであり病を恐れ死を恐れる事が人の苦の根本である」と言う事を前提に「如何にしてこの苦しみから解脱できるか」を説いている訳だからその意味からすれば宗教ですらないかもしれない、
生まれ、生み育て自らは朽ちてゆく事を延々と繰り返すのが生命活動だとすれば発生は偶然だったとしても命の継承と言う事は必然であるのかもしれない、個人がその鎖から離脱する事は生命レベルでは許されない行為だし組み込まれた本能の欠陥だといえるだろうが弱い遺伝子を駆逐し種の存続を確立すると言うもう一方の本能には適っているのかもしれない