梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

原発推進派の意図は?

2011-06-30 08:49:24 | 雑記
65才以上23%を超えた、団塊の世代がピークを過ぎたがそれでも後4〜5年は続き後5年以内でおそらく人口の1/4位は高齢者になる。15歳未満が12%強、現在の平均寿命は女性が88.8歳、男性で81歳弱、其の後20年を越す頃から急激に人口は減る、国民総人口は現在のレベルでも25%は減る、
日本の経済規模はこれに伴って縮小に向かうだろう、世界の先進国は殆どこの傾向にある、
今、脱原発を進めると経済に大きな不安が出ると経済界から反対意見が出ているがこれから電力消費が右肩上がりで増加するということはあまり考えられない、電力を大量消費するような経済構造は既に人件費と不動産、法人税の少ない東南アジアから中国に移転している、仮に今のピーク需要と発電能力を鵜呑みにしたとしてもおそらくそれは総国民数と経済規模が縮小することで充分間に合うだろう、いわば過渡期だとすれば今年の夏の様に少し我慢すればあっさり過ぎてしまうだろう、僅かな過渡期の為にリスクの大きな原発は廃止すべきだろう、災害は過渡期であろうと待ってくれるわけではない。
多くの知識人や一般国民が反対しているのになぜあれ程再開に力押しをするのか分からない、おそらくそこに推進派に利する所があるのだろう、
原油は原料と言える太古の植物から計算してまだ千年位は有るはずだという、オイルショックの時にOPECは「後40年で枯渇する」と言って価格を3倍にしたがそれから40年は過ぎた、当時から消費が下がったわけではないから本来もう枯渇するはずだったがそのような事は無い、
「原油は自給率が殆どない我が国では原発が」と言う理論もあるがウラン燃料の自給率が原油より高いとは思えない、
「コストが低い」と言うが実際原子力発電に係る経費は原料以外に実に多くのコストがかかっている、国策だからと直接国で負担するコストが正確に発表されていない、
原子炉設置の補助金、設置自治体に毎年払われる補助金、啓発運動に関するコスト、第一「原子力保安委員会」なぞ原発が無ければ全く不要な組織だ、今度設置される大臣ポストも無くなる、そして廃棄物の保管は全く終了出来る方向は無いが大金がかかる、
この金は税金で賄っているが電力コストとして計上されていない、このコストを全て新エネルギーに廻せば今よりおそらく電気料金は下がるだろう、ポストが無くなる政治家と官僚、そして既得権益を話したくない経済界の抵抗が透けて見えると思うのは私だけか

まだゴールは先だが

2011-06-29 09:43:15 | 雑記
仕事をしながら流しているラジオから何かの募集が流れた、それは「大学**科を卒業もしくは来年度卒業の見込みの・・」と言うものだった、自分も本職が厳しくなり何か少し身に付けてと思って国家試験を覗いてみたら最低学歴か経験年数が3年以上というものが多い、
確かに何年も時間と努力と金を掛けて高学歴を手に入れたと言う事は何もせずに齢を重ねてきただけの者と一緒には出来ない、
我々の高校進学の時代はまだ戦後を引きずっていて貧乏な家が多く学費が出ないどころか口減らしと言う言い方すら有った時代である、しかしその後日本は大きく経済発展を遂げて経済的事情で進学を諦めるという事は略なくなり、進学できないもしくはしないのはおそらく本人の自覚の問題になった時期から更に「バブル時代」になると定職につかなくとも何となく生活ができる時代が来て今とは違う意味の「フリーター」と言う種類の職業欄まで出てくる、
「嫌いな言葉は努力です」と平気で言える「新人類」の時代が来た、しかしバブルの崩壊に従って常用雇用が減り「フリーター」は不安定な日雇い、いや時雇になって多くの人が此処に吹きだまってしまった、
景気が大きく低迷すると我々の戦後時代の様に家庭の経済事情で進学できないと言う時代に逆戻りしてしまう、戦後時代は日本が敗戦からの抜け出しを目指し大きく発展中で皆まだ夢が見れた、
しかし現在は良くいえば成熟してしまい下層から上層部に立上がる可能性が殆どなくなった、努力して何とかと思っても先に言うように学歴が資格の為の第一関門になっている、しかしそれは仕方ない面もある、
例えば医師資格である、医療は日進月歩で常に最新医療を学ばなければならない、例えばもう当たり前になったMRIは8千万以上の費用がかかる、あらゆる最新医療器を揃えなければならないとなれば当然維持には莫大の資金が要る、当然学費が多くなり結果としてその費用が支払える学生しか習得出来ない資格となる、掛かった費用を考えれば当然のように報酬が上がる、
その報酬でその子供達が医師になる、成績優秀で努力家であっても一般の家庭にはかなり難しい、これはあらゆる場面で現れる、一旦下層に下がると或いは下層に生まれつくと略上層部には行けない、この事が多くの国民の意欲を削いでしまい日本の活気を失わせている。
生まれて死ぬまでがレースだとしたら同じスタートラインで同じ条件で走るのがルールだろうが今の日本はずっとゴールしないリレーの様なレースである、
親が優位に走ってきたら子供はそのバトンを受け取って走り続ける、下層の選手はずっと遅れてバトンを受け取りしかも裸足で走らなければならない、
それでも観客は順位だけを見て評価をする、このレースに活気を戻すにはスタートラインと装備は平等にすることだ、

泣きっ面に蜂か、

2011-06-25 17:51:41 | 雑記
このところ本当に仕事が無い、今月確定した仕事はなんと6万円だ、昨日ソフトの追加の依頼が有ったが内容を大凡聞いた限りでは20万になれば上出来かと言う所だ、
今日の昼過ぎに簡単な書類の清書の様な仕事が来て明日中に仕上げる事になったが1日仕事では2万程度だ、全部入っても家賃と事務所経費で無くなる、9月か10月には有る程度の見込みが有るが其処までどう暮らすか本当に綱渡りの生活だ、
しかし悲観していても始まらない、必ず立ち直ると思ってやって行くしか無いが綱渡り、崖っぷちどうとも言える状況で夫婦で馬鹿っぱなしをしながら過ごしている、
綱渡りも崖っぷちも足元を見たら怖くて歩けなくなる、少し前を見てゆっくり確実に足を進めるしかない、もう少し行けば崖から離れる、ロープはずっと低くなる、そう見えると思って渡って行る、
昨日はかなり風が強かった、女房が出ようとしたら風でドアがあおられて勢いよく開いてしまったらヒンジが曲がってしまいドアが傾いてしまった、閉めようとしても閉まらない、この部屋は1階に大家が居る、仕方ないので大家に話に言ったら出て来た大家の息子が人の顔を見て「又ですか」とのたまった、
母親である大家が「直ぐ直させますから」と言ったのでその時は黙って進めたが「またですか?」ではない「又だよ!」と言いたいのはこっちの方だ、入居してみたら床は真っ黒で繰り返し雑巾をかけてやっとスリッパの裏側が酷く汚れなくなった、”酷く”は無くなったがとても足袋裸足歩けるものではない、
1年の間に下水は3度詰まった、其の内2回は4階と3階の間で本管が詰まりトイレを大家で借りる騒ぎになった、地デジには「各部屋でご自分で」と言う、借りているのだから工事代をかけても出て行くときは置いて行かなければならない、有線にしようとしたら配線を引くのも自前だと言う、未だこのビルには来ていないので其処から自前で有る、其処に持って来て此のドアで有る、どだい無制限で開かない様なストッパーは無い方がおかしい、にもかかわらず「又ですか?」である、出て行きたくとも引っ越すのにはどうしても5~60万は掛る、本当に貧乏はしたくないものである、

墓の話

2011-06-24 10:48:56 | 雑記
私は6人兄弟の末っ子だ、上の3人は男で母親が違う、同じ母親の兄弟は女が2人で私が最後だ、既に上3人の内2人は他界した、2番目の兄は40代前半で病死、離婚したので一人身だった、
1番上と3番目の兄には女の子がそれぞれ2人づつ、もう一番下の姪も45歳を過ぎている、2人の姉には男の子が出来た、
そして私は再婚の相手に娘と息子が居たのでその結果我が家の姓を名乗るのは結局養子縁組をした我が息子だけになった、
実は上の姉の子供は我が家の姓を名乗っていたのだが結婚相手彼女が一人娘だったのであっさりと姓を変えた、
昨日上の姉から電話が有って下の姉から墓の話を持ち込んできたと言う、勿論結婚して苗字が変っているので何でそんな事を言い出したのかよく解らない、
今我が家の墓は長男が姫路に新たに建てて田舎にあった墓は墓石が盗まれると言う前代未聞の事件のせいで骨は菩提寺の僧侶に来て貰い全てあちらにある、
長男曰く「此処にはもう誰も住んでいないし一番近くに住んでいるのは皆姓が違う、お前(私の事)も東京から来るのではそうちょくちょくは来れないだろう、家の墓は長男が守るのが筋だ、遠い所だが持って行く」と言う話しになたのだ、
菩提寺には位牌が有るので此処に永代供養費を払って置いて東京と浜松の者は此方で済ませる事にすると言う話しが付いたのだが、その時には居なかった下の姉から出た話で上の姉と戸惑っているというか腹を立てていた、
「墓守が居なくなる」と言うが大体姫路でも娘だけだから兄が死んだ後暫くは娘が墓参り位はするだろうがその子供達となれば苗字の違う墓は絶えてしまうだろう、それは言い出した下の姉の所も同じだ、刻まれた苗字が違い、遭った事も見たことも無い祖父母の墓なぞは恐らく直ぐ忘れるだろう、此れはどの子供がやっても同じだろうな、
第一自分達が入る墓すら無い、死んだ後は記憶が有る人にしか墓の意味は無いし記憶に有るだけなら別にモニュメントはいらないと言うのが自分の考え方だが女房と子供はどう思っているのか解らない、
女房の両親は都内に寺が有るのだが兄は3年ほど前に他界し一緒に入っているので其処で見てゆくだろうが、考えてみたらここも娘だけだな、嫁に行ったらやはりその後は同じ様な物だろう。
気持ちの問題だとしてもこの歳になると結構厄介な問題になる

植え込みの松葉菊




優しい人(男)と言う言葉は

2011-06-23 16:22:53 | 雑記
女性に男性に求める条件と言うか好みのタイプと言う所に必ず上位に出てくるのが「優しい人」と言うのが有る、
しかしごく一般的に見て女性が選ぶのは「優しい人」よりどう見ても「優しくない男」の方が圧倒的に多い様に見える、
ドメスティックバイオレンスと言う、いわゆる「DV」も「あの人が?信じられない」という話も聞くが「やはりな」と言うタイプがかなり多い、大体周りから「あいつは止めた方がいいぞ」と言う奴ほどもてる様だ、
大抵昔から「危険な匂い」がする方が女性にはもてる、純情な深窓の令嬢ほど夢中になる様な気がするが小説の影響かも知れない、私の周りにはそんな深窓の令嬢は居ないから真実は解らないが結構いい育ちの女性が男で苦労していると言う話しは身近にある、しかも何とか分かれても又くっ付くか同じ様なタイプを選ぶからやはりその方がもてるんだろう。
女性の言う「優しい人」と言う言葉を其のまま解釈してはいけない、実はこの言葉には「私にだけ」と言う言葉がセットになっているのだ、誰にでも優しい男は「軟弱で頼りない」と言う評価になることが多い、又は「外面が良い」と言う評価もある、
ましては他の女性に優しかったらたちまち評価は「女好き」となる、昔の歌詞によくあるのも「皆は悪い人だと言うけど私にはとても良い人」と言う奴で此れが一番持てる様だ、極道の妻やいわゆる「女」と言うのにはこう男が多い、
最近は結構テレビなどでは長年連れ添ってお互いに感謝しあっていると言う老夫婦が出て来るが此れは大抵農業や漁業の事が多く勤め人の大多数の妻が亭主を表現すると「私が居なければ何も出来ないだらしない男」か「何でも自分の思い通りにならないと直ぐ怒る」と言う両極端の評価が多い様だ、
それでは男性は女房をどう評価するか?大抵の亭主は女房の悪口を外では言わないのだ、「いや~怖いよな」とか「頭上がらないよ」とか言っても自虐的に話す位で「家の女房はどうしようもない」とは言わない、
そんな事を言うのは「何で一緒に居るんだよ」と言われはしなくも思われる事は充分承知だ、多分自分が誰かに聞いても言葉では「そんな事はないだろう」と言っても「お前は馬鹿か」と心の中では思うだろうと言う意識がある、
今の流行語の「草食系男子」とか言う連中があのアンケートをそう言う風に理解していたら其れは違うぞ、もっとも本当に女性にどう話していいのかわからないと言うより少しはましだが