梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

昔はものを思はざりけり

2019-01-31 09:28:05 | 雑記
最近あまり物事に感動が無くなった気がする、
まあニュースを見聞きしていると腹の立つことが非常に多いのだが昔ほど継続しない気がする
仕事上の相手がかなり強欲な交渉をしてきても「それは納得できませんね」程度の話で自分の要求は何度かは交渉するが駄目ならその交渉は降りてしまう、
夫婦の会話もちょっと前までは「それは違う」と言い立てたのだが最近は「そうか、そうだね」程度で会話を止めてしまう、
無論女房にしてみればそれでも不満はあるのだろうが自分としては面倒な会話を続けるなら打ち切った方が楽だ、
ニュースにもスポーツにもテレビ放送にしても本当に考えなくなったな
それが穏やかな老後なのか丸くなったのか、それとも老衰なのかわからないが
昔はものをおも業りけりと言う一首を思い出して(自分は全く逆だな)と考える
「逢ひ見ての後の心にくらぶれば昔はものを思はざりけり」
元の歌は百人一首で恋焦がれて乱れる心を読んだものだが自分は何時もとんがっていた気がする、
無論それは暴力ではなく考え方と言う事で親しい友人たちとは結構激論をしたし女房とも夫婦喧嘩の元になったりしていたのだが考える事を止めたのか
面倒くさくなったのか、
ごまめの歯ぎしりでも怒る事は起こらなくてはならないんだろうが
時や世間から目をそらして穏やかに過ごすのが良いのか
情けない事になって来たのか
此れが政財官の思うつぼだとは確かに思うが無力感が繰り返し襲うよな

どっちを向いているんだろうね、韓国軍は

2019-01-30 14:39:23 | 雑記
韓国は「日本の自衛隊が威嚇的低空近距離飛行をする事に抗議する」と在韓防衛官を呼びつけて抗議したそうだ、
どうも行動自体が後付けでロックオンの不祥事を無かった事に(最初は認めたようなコメントだったが)すり替え抗議に見える、
しかしそれは兎も角、なぜ日本が韓国駆逐艦、つまり韓国軍に威嚇をする必要があるのだろうか、
日韓は米軍と対北朝鮮戦力共同体だったのではないのか、
友軍以上同盟関係の筈だがなぜ日本が韓国軍を威嚇しなければならないのだろうか、
威嚇行為なら何らかの意図がある筈だ、場所は公海上、最初の時はEEZ内だからいわば経済活動を
行っているなら抗議すると言う意図は有るだろうが確認前に火器誘導レーダーの照射を受けたと言う
つまりミサイルの照準を合わせいつでも打てる形をとったと言う事だ、
これは間違いなく「威嚇行動」だろう、対空火器の照準を哨戒機に合わせたぞと言う事であり、「後は打つだけ」の状態にした訳だから威嚇でありその意図は「此処から出ていけ!」と言う事だろう
「貴艦の行動は」との問いかけにも回答は無く再度ロックオンされている
その直後に態々韓国軍にそんな危険な威嚇行動をする事は考えにくいし、第一威嚇の方向か解らない、
我が国の領海に侵入しているなら退去を促す事は有っても上空旋回はしても威嚇する事は無いだろう、哨戒機だ丸腰である、
前回の事があるのだそれこそロックオンから威嚇射撃位はやる可能性があるのは韓国艦艇だと普通考えるだろう
要するに韓国軍は言わんとする事が全く分からないのだ、威嚇して同性と言うのか教えてほしい、まさかただ「怖がれ」と言う様な事は理屈が合わない
この一連の行動、最近の文大統領の行動を見ていると北朝鮮が友好国で日本が敵性国家としか見えない、
しかし米国は北朝鮮と未だ国交すら交わしていない、韓国には数万人の在韓米軍が居る、
大国の思惑で国家分断を余儀なくされた事は本当に痛ましい事で南北統一は世界の人間にとっても
望ましい事だが今のまま核保有の北朝鮮が韓国に融和し核放棄をするとは考えにくいだろう、
宗主国の中国も恐らく韓国併呑を望んでいるだろうしロシアにしてもアメリカ属国化している韓国が
北朝鮮を併呑するのは直接対峙する事になるのは避けたいだろう、
韓国から米軍が引き上げるとすれば日本は直接社会主義(とは言えないが)対峙する事になる、
そうなれば今の韓国が全面に押し出している「敵対国家日本」がむき出しになるのだが北朝鮮との敵対対峙が今度は日本になる、それは同時にアメリカに対峙する事なのだが果たしてそこまで考えての行動なのか、
韓国(南北の無い朝鮮半島)と中国は「敵対国」と言うより「憎悪の対象国」としている様な気がする、
しかしもし日本が経済的にも軍力(経済的裏付けのある)も極東アジアで大きな存在で無かったら、例えば経済的にカンボジアやタイ、フィリピンクラスかあるいはそこより低かったら恐らくこんなに事あるごとに「嫌いな国」にはならなかったんじゃないか、もっともそうなれば何が有っても歯牙にもかけないだろうが
東海の小さな島口が200年の鎖国から解放したらあっと言う間に経済も戦力もアジアのトップに躍り出て暴走し(この間の高校教師並みに挑発されてと言う意見も多い)連合国に戦争を仕掛け
予定通りに無条件降伏をし、これで留飲を下げたはずが僅か25年で又経済的にアジアのトップになってしまった、
ロシアも中国も統一国家時代にこの島国に敗戦した、しかし両方とも国内の分裂に乗じられた事は事実で恐らくどちらの国も一枚岩になっていれば日本などと言う小国に負ける事は無かった、
しかし韓国はずっと大国の属国としてしか存続してきた事が永い、
廻りの国家に翻弄され続けてやっと国際的に独立国家と出来た時には南北に社会主義と自由主義に分解されてしまった、
国民の自尊心と独立心の為に不満や憎悪の対象が必要なのだろうがナチスがユダヤ人を利用したようなトランプがカラードを利用する様な事は絶対に長く続けることは出来ない
それも国内向けでしかない事は情報時代のなったら早晩崩れるだろう
個人レベルでは在日韓国人は日本経済で重要な基盤を確立し日本社会の一部として機能している、
未だそれが気に入らないと言う愚かな連中も存在しているが彼らを抜きにしたら今の経済社会は穴が空く、
普通にそこにいる彼らは日本をそんな風に見ていない、仕事上の付き合いがある人達は同様に「一番迷惑しているのは私達なんですけどね」と言っているのだ、
しかし今のリーダーはどうにも困ったものだね
具体的にどうしたらいいなんて簡単な話ではないが、暴走は困る、「西部戦線異状なし」見たいな報告書で済ませられる様な時代ではなくなってそれこそ「炎上」下では済まされない、

政治はあきらめるしかないのか

2019-01-28 09:28:40 | 雑記
山梨県知事が自民公明推薦の候補が勝利した、
一昨日は野党協調の会議が開かれたがその日のうちに会派別に協調を模索し
”勝利後の主導権を画策”したと言う、
もうこうなると「馬鹿」という以外に無いな
勝利後の主導権争いで選挙に臨んで勝てる訳もあるまい
戦国時代でも互いに相手の組織分裂を画策し敵の弱体化を狙うのは基本中の基本だ、
敵の敵は味方、その連合が出来なければ唯の烏合の衆どころか疑心暗鬼から同士討ち
選挙で言えば味方の票の食い合いは自民党に利するだけだ
取敢えず勝たなければ負け犬の遠吠え、自党の利益だけを考えているのは全くこれまでの選挙結果から全く何も学習していない
学習していないどころかこんなことはずっと言われ続けていたのだが彼らには政治は出来まい、
これでまた安倍一党自民党が続くと思うともう日本をあきらめなければならないのか
省庁もミスではあり得ない、「修正の為のソフト」まで作って意図的に数字を変えている
それが「国家が保証するデータ」だと、
自民党は「大した問題では無い」と閣僚が発言する
国を司る公官庁が意図的にデータ改ざんをする事が「大したことは無い」と言う連中が政権を握る
政治は権力ではない、政治は責任だ。
今の自民党保守政治は明らかに「政権=政治権力」だが官僚は責任を取らない、
政権も「政治責任」ではないので権力はゴリ押しで進めるがその結果には何の責任も取らない
責任を取らせるには次の選挙で落選させるしかないのが国民のたった一つの力だが選ぶ対象が居ない
野党を選べないから棄権となれば組織票の自民が勝つのは自明の理だ、
いい加減にしてくれ!
野党はもう少し大人になってくれ、主権は取ってから考えろ、
烏合の衆、捕らぬ狸の皮算用にですらない
小異を捨てて大同につくと言う言葉の重要さを理解し、政局を得てから考えろ
その程度のドタバタは待ってやる、自分の党の事より日本の事を考えろ、それに対しての異論調整は走りながらやれ、
本当に暗澹たる気分になる

公的な仕事をどう考えたらこういう無恥なやからが生まれるのか

2019-01-24 14:36:59 | 雑記
「二〇二〇年東京五輪・パラリンピックで、東京都や国の公費で賄う事業のうち、大会組織委員会が随意契約でスポンサー企業に発注する事業は、事業名や契約先・金額などすべてが非公表になっていることが分かった。一七年度末までに契約した事業のうち非公表なのは、七件で計四億三千万円。多額の税金を支出しながら、使途がブラックボックスになっている。 
非公表の事業は、都や国の公費で大会組織委員会が契約・発注する「共同実施事業」の一部。 一兆三千五百億円を見込む大会経費のうち、都と国の公費負担は七千五百億円。このうち輸送やセキュリティーなど四千五十億円が共同実施事業にあたる。都は一八年度予算で共同実施事業のため七百四十四億円を負担しており、大会が近づくほど発注は増える。それに伴い、非公表対象の額も膨らむとみられる。
 組織委はスポンサー企業との随意契約を公表しない理由として「スポンサー契約上、秘密保持が求められており、公表により事業運営上の地位が損なわれる」と説明している。
 今後発注が見込まれる警備やサイバー対策などのセキュリティー関連事業の契約についても、組織委は「情報が公開されることで大会の安全が脅かされる可能性がある」として一部を非公表とする方針だ。
 組織委は総額で四千五十億円となる共同実施事業のうち、非公表の対象となる規模を明らかにしていない。最新の試算では、都や国が負担するセキュリティー関連だけでも総額八百億円に上る。都は「公金の在り方として適切ではない」として、組織委に公表を求めてきたという。
 組織委は取材に「公金を原資にしていることを踏まえ、現在、スポンサー各社と個別協議中」と回答。セキュリティー関連事業は「公表にかかるリスクを評価し、公表の可否を個別に判断することになる」とコメントした。
 組織委は、東京大会の準備・運営のため、都と日本オリンピック委員会(JOC)が出資して設立した公益財団法人。スポンサー料などの民間資金で運営している。元首相の森喜朗会長をトップに都や民間、国からの出向組が在籍する。
 スポンサー企業は現在七十一社。組織委に協賛金を支払う代わりに東京大会のロゴマークを使って広告を展開したり、関連イベントに参加できたりする」

東京新聞の「税を追う」と言う企画記事にこんな記事が載った、
私は基本的に東京五輪には反対と言う意見だが多くの方が賛成しているならそれは其れで仕方ないと思う、
しかしオリンピックは大きな負の遺産を残す、経済効果もごく一部の企業にしかもたらさない事は近世世界でも広く周知の事で開催国として立候補国は減少し中には一旦立候補したが取り下げる国まで出ている、
七千五百億円の公費があれば今問題になっている貧困世帯がどれだけ助かるか、
しかし決まったものは決まった事、日本と言う国家が行うと宣言したのだから国際的にも粛々と進めるしかない、
しかしその経緯もIOC委員会から「不正な行いがあった」と告訴されている、
そこまでして開催したかったのか、日本を選定されなかったなら気持ちよく諦めて貰いたかったのだが、
しかし今度はその多額の予算の内四億三千万の使途が全く非公開だと言う、
公金の補助と言うのは税金だ、基本的全ての使途は明らかにしなければならないのではないのか、
大会組織委員会は全くその金を自由に使えると言うのだとしたら会計監査委員会など何の意味も無い、
納税者とすれば「表に出せない金の使い方をしているのだ」と断罪する、
”のではないか”ではない、間違いなく委員会の身内にバラまいていると断定する
出なければ全て公表するのが当然だろう、その事がこそ自らの正当性を証明する立った一つの方法だ、
厚生労働省の隠蔽も「意図的な隠蔽」を”絵に描いたような”状況も「隠蔽の事実は無い」と言う傲岸無恥、税金の使途を非公開は問題ないと言う傲慢さ
此処まで来ると政治家も霞む酷さだ
何とかしなければ日本は本当に駄目になりそうだ

あれは喧嘩、体罰じゃ無い

2019-01-23 08:29:15 | 雑記
ある高校教師の暴行事件が大きな話題になっている、暴行と言うより喧嘩に近いように見える、
殴った行為そのものは「暴力行為」である事はその通りだがその前の動画を見ているとあからさまに
高校生が教師を挑発している、
同年配であの挑発を受けたらあそこに至る前にとっくに喧嘩になっているだろう、
「まだ子供だからそれが理解できていなかったのではないか」と言うコメントも有ったがそれを受けて「まさか殴らないだろうと言う甘い思いがあったのでは」と言うコメントも出ていた、
教師は温厚で生徒の信頼が厚い熱血漢だったと言う説明もあったので(挑発しても大丈夫だ)と言う気持ちもあったかもしれない、
この動画をとった生徒が「炎上させようぜ」と言う発言をしているが計画的なのか偶発的なのかはまだわからない、
学校の発表では「生徒に問題行動は無かった」としているがあの挑発行動は「問題では無い」とするには度が過ぎている、
きっかけは生徒の服装行動における「3度目のピアス登校」だと言う、
それに対して「てめえ俺が切れると思わねーのか」となり「てめえの小さい脳で考えたらどうだ」と言う、
挑発に乗せられた時点で50代と言うこの教師の負けである事は間違いないが罵詈雑言は大人として見逃すことは出来ないし、恐らくピアス問題も校則に書かれている筈だ、
「知識人」とか言う連中が「個人の自由が」とか言うのを聞くが私も子供を2人送り出した親として理解しているが高校入学時に校則は示されている筈である、
その規律を守ると言う契約書に判を押して居からの入学である事は殆どの学校は同じではないか、
決められたことは守る、と言うのは社会通念だ、
一人前の社会人として最低限身につけなければならない条件だ、それが出来ないで社会に出れば今度こそ「犯罪」として罰せられる、事の大小にかかわらずだ、
挑発した生徒に言いたい、君が小学生や中学生に同じ様に挑発されたらどうするかと、恐らく「なめんじゃねえ!」と言う事になるだろう、そして君が体の小さい未だ幼い下級生を殴り倒したら大人はどういうか
「高校生が小学生に暴力をふるうなんて」と言われ場合によっては停学或いは退学もありうるだろう
しかし本人は納得出来まい、
君がやった事は同じ事で教師は職を失いかねない状況に置かれるだろう、
報道に拠れば本人に対する生徒の評価から学校には出勤しているらしいが教壇に立つことは出来ていないらしい、
自分が行っている行為が相手にとってどういう結果をもたらすか、多くの問題の根元にあるのはこの考え方だ、
苛めの根幹にあるのは正しくこの考え方の欠如だと思う、
相手が嫌がるのが面白いと言う考え方自体人間社会の歪みがおこした病理で生物世界ではあり得ない
生きる為の狩り、テリトリー確保の為の争いは有っても弱い個体を苦しませることが目的と言う行動はあり得ない、
猛獣がするのはあくまで狩りの練習であってそれ自体を楽しむ事なぞない
何故人間はこんな風になってしまったのか、宗教が廃れたせいだと言う人もいるがクリスチャンの多い欧米でももの問題は顕在しているらしいからの問題でもあるまい、
又持論になるがやはり「新自由経済主義」と言う物が大きな病理になっているのではないのか
金が正義で全ての力、その力を得た者以外は全て餌場でしかない、
18世紀ころから延々と積み上げてきた「自由主義」は経済と言う社会の場を牛耳った「金」の下に崩壊しそうになっている
しかし何処かでこの事態は反転するだろう、そう願うしかない
金の威力が失効する事は出来ないのだろうか、
それこそ最終戦争でも起きれば実際に食料を確保するには金の力は無力になるだろう
敗戦直後の都会富裕層が貴金属をわずかな米や野菜に変えなければならなかった買い出しに証明されている、
がしかしそれでも焼け太りの人間が居た、それが今の政財官になっている、
彼ら自体が既得権を手放すような政策はとるまい、政治法律は彼らが持っているのだから、
日本人は永い歴史でクーデターを起こすような事は殆ど無かった、農民の自警団が政をとった事もあるが庶民の代表では無かった、
日本人は自らネットで欺瞞するほど立派な人種ではない、だれか本当に日本人の為に改革をしてくれないだろうか