梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

大晦日の怒り、来年の干支に託して

2023-12-31 11:26:51 | 雑記
斉藤国土交通大臣は「沖縄県知事は判決に従わず、期限とされた25日までに承認しませんでした。このため国土交通大臣は、沖縄県知事に代わって、本日付けで沖縄防衛局からの埋立変更承認申請を承認いたしました」とのコメントを発表しました。
沖縄基地の工事承認に関して沖縄知事が工事承認をしない事に対して政府は「代執行」と言う措置をした
これは取りも直さず「国が決めたら民意を無視して強制できる」と言う事だ
しかし本文の通りこれを承認したのは「国土交通大臣」だ、本来内閣が指名して天皇が承認した国務大臣は国家を代表している
しかし今の自民党政権は国民を代表しているとはとても言い難い、
国民の多くが実質所得の低廉に喘ぎ、ロシアのウクライナ侵略とイスラエルのガザ地区の一般人民への虐殺に居心を痛めているにもかかわら
予算の多くを防衛予算と言う軍事費に廻して、政党助成金と言う税金を受け取りながら実体のないパーティーの参加費と言う献金を集め、
更に裏金ととして貯めこんでいる政党政府を国民が認めていると言うのか
無論公職選挙法にのっとった選出議員だからそういうもんだろうが国民の指示が一桁となった政府が「国と国民を代表する」と言えるのか
辺野古基地工事代執行は「国家」が強権を発動したのではなく「自民党政権」が絶対与党と言う現状を利用して強権を行使した行為だ
此処でやっておかなければ次は無いかもしれないと言う焦りだろうが、次の政府はには「廃案」にして貰おう
特定秘密保護法も第2次防衛予算も集団的自衛権の行使もすべて廃案にしてくれ
と令和5年は締めくくっておこうか

国民を、検察を嘗めすぎだろう!怒り心頭だ

2023-12-27 11:46:29 | 雑記
◆200人出席 2万円支払って飲食なし

大塚拓氏
 午後5時前、主にスーツ姿の企業や団体の関係者らが次々と会場を訪れ、大塚議員が出入り口の奥で頭を下げて迎えた。
 受け付けは国会議員、企業団体、地元来賓、選挙区などに分かれ、数人の事務所スタッフらが1枚2万円の代金を受け取って領収書を手渡したり、事前に振り込んだとみられる人を会場に案内したりした。

党幹部の殆どが特捜の捜査をうけ、事情聴取に検察迄呼び出され火の粉を避けるために会派を離脱すると言う騒ぎになっている、
政治資金パーティーの在り方が政党助成金の意義を蔑ろにすると世論も追及していると言うのに全く国民を馬鹿にしている
せせら笑っている、これが政治家の本性である事を堂々と、厚顔無恥に行っている
東京新聞には載っているが他の新聞は取り上げていないのか、TVニュースにも出て来ない、
これがマスコミか、ジャーナリズムはどこに行った、報道の良心はどうなっている
余りに馬鹿にしている、検察も嘗められたもんだ、徹底的にやってくれ
政治資金に関しては通常の法人と同じように決算報告の義務を課せなければならないんじゃないか
税務監査を受けた事が有る事業者はあの重箱の隅を楊枝で掘り返すような監査を知っているだろう
領収書の要らない支出なんぞ通る訳もないし、上様でも、同じような筆跡でも却下される、
官が政にものを言える構造が官性政治と言われその弊害を取り除くとして官の人事権を握った政府がやりたい放題にしたのが安倍晋三だった
しかし、弊害どころの話ではなく法を無視し睥睨して好き勝手をする政府に対して鉄槌を落とせるのが三権分立だろう
宗教法人も今では決算報告が必要だ、政治団体の経理も決算をきっちりやって貰おう、税金を治めろと言うのじゃなく
政治にかかるコストと言うならそれは国民社会のコストだ、詳らかにするのは当然だろう

自民党にイデオロギーが存在するとは思えないけどな

2023-12-25 10:06:20 | 雑記
12月12日、河野氏は記者会見で、現行の健康保険証を廃止する方針について、「イデオロギー的に反対される方は、いつまで経っても『不安だ』『不安だ』とおっしゃるでしょうから。それでは物事が進みませんので、きちんとした措置をとったということで進めます」と述べた。
河野大臣はこういっているが「イデオロギー的に反対される方は・・云々」と言う事を言う事は取りも直さず政府の保険証廃止がイデオロギー的な強行と言う事を示している、
しかしこの強行が「イデオロギー的」とはとても言えまい、根本的に何で現行を廃止しなければならないかの説明がなされていないのだから「信条」とは関係が無い、
「丁寧に説明」と言っているがいつどこで丁寧に説明したと言うのか、一方的に述発表するだけの何処が丁寧なのか、
不備・不便・危険に関して質問している事に納得のゆく説明が何時なされたと言うのか、
保険証を廃止してマイナンバーカードにしなければ起きるデメリットと廃止する事で得られるメリットを国民が、当時者の医療機関が納得する説明をしろと言っているが全くしていないだろうが
第一「国民の皆さんが納得するまで説明を」と岸田総理は言っていた筈だが此れだけ世論の反対が有るのに「来年秋には廃止する」と強行したではないか
記事
「イデオロギー発言」に加え、河野氏がマイナ保険証が使えなかった場合、国に情報提供するよう呼びかけたことに、SNSでは批判的な声が殺到している。
《マイナンバーカードは任意、なのにこうして現行の紙の保険証を使い難い環境へどんどん押しやって既成事実を積み重ねていくやり方が本当に汚い。便利だな、良いものだなと思ったら国民はそっちへ勝手に行くもの。ポイントで釣っても行かない以上、間違っているのは河野太郎ら政府のやり方だ》

これが国民の意見だ、イデオロギーの定義位理解しろよ、仮にも大臣なんだから、保険証廃止反対のどこが思想信条なんだよ
  1. 社会集団や社会的立場(国家・階級・党派・性別など)において思想・行動や生活の仕方を根底的に制約している観念・信条の体系。歴史的・社会的立場を反映した思想・意識の体系。観念形態。
    • 特定の政治的立場に基づく考え。

放浪に憧れても

2023-12-24 10:51:06 | 雑記
今夜の夜汽車で旅立つ俺だよ、当などないけどどうにかなるさ、
有り金はたいて切符を買ったよ これからどうしよ どうにかなるさ
仕事も慣れたし 友達出来たよ それでも行くのか どうにかなるさ
ムッシュかまやつの「どうにかなるさ」
男の中にはこんな風な放浪に憧れの様な感傷を持つ奴が何割かいるんじゃあないかと思う
「北へ流れる」とか「北帰行」とか「さすらい」とかいうような歌は定期的に流行る
洋画でもこういった趣の映画もある、昔のTVコマーシャルでアンダルシアに向かう夜汽車に乗った男が真っ暗な窓の外を眺めると言うのが有った
感傷だとかヒロイズムだとか言ってしまえばそれだけの話なんだが詩人と言われる連中はたいていそんなところから始まるのだろう、
売れなきゃただの放浪者でホームレスで野垂れ死ぬか、現実に目が覚めてこっち側に戻って来るか
こんな輩は糸の切れた凧みたいなもんで誰かに惚れて女房子供と言う重石が出来て初めて空を泳ぐことが出来る
生まれつき家族に縁の薄かった自分もどこで何時死んでも悲しむやつがいないので気楽に好き勝手をやっていた
車を買って、カメラを担ぎ旅をして、金が無くなるまで飲み歩く、貯金なんぞ殆ど無い、所帯を持つ時貯金の額を聴いて呆れていたがそれでも一緒になってくれた、
それからは全額かみさんに渡すようになってやっとまともになった、
35歳で彼女と出会うまでそんな暮らしをしていたが其れはそれでいい思い出である、まあ女房にしてみれば呆れる事かもしれないが結構面白がってくれた
あのまま一人で暮らしていたら恐らく糸のない凧は風に吹かれて紙が破れ、海か山に落ちて細い竹籤だけになって朽ち果てていたのだろうな、しかし恐らくそれでも後悔はしなかっただろうと思う、
どだい、私は後悔と言うやつが嫌いで、強がりではなく「後悔はした事は無い」のだ、
後悔したところでやり直せるわけでもないなら「それはそれでよかった」と考えることにしている、と言うかそうしなければ惨めになるだけだろう、
滑って転んだとしても擦りむいた傷を治せばいいのであって「滑ったことを悔いて」もどうしようもあるまい、滑って転んだ事が無かったことになる訳でも傷が消えるわけでもない、
今度は滑らないように気を付ければいいのだ、同じ所でまた滑って転んだら自分の愚かさを罵るしかあるまい
悔い改める事は重要だが悔い悩んでもどうしようもない、どう生きてどう死んでも「最高の人生だった」と思って死にたいもんだ

村は消えるだろうか

2023-12-21 10:57:40 | 雑記
太陽光発電所の土地を借りている地権者の方に年末のご挨拶に訪問したいのでと連絡を入れたら
「透析が週3日あるので予定をこの曜日にして貰いたい」と言われた

天竜区北部の山に張り付くように数件の家が建っている、
1km位の南に開けた山肌に4軒、少し離れて1軒が建っていてその一番西側にある家の主が地主である
土地をお借りして6年が過ぎるが当時すでに80歳を超えていた、
あまり個人的な話はしない性格なのでお子さんが居るようだが詳しくは知らないのだが今同居しているのは奥さんだけの様だ
借りた土地の半分は村落の寺領になっていて無住になった寺のすぐ近くの人が寺の留守番的な事をしているのだがこの人も80歳を超えていた
あれから6年たったので恐らく90歳に喃々としているのではないかと思う
道幅4~5mの曲がりくねった坂道を軽四輪で1時間以上かけて町の病院に週3日通っていると言う
自分も72歳の時に区の健康診断で糖尿検査に引っかかって「このままだと透析になる」と脅された
数十年前に義兄が、10年ほど前に一番仲の良かった先輩がやはり糖尿病が進行して亡くなった
二人とも「週1が週2になり、週3になってしばらくして透析入院」となったら半年を待たずになくなってしまった
自分は「糖尿内科」と言う専門医と管理栄養士が付いてくれたおかげで1年を待たずに数値を完全にしてそれ以後は経過観察として3ヶ月に一度の精密検査も2年近く正常値を保っている
粗完全に糖質制限を続け毎日5㎞前後あるき、ウェイトトレーニングの真似事を週2で続けているので何とか維持できている
そんな話をしたら「酒ものまず、美味いもんも喰わずにじゃ死んだ方がましだ、」と笑っていたが、そう言えば友人だった先輩も同じような事を言ってたな
しかし、当人はそれでいいかもしれないが残された方はたまったもんじゃない、と我が古女房は言っているので何としても健常体は保っている
件の山の村落は見える範囲にある住宅は4軒、多分1軒を除いて高齢夫婦の家だが「大体おんなじ歳だな」と言っていたのでお二人が亡くなると奥さんが一人になってしまう、(寺守の人は既に一人だった)
失礼を鑑みずに言わせていただけば恐らくもう10年~を残すだけだろう、
そうなるとこの集落に生活する家は3軒になる、こうして集落は消滅して行くんだろうなとリアルに感じられる出来事だった