梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

現政権は断末魔ではないか

2018-03-31 09:34:58 | 雑記
自民党政府が放送法の撤廃を目論んでいるらしい、編集等の項目に下記の様な規定があった、
『(放送番組編成の自由)
第三条 放送番組は、法律に定める権限に基づく場合でなければ、何人からも干渉され、又は規律されることがない。
第四条 放送事業者は、国内放送及び内外放送(以下「国内放送等」という。)の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。
一 公安及び善良な風俗を害しないこと。
二 政治的に公平であること。
三 報道は事実をまげないですること。
四 意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。』
ごく当たり前であり、こうでなければならないと言う事を書いてある、
第三条 が無ければ【法律に基づかなくとも権力は干渉出来る】
第4条を撤廃するとこれはこういう事にもなる
【公安及び善良な風俗を害しても構わない。】
【政治的に偏った報道でも構わない。】
【報道は事実をまげても構わない(嘘でも良い)。】
【意見が対立している問題については、できるだけ時の政府に阿る報道をし、反対意見は極力載せないでも良い。】
此れでは報道でも放送でもない、アジテーションか敗戦直後のカストリ雑誌でもこんな話は無い、
「民放は廃止しネットを利用した方法に移管し空いた帯域を販売する」と言う事を掲げているが「ネット報道」と言うのは簡単に規制が出来ると言う事でもある、
無論放送法がなくなればゲリラ的なネットが乱立して完全規制は不可能になるが当然その信頼性は全く失われる、
ツイッターやフェースブックによるフェイクニュースが実際の報道より広範に高速で広がる事が統計的に証明されアメリカ大統領選挙に影響を与えたのではないかと問題になっている最中である、
信頼できる報道としてやはり公共のメディアと言うものの存在が重要視されている時期にまさしく逆行していると言える、
麻生副総理が「TPPより森友の方が重要か!どの新聞もTPPは書いてない」と言ったが実際は全紙書いている、
「公平な放送をしない場合は停波もありうる」と稲田総務大臣が発言した時も「自民党の政策に反対意見を放送した」と言う事に対する召喚と脅しだ、
当然当時の紙面には先ず事実を公平に放送し、コメンテーターの意見が反対が多かったと言うだけで全面的に「反対である」と言ったわけではない、
恐らくこれによって世論が反政策に傾くのが嫌だった(怖かった)のだろう、
此れも恐らくは安倍総理が言ったわけではなく取り巻きが“忖度”した形で「女性席充当大臣」に発言させたのだろう、
今の野党には政権運営の力は無い様にしか思えないが運営力が有っても方向が国民から乖離していれば危険な政党から取りあえず一旦取り上げる事は考えてもいい時期になったような気がする
本当に情けない時代になった、

桜の景色と冨士の姿

2018-03-30 08:51:22 | 雑記
静岡県庁に自然環境保護協定の打ち合わせに行きました、
山地の開発には国→県→市町村と言う形で多くの調整が必要で仕事の中で非常に重要な要素である、
静岡県は1Ha以上は全て環境保護協定と言うものを結ぶ、
内容は「レッドデータブック」に掲載されている「絶滅危惧種BⅡ」以上の存在を確認し、存在したら保護若しくは移動保護をすると言う事になる
今年からは苔と虫が入って来たので大凡20種類くらいある、
植物が10種類、鳥類と魚類が7種類だったが虫と苔が入って来た、
専門の会社に依頼して調査をするのだが対象の動植物生活期が多岐にわたるので大抵1年はかかる
10時半からの打合せなので早めに東京を出る、新幹線が小田原に近くなると右側に富士山と大山が見えてくる、
春霞である、手前の低山木が萌黄色の若芽を吹き上げて全体に柔らかく膨らんでいた
「山笑う」と言うのは言いえて妙である、この時期中央高速で八王子を過ぎて小仏峠に掛かるとこの言葉の雰囲気が良くわかり好きな景色なのだが東海道沿いには少ない、
丁度桜が満開に近く品川を出るとすぐ車窓から桜の花が彼方此方に見える、
都会で桜が有るのは川沿いの並木で大崎付近の目黒川から多摩川沿い、次は学校である、
寺と神社もあるが比較的少ないが公園と隣り合う処には咲いている様だ、
車窓から住宅が減ると同じ様に桜も少なくなってくる、冬枯れの山の中に咲いているのは山桜である
静岡県庁に向かうと城址の堀は満開の桜だった






帰りの新幹線から富士山を狙ってみた、これは富士川鉄橋の上

此方は三島の少し手前、


団地にある桜が咲いている、去年まで3本あったのだが「掃除がたいへんだ」と言う意見に押されて1本を残して伐採してしまった、
情緒は無いが雨で散った後の掃除は本当に大変でまあやむを得ない

証人喚問は案の定、省庁は”AI”に任せるか

2018-03-28 10:15:27 | 雑記
佐川氏の証人喚問は全く予想通りの展開だ、「刑事訴追の恐れが有りますので証言を拒否します」と言う事のみの喚問は結局何の結果も得られなかった、
「記憶に御座いません」と「拒否します」では証人喚問も何の意味も無い
偽証罪は有るが「覚えていない」と言うのは偽証ではない、
憲法に保障されているから自らに不利になる「証言を拒否できる」
この二つが有れば結局「全て答えない」で済むし、済ませてしまった、
しかし「刑事訴追の恐れがある」と言う事は「違法の行為をしている」或いは「違法かもしれないと言う事を今自覚している」と言う事だ、
刑事訴追とは正確には違うが警察に捕まって取調室で「罪に問われる可能性が有るから証言を拒否します」と言うのが通るのか、
良く言う「黙秘権」と言うのもあるがこれには未だ「罪に問われる事の認識」が有るとは限らないが「刑事訴追の恐れが有りますから」と言うのは「罪の認識」の上に発言している訳だ、
この後検察が収監するだろうがそこで何を言い何を拒否するのか、
これが罷り通れば司法は崩壊する、
無論多くの傍証から追い詰めて「黙秘は反論の意思を放棄したと看做す」と言う事は裁判の判断になるだろうが検察としても舐められたものだという意識はあるだろう、
今回の国会証人喚問を見ると舐められたのは国民そのものだ、
心情としては検察の取り調べをそのまま放送して欲しいくらいの思いが有る、
今まで上級官僚と言う輩は「絶大な権利を持っていながらその決定に関して何の責任も無い」と言うあり得ない権利地位であると思っていたがそれがその権限で公文書を意図的に書き換え(改竄)するとなれば国その物、国民はこの最低な宦官の手に委ねられていると言う事だ、
官僚制度そのものを考え直す時期になっているのかもしれない、
本来官僚は単純に国家運営と法に精通した専門家でしかない、
選挙で選ばれた国民の代表の決めた政策、施策を円滑に運用する為の専門家である、
この連中が「決定権」を持っている様に勘違いをしている、しかし政策を円滑に進めるのにはどうしても専門家の協力が必要である、
この事を質に取り政経の運用に自らの地位を高めると言う事をすると言う、
これが民主政権の早期崩壊につながったと言う意見もあった、まあそれだけではあるまいが影響は多かったのだろう、
政策事務的な事だったらそれこそAIの活用を真剣に考える必要もあるかもしれない、
出来るだけ「恣意的な判断を排除する」には電子的判断を出す事が一番必要かもしれない、
無論、外交の様な微妙な問題が重要な案件には人の介入が重要ではあるがそれこそ「大臣が気に入らないから」協力をしないと言う様な事では大計を誤る、
何処までが本当か解らないが元外交官量の佐藤優氏の本を見る限り、政治家より官僚内部の精神構造が問題だと言うのは納得できる気がする、
前川氏の発言もそのあたりを説明してもらえればな

猪繋がり、ハンティングツアーはどうだろう

2018-03-27 10:38:10 | 雑記
今の仕事は山に入る事が多い、北は福島から南は岐阜県位、中部地方から北関東の山をあちこち廻っる、
どの山でも必ず猪の被害が有る、山中の畑は特に被害が多いが最近は里山どころか人家の近くまで出没する、
野菜は根菜類が好きの様で芋は軒並み掘り起こされてしまう、
竹や木の柵はほとんど役に立たないし金属ネットは根元を掘り返されてはいられてしまう、
昔はよくつかわれていた「トラバサミ」と言う罠は今禁止になっている、
今の罠はカーゴ状の大きなもので価格も高く設置自体が大変なうえにあまりに分りやすいのであまりかからないらしい、
昭和の頃の山村は貧しく町までの交通手段も整っていなかったので動物性蛋白を野生の動物からとる
そのせいで鉄砲撃ちは副業として成り立ったのだが今では町で肉を買って来る事が当たり前で猪だの野兎だのを食べる事はないだろう、
山鳥と雉は珍しいと言う事で需要はある様だが逆に獲物が見当たらない、
猪に関して言えば綺麗に剥いだ毛皮は需要が有ったのか戸板に磔て乾してあったのでそちらも収入になったかもしれない、
乾したままでは固くて使えない筈だから鞣して使ったんだろうが何になったんだろう?
漫画ではあのまま頭からかぶっている猟師を見たがそんな奴は当然見た事は無い、
昭和30年代の鉄砲撃ちが使っていた銃は村田銃とか三八とか軍用銃だったので敗戦で復員した時にこっそり隠していたんじゃないのかな
伊豆の鉄砲撃ちの話では縦二連からボルトアクションの連発になってドイツ製の5連だったが途中から「連発は3連まで」となって弾倉の下に下駄を入れて許可して貰っていたらしい、
猪(シシ撃ちと言う)銃は「全部散弾」だそうで鳥撃銃の様な散弾でなく「6弾とか8弾とか」だそうだが子供の頃の村で使っていたのは軍用銃なのでライフルだったんじゃないかなと思う、
しかし最近は猟友会に入って来る若者は無く年齢の関係もあってかなり減ってしまっている、最近伊豆で「松崎に最近20代の女の子が引っ越してまで入った」と聞いたがなんか今の男は情けない、
天竜でも伊豆でも行政から「害獣駆除」と言う事で日当を出しているらしいがそれでも手が足らないそうだ、
最近食害は猪より鹿の方が多いらしい、此方は何でも食べてしまうので被害が広がってしまうと言う、
伊豆で一番被害額が多いのは椎茸だそうだ、中伊豆地区では椎茸を産業の重点に置いているのだが高級な「冬菇」が収穫時期になると根こそぎ食べられてしまうそうでこっちは猪より大変で2m程度のフェンスは跳び越してしまうらしい、
見た目が可愛いのと結構人懐こいのでかえって厄介だそうだ、
伊豆天城高原にある別荘地には鹿が非常に増えてしまって野菜や植栽をてしまうので迷惑をしているが住人が「名前を付けて餌をあげてしまう、」と管理人が「来たら石をぶってろ言うんだが」と嘆いていた。
最近、グレーチングの形状で猪も鹿も近寄らないと言うものがある様だが設置にかかる費用が負担の様だし恐らく慣れてしまうのだろう、
最近は月の輪熊も増えて来てやはり住宅地にまで出没すると言うニュースがある、
中型獣のハンティングは白人のハンターには人気が有る、この間アフリカで有名なライオンが不法に射殺されたのもハンティングツアーだった、
そこで日本ハンティングツアーと言うのはどうだろう、入猟料を取り経験の有る勢子をつける事を条件に猟期に限り募集する、
害獣の駆除と猟友会の副業に持なり、地域の宿泊関連企業にも収益となるだろう、
中国の富裕層が日本にゴルフツアーを組んだ時、同行する女性たちにディズニーツアーをセットしているがそういうやり方もあり、東京ツアーもある。
伊豆は幾らでも温泉があり、天竜地域だと浜名湖があり岐阜では下呂、飛騨もある、
一石二鳥なんだけどな

浅田真央ちゃんと伊豆の鉄砲撃

2018-03-25 08:02:07 | 雑記
浅田真央ちゃんが「自給自足の生活が夢です、猪なんかも獲ってみたい」と言ったそうだ、
自給自足の生活は私もやってみたいと想像することもある、
しかし流石に狩猟生活までは考ええなかった、
こいつはけっこう大変だよ、真央ちゃん、
幼少期は山奥の生まれ育ちなので村内には何人か鉄砲撃ちがいた、当時は猟師とは言わないで「鉄砲撃ち」と言っていたのだが最近仕事で伊豆の方に行ったら同じ言い方だった、
猪狩りは基本的に5〜6人で行う、仕留める漁師はそのうち二人だがほぼ決まっている、
各猟師が2匹以上の猟犬をつれてゆき山から待ち構える場所にに追い落とし正面に近いところから撃ち止める、
猪は80kgから100kgを超えるのでこれを全員で担いで近くの川におろし早々に皮を剥ぐ、
こいつは大変だよ、山刀で正中線に沿って断ち割り更に四肢の内側に沿って切り分けて皮を剥ぎ肉に分ける、その前に内蔵をすべて引き出すのだが川面が真っ赤になる程度の血が流れる、
これをあの笑顔でやりそうだが少々引く、
伊豆の鉄砲撃ちは「数年前にやめた」そうだが体力的な問題より銃を維持するのが面倒になったそうだ、
保管は鍵の掛かるロッカー等に銃弾と銃を別個に保管し、半年に一度調査がああ来るそうで「これは大した問題ではないが」半年に一度精神鑑定書を提出しなければならないそうで、
「仲間が高齢になって若い者が入らなくなってだんだん組が出来なくなった」事に加え猟が出来ない割に面倒くさくなったので銃は手放したそうだ、
この家には老犬が2頭いるが2頭とも猟犬で1頭は「松崎の鉄砲撃ちが面倒を見るやつがいないので」と託されたそうだ、
彼の話だと「猟犬は血統が良いのより少し混ざった方が良いのができるので態と濁す」そうだ
1頭は未だ気性があらく遠くから吠えついたがもう1頭はかなり甘えん坊で足にまとわりついて甘え声でなつきつくがこっちのほうが若いそうだ、
伊豆市の北部でここから見ると正面の遠方に天城峠が見える、その少し手前の山に白い建物が見えるが「あれは遠笠山」だと教えてくれた
城ヶ崎ブルースという歌に「あなたが帰る遠笠山が」と言うのがあったのだが城ヶ崎から遠笠山に帰ると言うのはよくわからない、
何はともあれ自給自足は米野菜と魚類までにしたほうが良いよ、自分も想像していたのはそんなもんで米はやはり無理だと思う、
阿川佐和子さんの番組では「猟師と結婚するのはどう?」と言われていたそうだがその手は確かに手っ取り早いがその漁師が自給自足に賛成するかどうかはすこぶる疑問だがね