梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

森を歩く

2021-10-31 11:28:20 | 雑記
目が覚めて頭に手をやった、
随分薄くなった、白頭掻けば更に短くか・・
簪をすることはないが耐えられなくなったのはテレビ会議だった
画面に出席者が全員映っている、皆さん壮齢の方ばかり、我が顔面が一人だけ違和感が有る、
実際に面談していても自分の容姿顔面は自らには意識しないのだが
一面に並べられると否が応でも我が身の時代は過ぎかけているのが良くわかる
髪はほぼ真っ白になって更に細く本数も減って来た
遠からず「枯れ木も山の賑わい」となりムソルグスキーの楽曲が似合う時が来る
ネットの養毛材でも試してみるかとも時々考えるのだがまあ無駄な抵抗は止めてあるがままに行くか、
頭の外見は仕方ないが体が老いて行くのは抵抗しなくてはならない、
糖尿になったが1年で数値は完全に正常値に押さえつける事が出来た、
おかげで「一病息災」である、
医者が「病気になってからは医者の領分ですがなるまではご自分の責任です」と言われたがおっしゃる通り、
今まで放任してきた我が身体に「謹厳実直に勤め」させて何とか戻したがやはり足腰の衰えは拭えない、極力歩くことにしている、
カメラを持って出かけて見る、街の景色も良いがやはり寺や神社か公園が良い、
先日目黒の自然教育園にいって見たが季節がら花は殆ど咲いていない、







しかし、森の中を歩いているといつの間にか時間が過ぎる、
目標にしている歩数も簡単に到達する、これからはカメラなんかは気にしないでぶらぶらと歩くことにしようか、
都会にある森を探してただぼんやりと、ぶらぶらと歩くことにしよう
我が老妻もかなり足腰が弱っている、先日森ですれ違ったご同輩を見習ってコロナ騒ぎが落ち着いたら誘って出かけてみることにしようか

東京の薄

2021-10-29 16:25:40 | ぶらり
夜半に雨が降ったせいで空が青い
暫く行っていなかった目黒の自然教育園に行ってみた
季節がら花は殆どないが瓢箪池の水生植物園の周りに薄が歩を出していた
二本松の密生した薄とちがうが趣きが有っていい感じである

湿生植物園には蒲の穂が風に揺れていた
 

深閑とした森は都会の真ん中とは思えない落ち着きがある、
すぐ脇を首都高速が有るが防音壁のせいかその音も聞こえない
平日のこの時間、見かけるのは殆どご同輩、男性は一人でカメラを持った人が多い
女性は数人のグループが殆どだ
自分よりすこし年嵩と見えるご夫婦が互いにいたわりながらと言う感じでゆっくりとすれ違った
この騒ぎが落ち着いたら古女房と又来てみようか、

又選ぶのか

2021-10-28 11:24:48 | 雑記
岸田首相が「過半数を超える議席で安定した 政権運営を」と発言した、
現在まではその通り、絶対過半数越で「安定した政権運営」を繰り返してきた、
「安定した政権運営」の意味するところは「反対意見には説明もせず強行採決で過半数を超えた議席数で議決を取って」と言う事、
第二次安倍政権のやって来たことは「数の論理」でやりたい放題の政権運営と言う事だった
国民が選んだ代議士の数だから民主主義に則った方法である事は間違いない
しかし、絶対与党と言う事は結局独裁政治と言う事と何ら変わりはない、
殆どの議席を一党が占めてしまうと言う事は「議会制民主主義」の意義から逸脱している
例え少数だとしても異論はある、「少数意見の尊重」はどんな結論になったとしても徹底的に検証し納得を得なければ議会の意味は失われてしまう
報道の「予測調査」では現状議席を減らすが自民党で半数議席を占める予想が出ている
安倍自民党政権にうんざりどころか怒りを覚えている私としては「あんなに好き勝手をして我々弱者を追い込んでいる自民党をまた選ぶのか解らない」のである
仮に他の党に政権運営の力量が無いと思ったとしても何らかの制動力が効かなければ更に好き勝手な政権運営をするだろう、
公平な選挙で選ばれたとしても与党議席が過半数を越えたら議決議席数や50%を超えた分はカウントしないか、或いは全議決席数に過半を過ぎた議席割合に応じて何割かの減率を掛けるような方法を考えなければ議会制政治システムとしての効力ははたらかない、
女性議席を何割か確保すると言う「クオーター制」より「一党が過半数を大幅に超えない」様なクオーター制の方を希望する、
検察も裁判所も国会に忖度(ではない、保身である)が繰り返されてすでに三権分立は機能していないとモリカケ問題でも桜を見る会でも証明されている
公務員のプライド、矜持はどうなった?
此れで又自民党大勝ちとなれは「何をやっても結局国民は我々を選ぶ、我々は選ばれた絶対権力者だ」と口には出さねど咆哮するのが目に見える様だ
何とか過半数は切って貰いたいと心底願う

二本松駅の薄

2021-10-22 16:00:55 | 雑記
福島の二本松市に行く用事が出来た、
急激に気温が下がって来たので少し不安だったが幸いの事にそれ程東京と変わりがない
2時過ぎ仕事を終えて東北本線で郡山に向かうがこの時間は見事に本数が少ない
次の新白河行きは3時06分、まだ2時半にもなっていない、
何か土産になるものでもと思ったのだが駅前はコンビニが有るだけで何も無ければ人もいない、
駅前に戊辰戦争の少年隊象が有った、二本松城は霞が城と言うらしいが会津の白虎隊より悲惨な戦いだったそうだ
青い空と安達太良山の頂の写真に「ここが本当の空」と書かれたポスターがある、
「東京の空、灰色の空、本当の空見たいと言う、すねて甘えた千恵子、
智恵子の声が安達太良の山に今日も聞こえる」
智恵子抄の千恵子の生家は此の近く、「安達ケ原の鬼婆」の塚もあるらしい、
その安達太良山は先ほどは見えていたが今は殆ど雲の中になってしまった、
3時近くなったのでホームに向かうと下校中らしい高校生が大勢待っている、

プラットホームの先で線路はゆっくり曲がっていて低くなった日差しに銀色の薄が光っている、






コンデジを持っていたのを思い出して東北の初秋を写すが思い出すのが遅かった、
安達太良山も霞が城の像も写してくるんだったがもう電車が来る、
来月又来ることになったがもうずいぶん寒くなっているんだろうな、雪景色になっているのかもしれない

国家の経費は資産高に応じて負担するのが公平と言うものだ

2021-10-20 08:59:15 | 雑記
自民党が「まず経済の強化を、そして皆さんの所得を増やし、どんどん消費してもらって経済をまわす」とぶち上げた、
これは安倍政権で何度も言っていたトリクルダウンの焼き直しだ、
実際にどうなった?企業の内部留保が増えただけで実質給与は下がり続け、正規従業員は臨時雇用に置き換わり、貧困層が大幅に増加した、
おっしゃる通り、「消費を増やして内需をまわし経済を立て直す」と言うのが此れからの経済には一番重要だ、
しかし企業経済界に尽力し経済基盤を強化しその結果給与所得が上がり、と言うまでに何年かかると思っているのか、
現在の衣食住が逼迫しているのだ、第一経済界が賃金に廻すのは利益が潤沢になった残りだ、それすら出さないのは安倍政権8年で十分に証明されている
貧困状況は待ったなしの状況だ、誰かが言っていた、「やまない雨は無いだと!今ずぶ濡れで凍え死にそうなんだ、いつか止むからなんてお題目はもううんざりだ」と、
法人税を下げて内部留保を上げてアンバランスに膨れ上がった高資産者、大企業には資産課税が有効だ、
限定的でもかまわないから資産に0.5%でも課税すれば消費税も所得税も無くて済む
全資産の90%を抱え込んでいる高資産者・大企業が国家予算の90%を負担するのが平等と言うものだ、
国民が国家の持主で国家が(政府)が国民の持主ではない、傲岸不遜の自民党政権はその事を理解し承諾しなければならない
その為に国民は選挙で明らかにしなければならない、半数を超えた貧困層がなぜ又自民党を選ぶのか
今の惨めな状況に追い込んだのは間違いなく8年間の安倍政治だった筈だ