梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

愚民政策は浸透し、権力者は安泰だ

2024-09-19 15:05:05 | 雑記
愚民政策(ぐみんせいさく)とは、為政者が国民を「愚民」と呼ばれる政治的無知状態に陥れさせ、その批判力を奪おうとする政策、つまり、民主主義の根幹である国民の政治参加を阻害する権威主義に基づき、人々の知性を意図的に非民主的な方向へ偏向させる政策である。愚民化された人々は、政治に興味を示さないか、権威主義に傾倒するため、民主主義を護ろうとせず、その結果、権力者にあまり逆らわなくなるので、権力者は国を独裁的に運営しやすくなる。権威主義国家化しやすくなるというべきである。


無条件降伏の米軍占領下においてGHQが強いた政策は旧日本帝国を解体し民主主義と人民の自由と教育をと言う名目で愚民政策を徹底したと言われている
そしてそれは見事に成功したが実質経済を牛耳っていた政経官の力を利用した事によって愚民政策はこの連中の手中に収まったのだろう
その後アメリカの政府と密接に繋がったまま70年の年月が流れ強力だったアメリカ経済に陰りが見え始めアメリカの政経官と日本の政経官はこのまま日本国民に愚民政策を継続してきた
無気力で目先の事だけに汲々として牛馬のごとく働かされて税金と言う名目で殆どの稼ぎを吸い上げられても政策に不満すら言わない
世界でもトップクラスの所得と優遇を受ける政治家の人数は国民あたりの人数も世界で飛びぬけている
それでも金を集めて所得申請をしないで裏金としてキープしその金で愚民の主だった連中を使って更に金を集める
これが明らかになっても「政治は金が要るのだから集めるのは当然だ」と言い放つ、
人に言えない金を使わなければ出来ない政策なぞ国民の為のわけは無い、国民の為に必要な政治資金と言うのはそもそも矛盾しているが
その内容を知られたら政治に影響が出ると公言できる事こそ最大の矛盾だろう、その金以外に貰っている歳費と文書交通費と言う金は税金だ
集めた金の収支が出せないと言うなら零細企業や確定申告で搾り取られる税金とはあまりにかけ離れているだろう
我々が仕事の打ち合わせで喫茶店で話をしたときに割り勘にすると税務署は「一人分だから打合せの必要経費ではない」と認められない事になっている
しかし多くの仕事仲間で打合せをすれば一日に数回の喫茶店会合はある、月に換算すれば数万円でも売り上げが年間数百万の企業においてはかなりの負担になる
「人に言えない経費が有るから領収書は出せない」が通る政界と言う伏魔殿を何も言わないで選ぶことになる「政治無関心者」が有権者の大半を占めていると言う事は本当に「愚民政策」の大成果と言う事だろう
此れからの若者に期待しよう、愚民の覚醒に期待しよう、
しかし、こんなブログがもし多くの人に読まれたら現代版特高警察か話に聞く「公安警察」がネットを遮断し、家に来るかもしれないな
内部告発者を自殺に追い込むのが官僚のやり方みたいだからな

酒の話

2024-09-17 09:24:41 | お酒
酒を飲む、かれこれ60年近く飲んできた、
此れも遺伝か?
親父もお袋も飲んだ、がまあ極貧に近かった終戦後の話だからそれ程景気よく飲んだわけではないだろうが決して嫌いではなかった、
親父は毎日飲んでいたが安酒だったろう、大体合同酒精と言う今でいう甲類の焼酎を飲んでいた
正月に東京で働いている三番目の兄が帰省するときに必ずサントリーの角瓶を持ってきていた、茶色掛かった黄色の箱に帆船の画が掛かれていた気がする
帰省したその夜に親子で空にしてたがその時にお袋も少し飲んでいたのだが
親父は「酒の味は特に好きではないが酔うのが好きだ」と言っていたがお袋は逆で「酒の味は好きだけど酔うのが嫌でね」と言っていた、
自分はお袋の同じで味が好きだがあまり酔うのは好きではない、
別段泣き上戸とか喧嘩上戸とか言うのではなく多少ぼんやりとするくらいだがやはり感覚が覚束無くなる感じがあまり好きではないのだ
若い頃は友人と色んな所に行ったがこれは酒と言うより女の子と遊ぶため
純粋に酒をとなるとやはり一人で飲むのが良い
糖尿になって醸造酒を止められたの、しジャンルが減ったが其れなりに色んな酒を楽しんでいる、摘みも器も又楽しい
赤い漆の木彫りは会津塗、白っぽく見えるのは志野焼の茶碗だがこれで飲む焼酎は紅芋の名品「一刻者」(はいっこもんと呼ぶらしい)
チリ産のワインは安くてうまかった、ソービニヨンのミディアムボディ
紹興酒は醸造酒だからダメだが時々のむ、上善如水も悪くない、
今はジンとラムで楽しんでいるが何時まで飲めるかね

ゴーヤ

2024-09-16 16:24:34 | 雑記
バス停に向かう途中のブロック塀に黄色い花が咲いている、毎日見ていたらどうやらゴーヤの花の様だ、
最初に付いた奴は小さくてひねくれた奴だったがその後次々と実を付ける

そう言えば夏の日差しを避けるのに簡単にそだつからと進めていた記事が有ったが本当によく実を付けている
ゴーヤを最初に口にしたのはずいぶん前の話で未だ東京ではあまりメジャーな野菜では無い頃だ、友人がひと廻り以上も若い娘(うらやましい)と所帯を持ったが彼女が沖縄出身だった、
沖縄ではごく普通に食べられている野菜だけど実家から送って来たからとチャンプルを作ってくれた
一緒に送って来たSPAMと言う缶詰で作ってくれたのだが「本当は沖縄豆腐を使うんだけど、手に入らないし日本の豆腐は柔らかすぎて」と替わりに炒り卵で作ってくれたのだが初めて食べたら独特の苦さにびっくりした、
友人が「苦いだろう、俺も最初はとても喰えなかったんだが、食べ慣れるとこれが癖になるんだよな」と言うがその通りだった
最近はどこの野菜売り場でも必ず置いてあるのでほぼ毎日何等かの形で食卓に上る
定番のゴーヤチャンプルは豆腐をよく水切りして作るのだがかみさんはこれより炒り卵の方が良いらしい、
ネットで見て気に入っているのは砂肝をニンニク醤油で炒めて厚切りのゴーヤと炒める奴だ、これは晒さない方が旨い、
苦みを抜くのに軽く茹でるとか、熱湯をかけると言うのが有るが自分は塩で抜く、薄くスライスした奴を塩で水けを抜いただけの奴をポン酢で食べる、此れもかみさんにはちょっときついらしいので一緒に胡瓜の塩揉みを混ぜる、
肉でも魚でも油の味が旨いと言うものには口取りに最高に気に入っている、腹がくちくなってもこいつをぼりぼりとかじりながら強い酒を啜るのが堪らない、

醜い金魚の泳ぐ金魚鉢の中の争い

2024-09-14 10:22:49 | 雑記
今度は運転免許証までマイナンバーカードに統一すると言って来た
併用だと言うのはどうやら国際免許証がマイナンバーカードは世界的には通用しないと言う理由の様だ
保険証のIDナンバーカード方式は過去にフランスが実施して様々なトラブルと障害が有って結局撤回している様だ
運転免許証に関して個人IDカードと統一していると言う国は存在しないらしい
「デジタル化推進のために不可欠」だと河野大臣が行っているが運転免許証の12桁の番号を一元管理する事は既にやっている
保険証の番号も当然サーバで管理しているので直ぐに紹介は出来る筈だ
銀行の口座紹介も同じ銀行の支店同士なら秒単位で資金移動ができる事は不動産取引では登記と支払いは同時決済の原則から常に行われている事だ
保険証のマイナンバーカード統一に関しては医療機関、健康保険組合、学会、等あらゆる所から「百害あって一利なし」と言う批判が噴出し
登録したが使えないと言う情報もかなりあって実際に使われているマイナン保険証は10%以下だと言う
今年の秋までに切り替えると言う事は民意を全く無視していると言う事だし、それ以前に成立しない事を強行すると言う事に他ならない
今まで無駄にばらまいてきた税金の言い訳がつかないのか、ハタマタ河野大臣の面子か
此処を皮切りにあらゆる個人情報を国が(自民党政府が)掌握し全体主義国家をゆるぎなくする目的か
公務員の人に無記名でアンケートしたらほぼ誰もマイナンバーカードを利用していないと言う、
恐らく経済界のトップ企業や学会の重鎮も利用していないだろう、いやそれどころかあんたがた政治家がどの程度マイナンバーカードに個人情報を紐付けているのか
試しに今の代議士先生達の利用率を証明できる方法で公表してもらいたいものだ、特に河野大臣、岸田総理は紅葉する責任は絶対にあるだろう
兵庫の知事が内部告発をした人間を徹底的に調べろと厳命した様だが、内容の精査もしないで「嘘八百の」と言ったらしい
「客観的に判断して」と言うがあんたが判断したのは「客観的」ではなく斎藤知事個人の「主観」でしかない事は東大出の方ならおわかりだろう
内部から出る疑問事項を握りつぶして懲戒にすると言うのは中国共産党のやり方に類似する
彼を推薦したのは維新の会と自民党だ、この政党は強い日本を目指していると公言してはばからない、その推薦した斎藤知事のやっている事と全国民の掌握は全体主義国家の臭いが芬々とする
総裁選に9人が立候補したと言う、金魚鉢の中の争いだが国民がその金魚鉢を戴くかどうか、醜い金魚の遊泳する金魚鉢はひっくり返えるかもしれない
いや、ひっくり返さなければいけない、
尤も「泥鰌の泳ぐ金魚鉢」もぞっとしないがね

ハムカツ

2024-09-05 15:36:34 | グルメ
昭和30年代、田舎の村には食堂と言うものが存在しなかった
中学の2年生になった時中学校の近くにある村の診療所前のバス停近くで雑貨から調味料、パンなどを売っていた大島屋と言うお店が食堂らしきことを始めた
その頃町に就職をしていた姉が何かの用事で私に会いに来た時にこの店で初めて店屋物と言うやつを食べた
14歳にもなって初めて食べた店屋物は親子丼だった、
家では丼物と言う調理をしたことが無かったので(その頃自分は親父と二人暮らしだったので夕飯は仕事だった)
(これは旨いもんだな)と感心をしたが家には丼と言う器が無かったのとフライパンと合う蓋が無かったので作ったことは無かった
親子にするには鶏肉が必要だが肉屋さんのない村では隣の卵鶏が引退した時くらいしか手に入らない、丼(の頭だけだが)は卵丼となった
働きに出て日立の寮に入り外食自体は遊びに行った時くらいだが手取り6千円台の給料だとやはり卵丼、偶に奢ってお親子となる
当時の(今でもか)丼物ヒエラルキーは卵丼→親子丼→かつ丼→天丼である
これが蕎麦饂飩になると掛け→おかめ→月見・たぬき・きつね→天婦羅か五目だったが腹にたまるのはやはり飯だ
親子までは行くが中々かつ丼には行けない、ましてや天丼の2匹盛なんかは日立を辞めてからも殆ど選んだ事は無い、
余談だが浅草の天丼は大黒屋が有名だが私は十和田の方がすきだ
かつ丼と言えば取締室で出されると言うのが伝説だが私は見たそのドラマは事が無い。閑話休題
その後東宝に変わってから外廻りが多く外食オンリーになったのと多少懐具合も良くなったのでかつ丼も選択肢に入れられるようになったが外廻りの先が洒落たアイスクリームパーラーや喫茶店なのでスパゲッティか定食となりカツライス、ハンバーグライス、フライ定食かカレーとなってやはりかつ丼は現れる事は少なかった、
その頃は他人丼(開化丼)とか中華蕎麦屋では中華丼とかもあったが基本洋食形になる、
その頃カツはサンドウィッチが多くなる(新幹線のまい泉は旨い!)、コンビニで総菜パンが増えるとドックブレッドにハムカツを挟んだ「カツパン」が出始めてどちらかと言えばこちらの選択が多くなった
総菜屋、今は洒落てデリカと言う所が多い、カツの種類もビーフ・チキン・とんかつもヒレとロースと選択肢がおおいのだが最近多くの店が「厚切りハムカツ」を置くようになった、
これが結構いける、並べてミルフィーユタイプもあるが自分は断然分厚いやつだ、東急ストア、ヨーカ堂、西友、オリジンと近場で一通り食べてみたが写真は西友のもの、これが一番合って居る、
豚以外が結構ありそうなチープな感じがいい、 (違ったらごめんなさい、印象です)
千切りキャベツととんかつソースでかぶりつくのが絶妙なんだが基本的には高齢者はあまり喰ってはいけない部類の様だがこの間の血液検査で異常が出なかったからOKだとしておこう
しかし、分厚かろうとミルフィーユであろうとハムカツ丼は絶対に合わない事は保証する
私が保証しても仕方ないが、やはりサクサクのパン粉ごとかぶりつくのがお勧めである