梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

この思考法は苛めの根本にあると言うのは穿ちすぎか

2016-11-23 12:12:04 | 雑記
先日「育児休職で3年間休み、職場復帰したら辞める前は責任のある仕事を任されていたのが新人でも出来る様な簡単な仕事しか貰えない」と言う投稿があり其の事に大学教授と言う女性のコメントが載せられていた、
コメントを読んだがあまり印象派ないが内容は「女性の進出の機会を奪う」と言った様な意見だった気がする、
しかしこれは「産休だったから」と言う訳ではなく男性が病欠をとっても半年以上の休職があればそのまま元のデスクに戻れると言う事はあまりないだろう、
どんな会社であってもキャパシティとしての余裕は精々2割くらいだろう、
休職した分を残りがカバーするのには全く同等の能力だとしても25%のカバー力が必要である、ましてや「能力が高く責任ある」仕事をしている人をカバーするにはだれかその責任をカバーする必要がある、
抜けた部分をカバーし責任をもって仕事をするにはそれなりの努力とそれに見合う報酬も支払われるだろう、仕事は日々進んでゆく、1年以上職から離れていれば当然スキルは遅れている、それを休職が解けたから全く元の地位や責任に戻すと言う事は職務自体もさることながら不在の間責任をもって働いていた他の社員にとってどういう事になるのだろうか、恐らく情としてはあっても仕事としては納得のいく話ではないだろう。それは職場のコミュニケーションに負担をかけてしまうし恐らく結果として職場としての能力を下げる事となるだろう、
男は育児休職を取らず女性だけは不公平だと言う意見も当然一理ある、しかしそこは個人と組織、経営的な負担と個人の負担の綱引きになる、
子供を保育所に預けて働くと言う方法もあるが娘が居て二人の孫が要るのでよくわかるが保育所と言うのは乳幼児が熱を出したり体調が変化したら即時引き取る必要がある、これはかなり職業人の足を引っ張ってしまう、
翻って保育所の立場とすれば一人の保育士で現状だと恐らく4人位の割合だろう、それはあくまで健康で問題のない幼児の計算で乳幼児が熱を出したら一時も目が離せなくなる、現状では不可能に近い、更に感染性のある病もあるのだから保護者に引き取ってもらうのは最善の方法なのだ、女性進出の社会に於いて出産からある程度までの育児をカバーしなければ成立たないのは十分わかるが私が言いたいのは「一面だけで話をしないで欲しい」と言う事だ、育児休職が職場にもたらす影響は心情的な事だけでなく現実的な負担が発生すると言う事も含めてそれが「理不尽な扱い」であるかを考えるべきだと、それに30人程度の零細事業ではもともとぎりぎりの人数でやっと回っているところがほとんどでそんな会社では明日から来なくなれば明後日から別の人を雇わなければやってゆけず、戻ってきても解雇は出来ないのが現実である
更に言わせてもらえば「一般職」と言う仕事を一度もした事のない大学教授などと言う方々の意見など机上空論でしかあるまい、と言う事だ、
少子化の問題ととらえるならやはり両親の同居が経済的にも老人問題にも一番有効だ、たしかにストレスは多い、それこそ私自身耐えきれず別居する事にしたが孫の為に女房は自分の有休を全て使って子供の異変には対処してきた、その為孫たちは祖父母と言う存在を自然に受け入れてくれている、3世代同居には負担もある、がそれは今まで自然に継続してきた社会の基盤だ、
未だ丈夫だが何時かは自分だけではどうにもならない時がくるだろう、老いては子に従えともいうが長幼の序と言う言葉もある、我儘を少し納めてそのメリットを利用する事を考えた方がいいのではないか、その為に国が出来る事、家の問題を三世代同居による優遇措置を強く希望する

雨上がりの浜離宮恩賜庭園

2016-11-21 10:06:56 | 雑記
来年成人する孫に誕生日とクリスマスと成人祝いをまとめて渡すことにした、何時もの通り駅近くのファミリーレストランで朝食を済ませ電話をしたが案の定起きてこない、電話はどうやら7コールで留守番になる、昨日のうちに渡すものがあるとメールを入れてあったので娘(母親)が根気よくコールを繰り返したら46回でやっと起きてきた、20分ほどいたら不機嫌そうな顔でやって来た、
朝食を済ませて店を出ると11時少し前、ラジオで中継していたので紅葉が始まっていると聞いた浜離宮に向かう、
新橋で降りて浜離宮までは歩いて10分程度、子供を連れたカップルと我々位の夫婦連れが多い、日本人と同じくらいの割合で外国の人がいる、海岸側から中島の方に向かう、紅葉は未だ始まったばかりの様だがこの庭園は随分つわぶきの花が多い様だ、ちょっとした公園には必ずと言って良いほど咲いているがここまで大量にあるのは珍しい、しかも花が高い、

水面に映る黄色が中々絵になる、これも珍しい景色だ

少し加工して見た

池には鴛が群れを成している、おしどり夫婦と言うが結構相手を変えるらしい、ペアリング中は並んで泳ぐ姿がむつまじく見えるせいかもしれない

浜離宮の後ろは汐留操車場跡で10年くらい前に再開発で近代的な町並みで少し目を上げると高層ビルが金属的な風景を作り上げている、無粋な景色になるかと思ったが意外とマッチしている

林の中に椿が咲いていた、まだこれからの筈だが色あせてしまっている、数少ない開花に小さな虫が富んでいたが蜂ではないみたいだな、

帰りはゆっくりと第一京浜まで戻り浜松町まで向かう、貿易センタービルの地下で遅い昼を取る、此処でも定員は全員中国の女性である、なんであんなに不愛想なんだろうね
まあ、ピザもスパゲッティもうまかったので良しとするか、天気も気温も絶好でした、本日の歩数は8700歩、良い運動にもなりました


挨拶禁止という自治会の決まりとは?

2016-11-19 08:13:19 | 雑記
神戸のマンション自治会で「挨拶禁止」と言う申し合わせが成立したという、「そのことについて多くの意見が出ている」と書かれていた、
「最近は不審者が子供に危害を加える事があるので知らない人に話しかけられても返事をしてはいけません」と言う様な事から「同じマンションでも区別が付かないなら最初から挨拶をしないほうが良い」と言うような趣旨のようだが「同じマンションでも顔を知らない」事の方が問題で住民同士であっても挨拶をしないのが普通になればその方が外部侵入者からすると都合が良い、挨拶をすることで不審な人物との区別が出来て初めて見る顔には「何方においでですか?」と言う声掛けになる、訪問者なら号室を聞いいて対応もでき訪問先が明確でなければその時点で排除も出来る、
少し前に「声掛け運動」と言う事が言われたことがある、それが効果が有るという事は共有されていたはずだがそれ自体進まないのは今回のような考え方が多くなったのだろうか、
「遠い親戚より近くの他人」と言われたのは戦前までだったのか、子供が犯罪の危険に晒されているのはやはり他人は「他人、自分は自分」と言う様な個人主義が世間をそおってしまったせいも大いにありそうだ、少なくとも近隣の子どもたちはその地域全体の子供と思うくらいの街でありたい、そういう意味ではマンションという建物は言わば一つの共同生活エリアでありせめて顔を合わせたら挨拶くらいはしてほしい、
「挨拶をしたが返事もない、不愉快な思いをするなら最初からしないという事にsたほうが良い」と言う意見が有ったらしいが自分が不愉快になったからと言うのでは余りに大人の対応ではない、と言うより「年寄りの頑迷さ」に見える、
大勢の人間が固まって生活するということはそれだけの軋轢は当然有るがそれを回避して孤立化するのでは社会は成り立たない、大げさに言えばそれが争いの火種となり戦争まで起こす元となる\\、相互理解は相手の心持ちを想像することから始まる、相手理解したと思うことから誤解と言う言葉がある、そのためには相手と話すことが重要で挨拶もしないでコミニュケーションが始まるわけはないだろう、
いじめの問題も案外こんな大人の発想が根本にありそうな気がする、

日本にトランプは居ない

2016-11-15 09:26:24 | 雑記
集団的自衛権と言う話が最近はあまり聞かない、まあ次々と色んな事を出してくるので反対する側も手が廻らないのかもしれないがそうなるとそれも安倍政権の手かもしれないかもと思ってしまう、
同盟国の軍隊が攻められたら戦う事が出来ると言う様な事だろうが確かに「同盟」と言う位だからそういう事かもしれない、
しかし同盟と言う言い方をしてもそれは従属国と言う事とどう違うのか、本当に同盟国ならその戦争開始に対する判断自体から参加していなければ同盟関係とはいいがたいのではあるまいか、
勝手に戦争状態にしておいて同盟国だから戦闘に参加すべきだと言うのは少しおかしいとは思わないのか、
戦費も命も自前で賄わなければならないのに戦争自体の判断はアメリカにあると言うのでは単なる属国でしかない、
自衛と言うのはやはり自国を防衛すると言う事だろうが戦争に出掛けて行ったら自衛ではないのではないか?
今まで日本は他国の軍隊に責められたことは無い、軍力で他国を犯し「日本の国だ」と占領した場所にですら他国から責められたことは無いはずだ、
それでありながら「我が国が独立した国である以上自衛のための戦力は必要だ」と言う。その為に憲法の「戦力の不保持」を変えようと言う、
「欧米列強に占拠された植民地を開放する為の戦争で大東亜共栄圏と言う大義であって侵略行為ではない」と言う言い方もされているが当事国にとっては軍隊が替わっただけでとても独立に手を貸してくれたと言う様なものではなかっただろう、確かにあの戦争をきっかけに列強から独立を果たした国は多くあるが恐らくそれは結果論で日本が万が一勝っていたら日本に変わるだけだった筈だ、まあ勝てるわけもない戦争だったと言うのが近代史の常識ではあるがこの肥大した妄想の犠牲になったのは我が国でも一般人であり戦火にまみれたアジア諸国の国民達だ、
戦争になった時の為に戦力を持つ為に憲法を変えると言うのは本末転倒だ、戦争にならない為に9条が策定された、理想論であってもこれを各国が批准すれば戦争自体は起こらない事になるはずだろう、
アメリカ大統領になった男が「日本は安心にただ乗りしている」と言う昔からあった事を選挙の演説に使い「日本が駐留費を全額負担しなければ引き上げる」と言っていたがアメリカが起こした戦争に随分日本は負担を強いられている、湾岸戦争は日本が賛成して起きた戦争ではない、朝鮮戦争で特需はあったがそれも日本が同調したわけではあるまい、まああの時代敗戦国で占領軍も残っている時代だからそれは仕方ないのだが、因みにまだ敗戦国条項は生きていて日本とドイツだけが縛られていると言うが自治が認められて占領軍は帰って行ったが結局「在日駐留軍」と言う名前の占領軍は歴然と残っている、特に沖縄は未だに占領下にあると言える状況で米軍の起こした犯罪の裁判権も無いに等しく領事館でもない、広大な米軍基地は治外法権である、
しかもその走狗となっているのは自民政権が全国から招集した警官だ、本当に占領されているのは今の自民党政権なのかもしれない、
どちらかと言えば飼いならされている、或いは篭絡されていると言う方が正しいのかもしれないが恐らく国民の大半は「洗脳されている」としか思えない状況だ、でなければこんなに与野党の場乱視の悪い選挙結果になるはずもあるまい、
カリスマ党首が安倍晋三では自民党の自浄も望めない、出てくる野党候補はタレントやパフォーマーでは此方も期待が出来そうもない
こんな事を考える世代はもう残り少ない残齢のたよりの年金も絞られて朽ち果てそうだ、洗脳が進んだ戦争世代2世は「老害だ」と言いながら政治には無頓着、しかし最近その子供達が声を上げ始めているらしい、彼らに期待しようか

夫原病

2016-11-09 08:26:33 | 雑記
新聞に「夫原病」」と言う記事を見つけた、夫が定年退職した後生活のリズムが変わり、ストレスで体調を崩す女性が増えて来てストレスの根本原因は一日中家にいる夫にあると言うので”夫が原因の病状”と言う意味でつけられたと言う、
上下に分かれて2日間掲載されていたのだが上巻で書かれているのは一日中家にいる間何もしないであれこれと用事を言いつける、昼間出掛ける事に文句を言う、昼食も用意させいろいろと文句を言う、
と言う内容だったので(これは 確かに病原菌だわい)と思ったものだが翌日の下巻では「出かけると自分も行く」と必ず言うので買い物も鬱陶しいと言う様な事が掛かれている、
それには(それはちょっと勝手すぎないかな)と言う気がする、上巻で”何もしない夫が手が掛かる”と言っていたのに買い物についてこられると鬱陶しいと言われたらどうすりゃいいんだ、と言う気になるだろう、
昔から「亭主元気で留守がいい」と言われ「給料を毎月持って来さえすればいない方が気が楽だ」と言われ女の子だったらそのまま育って行き父親の権威はどっかにすっ飛んでしまい、定年退職したら邪魔者扱いじゃ男も救われない、
無論そうなってしまう原因の一旦は男地震にあるだろうが互いに家庭を支え子供を養ってきたとすれば老後くらいはのんびりと思ってもどうやら許されないようだ、こんな夫婦がどのくらいの割合存在するかわからないがどっかで(そんな夫婦もいるのだろうが大半の夫婦は穏やかな関係で老後を過ごすのだろう、)と思っていたのだが新聞に取り上げられ、病気の原因的存在とまで言われて病名になるほど多いのかと思ったらなんか情けなくなってきたな、これじゃ病原菌だ、
そんなことまで言われるようになったら自分だったら資産を公平に分けて勝手気ままに暮らした方がいいと思うがどうだろうご同輩