梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

思いは追いつかない

2011-03-31 09:42:45 | 雑記
毎日被災地域の映像が繰り返し流れている、被災された人々はあの映像を見る度に失った家や家族を思い出してしまうのではないのだろうか、アメリカの9・11でも被害映像は2週間以内に流す事を止めた、もうあの映像は流さなくていいのではないだろうか、被災者の気持ちは我々には想像出来る範囲を大きく超えている、平気かもしれないがその度に忘れていた事実を突きつけられているのではないだろうか、出来れば希望の持てる映像に切り替えてもらいたい、
多くの善意が集まっている、その中に幾つもの悪意も集まっているらしい、殆どの人々が大きな不幸に遭遇した時に人は互いに助け合う方向に向かうと言うのは阪神災害でも大勢だった、しかしやはりその中で持ち込んだ冷えたお結びを1個500円で売る輩も出た、人間に悲観をしたくない、こんな時にこそ社会的動物と言われる人間が本来の姿を見せて欲しい。
「絶望とは愚か者の結論」「明けない夜は無い」「人生の本当の味は涙の沁み込んだパンの味」色んな言葉が有る、格言も有る、
しかしどんな言葉を掛けても「何を偉そうな事を!」と言われそうな気がして言葉を飲み込む、今は唯祈るしかない、思いは実質的には役に立たないかもしれないが少なくとも力を貸せない人々全てが祈る気持ちを持てば「悪意」は出て来ないだろう。
必ず立ち直れると信じて祈るしかない

民主党のマニフェストへの未練

2011-03-30 09:28:18 | 雑記
民主党のマニフェストを全て出来ると思っていた有権者は居たとしてもかなり少数だったと思う、その後民主党の言っていた埋蔵金の総額もまったく不足していた、第一埋蔵金なのだから仮に予想通りあったとしても翌年以降は継続的な手当てが必要になる。
有権者もその事は十分に承知した上で「自民党はもう嫌だ」と言う票が集まっただけだった、お手並み拝見と言う事だったが余りにその手並みはお粗末だった。公費削減を財源にと言うのは国民感情からして歓迎する制作だったが結局更に官僚の手当てが厚くなっている。意地か面子か兎に角マニフェストの殆どが国民にそっぽを向かれている状況で強行する子供手当てはその恩恵を受けるはずの世代からも「おかしい」と言われ、高速道路無料化も「無意味で不公平」だと言われ続けていた、
今回の被災は世界的に見ても未曾有の災害で緊急予算が切迫した問題だ、この状況に平時であっても見通しの立たないマニフェストは白紙撤回するの事が妥当だろう、「議員歳費の30%削減」は評価出来る政策だ、しかし高級官僚の経費は以上に高いままだ、天下り先に廻る税金も相当額に上る、緊急事態なのだからこの際その関連も一律30%カットするのが妥当だろう、
これに異論が有るというのなら顔と名前を公表して国民が納得する反論をするが良い、
被災地での強盗、搾取、義援金詐欺等と今の高級官僚と天下り官僚は同列だと言っても過言ではないだろう、
小学生が小遣いを寄付している、東南アジアで年収が100万以下の国から1日2食しか取れない人達が80万の寄付をしている、しかし官僚からその話は聞かない、
年収が2千万や3千万の官僚が大勢居る、庶民は年収350万で暮らしているのだ、蓄えも庶民とはかけ離れているだろう、給与の半分を毎月出しても被災者の数倍の所得があるのだ、彼ら一人の年収半分で被災者の3人以上が助かる筈だ、特例法で官僚の給与を歳費と同じ様に30%カットする法案を心から願う

エネルギー問題(戯言)

2011-03-29 08:51:31 | 雑記
おそらく原発は世界的にも減少して行くだろう、元は平気だった物が文明に大きく貢献している物は随分ある、ダイナマイトですらそうだ、しかし原子力に関しては2次的な影響が大きすぎる、今まで有った災害のレベルには耐えられると言うのはまったくアドバンテージにならないのは今回で十分解った、「記録は破られる為にある」のはオリンピックだけでは無いと言う事だ。
セーフティは人為的に危険を増やす事だけは避けなければいけないと言う事だろう、
しかし今の社会は使用エネルギーを減らす事は難しい、経済的な問題も大きいだろう、電気がインフラの基礎だとすると原発に替わる物を考えなくてはならない、まず全体の1/3にあたると言う一般電力だがこれはある程度抑制をする事も可能だ、その上で各個別に需要を賄える方法を薦める事が可能だろう、各戸単位或いは数個単位で所謂再生可能エネルギーにシフトする、
基本的に戸別で見るとACに依存するのはモーター機器だけでその他は受電したACを内部でDCに変えて使用しているのだから直接DC供給に仕様を変えることで太陽発電等で対応する方が効率が良い、DC→ACで約10%、内部で又AC→DCに変換するのに又10%程度のロスが出る、照明も蛍光灯はACだったがLEDはDCである、パソコンも液晶TVも実際の駆動は全てDCである。ACで発電するのは連続して安定した発電に適していると言う事と長距離送電のロス、又回転する物の力率が大きいという事による、家電だと冷蔵庫、エアコン、洗濯機位になるが冷蔵庫も電子冷凍技術が進んできているので恐らくエアコン程度だろう、DCのメリットは充電可能と言うことで蓄電装置が進化すれば昼充電して夜使うと言うサイクルが間に合う事に成るだろうし間に合う様に戸別の対応で省エネに成るはずだ。
問題は大きな商業施設と工場、事務所等の大規模需要と供給だがこれは先に書いたように全体の1/3程度だと言うから恐らく今の発電で間に合うだろうとは思うが今後を考えて更に必要だとした場合どの発電方法にシフトするかと言う事だが水力はもう作れない、これは自然に対する影響も大きい、火力に関してはやはりCO2の問題も有るがいずれにしても輸入に頼るしかないのだから国際状況に左右される上限りがある、此処からは戯言になるが日本列島は火山列島でもある、有り余る地熱がある訳だから何とか地熱発電が出来ないだろうか、かなり前から言われていて稼動している所も会ったと思う、しかしなかなか進まないのは恐らくコストと工事の難しさだろう、発電施設は建設し終えてから稼動する、しかし高効率の地熱のある所に施設を作るのは水を止めずにダムを作る様な話だ、しかし日本人はこれ位は乗り越えられる力がある筈だ。もう一つはどうも環境省と建設省の摺り合せが難しいと言う話も聞く、しかし今度の件でそんな馬鹿な事は言わないだろう、原発開発コスト、これは施設近隣にの補償費用が莫大なのだ、一時的に掛かる金額はそれこそ建設国債でも発行し得られた技術を輸出する事で償還する位の事は十分に可能だろう、

季節のうつろいも何処か物悲しい

2011-03-28 14:41:08 | 雑記
今日は暖かい、昨日の午後3時頃で2週間休み無く作業をしていた仕事が終えた、今朝は少し気が抜けて居る。
日課の散歩も久しぶりで花が随分咲いている、道端の花を写しながら心の何処かで震災を引きずっている、
聞いているラジオのせいもあるかも知れないがそれだけではないだろう、色んな人が色んな言葉を贈っているのを聞く、自分も色々思い浮かぶ言葉はあるが何を言ってもその言葉が空しく響いてしまう、今後の数年は大変な状況に成るだろう、それを認識するのは重要だが悲観している場合ではない、この借金は唯でさえ負担を負っている子供や孫の世代に残すと言うことになるだろう、
彼らに「頑張れ」と言うのは本当に酷だが兎に角今は極限に居る被災者の人と被災地を何とかするしかない、せめて今の時間は目に付いた春を愛でるとする

この付近は花韮が実に多い、少し前までいた家でも勝手に咲いていた、少しでも土が有るといつの間にか生えて来る、春が来ると見た事の無い芽が出て来たと思ったら小さな花が開く、密集して咲くので花壇の下植えの様に咲いている、青みがかったもの、紫かかったもの、そして白がある、



もう一つどの家にも咲いていて聞いてみると「いつの間にか咲いていた」と言うのがこの黄色の花だ、名前も知らないが3cm位でやさしい黄色、細い茎は鶴にも見えそうな細い物だがこれもまとめて咲いているので明るい黄色が良い



クリスマスローズは最初に見たのが葉の色と余り区別のつかない緑だったが最近は色んな色があるらしい、緑の花は少し陰気だったがこの頃の物はそれなりに綺麗に見える





今日東京で染井吉野が咲いたと言うがこの当たりは未だ咲いていない、替わりに多く咲いているのは辛夷の花だ
寒いところの花だと思うが結構大きな木が有っる、この当たりは坂が多いので家屋の上にすっくと立った形はなかなか良いがやはり冬枯れの山に春のさきがけのように咲いているのが似合う


頑張れ!より大丈夫、を

2011-03-26 08:53:10 | 雑記
被災者の避難が続いている、どの程度続くかも未だ定かでは無い、世界中から援助の手が差し伸べられているがそれ以上に国民として援助をする事は当然だ。避難所が体育館や公共施設だと長期間の生活には向いていない、
この数十年観光地の低迷が大きく廃業になった旅館や民宿が多くある、無駄の代表と言われる簡保施設も含めて多くの施設が開いているはずである、ネットで出ているだけでも非常に多くの民宿や旅館ホテルが売りに出されているがこの中には未だ廃業して間もない物もかなりある様だ、施設も什器も寝具も未だかなり残っている所も多い、
この施設を公金を持って整備して避難者の受け入れが出来ないか、運営は避難者とボランティアで賄い、援助で足らない費用は国と地方で賄う事で緊急に受け入れる事は可能ではないか、
仮設住宅が出来るのも時間が掛かるし、家族の殆どを失った人々にとっては独居は難しいし高齢者のケアも目が届き難い、
宿泊施設なら共同生活でありながら最低のプライバシーは保つ事が出来るし援助やケアもやりやすい、
ロビー等の施設もそのまま使えるし多少永くなっても維持がし易い、地域としても副次的に宿泊の増加も見込めるし何より観光地である事は被災者の心のケアになるだろう、
頑張れと言う言葉は確かに重要だが頑張る力も無くなり掛けた人には「頑張れ」より「大丈夫だよ、皆が支えるから」と言う言葉の方が良い場合もあると思う