大森ベルポートの広い庭はクリスマス

大森駅のすぐ近くにベルポートと言うビルがある
いすゞ本社の２つの棟をつなぐ部分が吹き抜けになっていて天上は総ガラス張り
その下は綺麗な広場になっていて一方がテラスを設けたレストランが取り巻く
エスカレーターで２階にもテラスの有るレストランがあって３階にも少しあるが２階の広場と各店舗のテラスから見下ろす広場で時々コンサートが行われる様だ
小本的にクラシック系なのであまり人が来ないがファンはいるらしい
正面の壁にイルミネーションが出来た

教会を思わせる形からクリスマス仕様なのかもしれない

しかし商用ディスプレイの様に"メリークリスマス！"見たいな派手さは無いのが実に好ましい
廻りにベンチや椅子が置かれていてテイクアウトのコーヒーをゆっくり飲むのも良い、


人のいない静けさが良いのであまり来てほしくは無いのだがあまりマイナーなのは気の毒な気もする

カルロス・ゴーンの逮捕と検察の常套手段

日産の会長カルロス・ゴーン氏が逮捕された、
日産を立て直した救世主と言われたが私腹を肥やしすぎて法に触れたと言う事だろう、
営業のトヨタ、技術の日産と言われた日本の車業界草分けの企業が瀕死の状況となり
外資の傘下に下り、そこから来た人間にトップを明け渡した事はナショナリストではないと自任する自分でも悲しい出来事だった、
彼の手腕は確かに日産を持ち直したがその方法は冷酷非情と思われる方法だった、
「コストカッター」と言われるやり方は多分だが日本人相手だからと言う感もある、
コストは無駄の部分もあるが事業には最低限必要なものがある
その多くは人件費になるのは当然で原材料は既に落とすだけ落としてある、
無論外注苛めでそちらのコストも厳しい締め付けがあるだろうが生産に掛る人件費は一番のターゲットにされる、
それが無ければ利益率は上がらないと言うのはわかるが従業員を解雇し、下請けを追い詰めてもそうでなければ今の日産は無かったと言うのも結果として理解できる、
しかし、言わばその犠牲になった関係者からすれば彼の年収は納得のゆく話ではない、
今回の件が出る前から彼の報酬は報道から流れ出し納得できないのは一般国民の本音だっただろう、
しかし、その金額は実際の半分でしかも違法に貯えられていたわけだ、
この事件は日産経営者のクーデターだと言う話もあるがそうだとしても違法行為である事は間違いないのだからそれは自業自得と言うものだろう、
一方で検察庁の方法は世界基準からかけ離れた方法だと欧州各国から疑義が出ている
逮捕しやすい嫌疑で逮捕し拘束しておいて次々と別の容疑を持ち出して拘束期間を延ばすと言う方式は検察庁の常套手段だ
裁判所の許可が無ければ拘留を続けることは出来ないが最近の裁判所は検察と政治家には唯々諾々と従っているとしか見えない
政経官の結合は全く国民不在の様相であらゆる事はこの関係者の地位と資産を既得権強化にやりたい放題だと見える
この件で国際的な法曹界から「日本の司法は間違えている」と強く圧力を加えて貰いたいものである、
もう政経官以外はすでに栄養不良で戦える力は残っていない位にまで生きる力を奪われてしまっている、
これからの日本を支えるのは国民の総意である事を期待したいものだ

思いやりと言うより基本的な

太平洋戦争の日本は「侵略戦争ではない、」と言う論が彼方此方で見られる様だ、
侵略する側が何と言おうと侵略される側が要請しないのに軍隊を侵入させられたら
「侵略行為」には違いあるまい、
「植民地支配から独立させた」と言うがもし勝っていたらそのまま支配が変わるだけだったのは明白だろう、
被支配国で独立運動が起きていて運動を支援したと言う話は聞かないしレジスタンスがあったと言う話も聞かない、
韓国に関してはそれ以前から「併合」と言う支配をしていたのだからその時点で侵略行為だと思う、
この言い分は「苛め・ハラスメント」の構造と似ている
苛める側が「遊んでいるだけ」だと言っても（本当にそうだとしても）苛められる側はその行為は嫌だったらそれは苛めになる
軽い挨拶のつもりでも言われる側は不快になっている
仕事上の叱責指導だと言っても言われる側はストレスで体調が崩れるようになる、
幼児に「教育の範囲」と言っても心身に大きな傷を与えている
全て「相手の立場に自分が立っていたら」と思えばほとんどのトラブルは防げる
仮に自分では当たり前でも性格や立場や体力で相手には耐えられない事もある
今の支配者層では無理かもしれないがせめてこれから子供を育てる親や教育者はその事を肝に銘じて次世代の社会人を育ててもらいたいものだ
それこそが「美しい日本人」でありたい

趣味の焼物、緑が良い

中伊豆、昼食を取ろうと走っていたら「弁当」と言う幟が有ったので車を止めた
しかし何もなかったが地場の野菜や椎茸に交じって小さなスペースにぎっちりと焼物が並んでいる
焼物が好きなので覗いてみたらちょっと気になる器が会った

良い緑の器だ、緑釉と言えば織部だが織部の緑は黒に拠っているがこの釉薬はほゞそのままの緑だ
それ程明るくはないがかと言って織部程黒に拠っていない、いわゆる深緑に近い

医らが得してみると「２００」とラベルが貼ってある、安い！　店の女性に聞いたら「２００円です」」と言う

「随分安いんですね」と言ったら「趣味で焼いている人達が並べているので、自信があると高く自信がないと安いんですよ」と言う事だった、
大きさはお茶を飲むには小さいがぐい飲みとしたら大きいのだが茶碗酒と言うのもある
早速使う事にしたが此れに合うのはどぶろくだがしかし濁酒は売っていないのでにごり酒を入れる

これは良い、幾つか飲み比べてこの白河の純米にごり酒がドンと来て気に入った


酒を器に合わせると言う飲み方も有りだろう、
暫くにごりに凝りそうだが昨夜は焼酎を入れてみた、
これはこれで良いのだがちょっときついので氷を浮かべて溶かしながら飲む


酒は楽しいね

貿易収支のバランスと言うバーター貿易は黒字の恩恵を受けている企業が支払うべきだ

トランプ大統領が対日貿易収支が赤字である事を理由に言い立てて兵器の購入を安倍総理に迫り、安倍総理は快諾したと言う、
貿易収支の大半は自動車の輸出でそれに大きな関税を掛ければ国内企業に大きな影響が出ると言うのがその言い分だが貿易益収支大幅黒字の恩恵を受けているのは輸出元の自動車工業会でそれ以外の業界には殆どと言うより全く恩恵はないだろう、
自動車産業は基本的に季節労働者と非正規従業員、部品関連はアジア、大陸諸国の外注であり非正規の不安定な就業形態、
福利厚生や保険等の格差等で関連している筈の下請け事業にも廻らず就業人数の受け皿である中小零細には更に廻らない、
しかしアメリカは「貿易収支のバランスを改善するために」バーター貿易を強制している、
更に報復関税をちらつかせて市場開放ではなくアメリカの基幹産業である兵器を売りつけてくる、
恐喝に近いトランプ政権に屈したとしてもそのバーターは収支の恩恵を享受している自動車産業が支払うのが当然の筋だろう、
黒字の恩恵は少数の産業でその対価を恩恵を受けていない一般国民の税金で賄うと言うのはどう言い訳をしても理屈に合う訳も無い、
内部留保で負担してもらうか正規従業員を増やし関連企業も従業員を増やして内需を喚起し税収を増やすのが正攻法だろう
此処で消費税の増税をすれば消費は冷める、
企業が「万が一の為に」貯め込んでいる内部留保は庶民ではもっと深刻な問題だ、
保険の自己負担上昇は「貧乏人は飢えて死ね」と言う政策と受け取っている、
個人の内部留保は命の担保なのだ
アメリカの戦闘機やミサイルに払う金は貿易黒字の企業の内部留保に掛ける特別税で賄って貰おう、
根本的には全て「資産に課税する」事が資産格差を解消する一番の方法だろう、
日本と言うより自由経済社会全体が行えば格差社会は平均化に向かうだろう