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梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

テレビと言う媒体は報道には向かない

2025-05-30 10:40:25 | 雑記
米騒動が止まらない、どのチャンネルを開けてもその話題が多くの時間を割く
たった1年で小売価格が倍になったと言う、しかし全体的に米が不足しているにしても1年で倍になる要素は無い
主食用米の生産量と出荷量の推移(過去4年間)
年度(収穫年)
生産量(万トン)
出荷量(万トン)
備考
2021年(令和3年)
698.6
702
減反政策の影響で生産量減少
2022年(令和4年)
670.1
691
作付面積4.0%減少
2023年(令和5年)
661
702
需要に応じた生産調整進行
2024年(令和6年)
予測値:約650
予測値:約710
外食需要とインバウンド需要の回復
※出荷量は推定値を含みます。
生産量は減少傾向にありますが、出荷量は需要の回復により増加傾向にあります。

糖尿病のせいで此処7年以上は米食を取らないので我が家の家計にはあまり関係ないのだが報道だけを見ているとまるで飢饉になった様な様相だ、しかしテレビの報道は違和感が否めない

玉木氏の「動物の餌一歩手前」発言は論外だが街中での市民の意見と言うのを見ていると「備蓄米は古古米、古古古米だから買わない、新米のブランド米がもっと安ければ」と言う発言が殆ど全部だった、

(本当に米が無くて苦しんでいるのか?)と言う印象を持ったのは自分だけではないと思う

例えとして適切ではないかもしれないが「サンローランが高くなった」と文句を言うが「ユニクロやしまむらは安くても買わない」と言う庶民が要るんだろうか

実際には備蓄米(古古米)を売り出したら半日もしないで売り切れている、本当に主食が高くなって悲鳴を上げていた庶民が大多数だったのだ

報道はセンセーショナルな程視聴率が良いのかもしれないがそれでは本来の「報道」とは違う

新聞では「新米を安くしろ」などという庶民の意見は出ていない、新聞報道は1日単位で有る、画像でもない、備蓄米放出の効果を時間軸に沿って報道する、

こんな事をやっているからTV放送は視聴者から呆れられる、フジテレビの「面白くなきゃテレビじゃない」と言う看板がその最たるもんだ(下ろしたらしいが)

物の価格はコストの積み上げと中間利益で決まるのが本来のはずである

米生産コストが玄米5㎏で2000円が厳密に言って妥当かどうかは別として、それが小売価格で倍になると言う事が妥当かと言うと中間卸業者の利益が小売価格暴騰の年に1.5倍になった事とたった1年で倍になる正当性が証明できないと言う事からして「妥当ではない」と言う事は明白だろう

しかし国の示している表にもある様に国内需要に対して生産高がおいついていない事実があるのに国は減反政策を推し進めている

「米の安定価格を維持」すると言うのが生産者と消費者、そして国の基幹食糧を圧迫している事を是正しなければなるまい

啄木とウッドペッカー

2025-05-26 09:56:45 | 雑記
石川啄木の「啄木」はキツツキの事らしい、キツツキが木を叩く音に触発されてつけたと言う、
あるいは「ゲラ」とも言う、本州に多いアカゲラ、北海道に多い大型の「クマゲラ」、英名は「ウッドペッカー」、そのまんまの名前だな,
ウッドペッカーと言えば此奴だろう


懐かしいアニメキャラクターだ、独特の笑い声がイントロに流れる奴だが今でも結構人気がある様だ
ゲラが木を叩く音はまるで機関銃並みでたしかに深い森で聞くと中々趣がある
しかし、木を叩いている動画を見ると頭の動きは本当にすごい、よくあれで首が持つもんだ、
首の腱鞘炎と言うのは無いのかしらん?ムチ打ち症にはならないんか?
脳震盪は起きないのかね。
石川啄木の歌集は病人に読ませるな、特に当時死の病だった「結核患者」に読ませると絶望して自殺すると言われたものだが、
鳥の啄木はエネルギッシュでやたらに元気なんだがな


不老不死

2025-05-21 15:26:09 | 雑記
ネットを見ていたら「これからは不老不死も」と言う記事が有った、その時は読み飛ばしていたが調べてみたら幾つかあった
1. AP2A1:細胞老化と若返りを制御する新たな分子メカニズム
2025年、大阪大学の研究チームは、細胞老化に関連する新たな分子メカニズムを明らかにしました。特に、AP2A1(アダプタータンパク質2アルファ1サブユニット)の発現が老化した線維芽細胞や上皮細胞で増加し、細胞構造の変化に寄与していることを発見しました。また、AP2A1の発現を抑制することで、老化マーカーの減少や細胞の若返り現象が観察されました。この成果は、抗老化技術や加齢関連疾患の治療法の開発に繋がる可能性があります。 
2. ミクロオートファジー:リソソーム修復による老化防止の可能性
2023年、大阪大学と奈良県立医科大学の研究グループは、ミクロオートファジーによる新たなリソソーム修復機構を発見しました。リソソームは細胞内の不要な物質を分解する重要な小器官であり、その損傷は老化や疾患の進行に関与します。研究では、STK38キナーゼとGABARAPファミリータンパク質がミクロオートファジーを介してリソソームの修復に関与し、これらの因子の欠損が細胞や個体レベルでの老化を促進することが示されました。この発見は、老化防止や健康寿命延伸の新たなアプローチとして期待されています。 JST
まあ、暫くは不老不死とはいきそうもない、
不老不死と言えばあらゆるものをわがものとした中国の皇帝が徐福に命じて探させたと言う話がある
自分で言えば「不老」は確かに有難いが不死の方はあまり有難い事はないな
なにしろ「老」の方は現実的に日々ちゃくちゃくと訪れてきている、動きは鈍い、何もしなくとも彼方此方痛い、視力は衰える、
今の所それ程記憶力は落ちていないと思うが新たに覚えるのが面倒になって来た、
最近歩くのをサボっていたら腰に痛みが出て来た、それも昼間は何とか良いのだが夜寝ると明方に痛くなる
歳だ!老いた!従って「不老」は大歓迎、
しかし、不死と言うのは願い下げたい、それじゃあゴールの無いマラソンみたいなもんだ、
人魚の肉を食べた八百比丘尼は死ねない事に悩んで生きたまま朽ちる事を選んだと言う、生き続ける事が拷問だったんだろう
まあ不老で元気にしていたらあまり死ぬなんて事は考えないだろうが若々しく元気でいてぽっくりと言うのが理想的か
廻りはびっくりするかも知れないが当人にしたらそんな幸せな事は無い 
子供の頃夜眠るとき(このまま目が覚めないんじゃないか)と心配した事が有ったが今では(このまま目が覚めないと楽でいいな)と思う事すらある
しかし、本当に不老不死が実現したら地球は人間だらけになる、子供を制限したら老人ばかり(不老か)になる、
やはり世の中新陳代謝は必要だ、

SNSと犯罪の続き

2025-05-18 14:44:05 | 雑記
コンピューターは間違いなく「ツール」である、人間が計算したり、物を調べたりするときに便利に使う「道具」として発明され進化してきた
日本語で電子計算機と言われそれは機械式の計算機を二進法と言う方式とビット並列計算とメモリー半導体の急速の発展から複雑な計算とネットの発展から人間の計算能力を大きく凌駕した結果AIと言う所に行きついた
しかし、どう進化してもそれは道具の進化で有って新しい神が生まれた訳ではない
しかし、初めて電子計算機が出来、進化してポケコンと言う玩具に進化し始めた頃からしたら今のスマートフォンは当時のワークステーションの性能よりずっと高い、
それでもこれは「ツール」である、例えて言えば自転車がファミリーカーに進化してもそれは飽くまで「移動の為の道具」である事と変わりはない
此れに比して言えば未だ交通法規が理解できない幼児から小学校低学年の子供に「フルスペックのスポーツカー」の運転を許可すると言う事はするべきではないだろう、
子供の安全の為に持たせるなら基本性能の「通話」に限定し、「文字」が理解でき、その危険性をある程度理解できるまで、メールは小学校高学年からで通信相手も限定したうえで許可をする
SNSは責任を理解してから、それもある程度の資格試験的な制度を設ける必要があるのではないか
偏った極端な発信、何の裏付けのない発信、悪意のあるフェイク情報、等々の規正は必要だろう
例えそれがバッシングであってもアクセスが多ければ課金されると言う様な、
迷惑・人の不快を金にできると言う今の状況はまさしくそれがツールでしかない事の証左でもある
どんな道具も使い方を間違えれば、と言うより「意図的」に使うのだから間違いではなく不法行為なのだが、それは多くの被害者を産む、
更に悪いことに顔を出さずにそれを行えると言うと言う不条理な状況にあるのだ、
金は特定して振り込まれるのにその加害者としては「プライバシー」だとして特定に時間と手間がかかるのは矛盾している
少なくともすべての発信は特定の出来る方法で管理すべきだろう、
政治的意図で特定されることを懸念すると言うなら安倍政権の「特定秘密保護法」でそんなものは有って無いが如きになっているではないか
迷惑系ユーチューバ―を増産する今のSNSは法で解体しなければならない