梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

ウィルス検査の拒否、理解できない

2020-01-31 09:33:05 | 雑記
新型コロナウィルスが拡散している、
広がりの防止が何時とまるか、収束するにはどの程度かかるかわかっていない
根本的な治療方法は確率どころかまだ目処すら立っていない、
その中でできるのは拡散を抑え感染を防止するしか方法はない事は自明の理だが
緊急帰国した210名あまりの中に検査を拒否している者が二人いるそうだ
厚生省の役人達が4時間にわたって説得したがどしても同意してもらえなかったそうだ
緊急条例を可決したが法的に発行できるのは早くても2月8日だそうだが今回の帰国は
国として危険地域に居なければならない日本人を救済する目的で実施した措置だ、
理屈から言えば危険地域に居た感染リスクの有る人は沈静するまで入国を拒否するのが最善である、
しかし、人道的に鑑みて早急に危険地域からの救出と言う事で国費でチャーター機を用意し中国政府とも交渉し今回の措置となった訳だがそれには当然危険因子を阻止するという大前提がある、
それをどうしても拒否するという事は何を考えているのだろうか、
道義的な問題以前に日本社会を危険から防御するという事は個人の問題ではないはずだが感染検査が彼等彼女等に何のデメリットがあるというのだろうか
感染していないという証明が何か問題があるのだろうか、逆に罹患しているという事が判るのがデメリットになるのだろうか、しかしそれはテロリストを無防備で入国させるという事より危険なことだろう
とりあえず外部との接触を極力制御する事しか方法が無い
迷惑な、と言う以前にこの二人の考えていることが全く理解できない
WHOが緊急宣言を出してくれれば強制検査を受けさせられるのだがまだ出ていない
政府は強行採決や執行は実に迅速かつ強硬に行うんだが今度の様な案件は全く「ほうに乗っ取って」やるんだな


仏壇と終活と

2020-01-26 12:53:07 | 雑記
狭い整理箪笥の上に小さな仏壇がある、
幅二尺五寸高さが三尺だろう、元々はニスを塗った木目模様のものだったろうが黒ずんでしまっている、
そろそろ買い替えようかと考えているが中々きっかけがない、
何しろ仏さんより生き仏の住まいが落ち着かない、もう少し何とかなったらと思っているうちにそろそろこちらが仏壇に入りそうな年齢になってしまう、
広告を見るとそれほど大変な金額でもなさそうだ、いずれにしても今の地所より広い敷地は得られないとすれば大した金額ではないので思い切って買い替えようかと女房と話している、
この仏壇に入っているのは女房の家族だけである、
結婚する前に亡くなった女房の父親と一緒に住んでいた母親はこの仏壇だけだ、
しかし写真は女房の姉とその旦那、60代で亡くなった女房の兄の写真がある、こちらは当然本体がある、女房が供養の為に写真だけ置いている、
自分たちの墓は3年ほど前に思い切って買ってある、
女房の家の墓がある寺で共同墓地の型式で募集があったのでちょうど仕事が一区切りして入金があったので買っておいた、
私の先祖代の墓はすでに故郷には無い、
一度書いているとは思うが墓石を無断で持ち去られてしまい、菩提寺の住職に頼んで骨上をして姫路で一家を落ち着かせて居た長兄がそっちに持って行った、
しかし結局一度も墓参りをしないうちに長兄も逝ってしまい女系しかいなかったので探す手立てが難しくなり所在自体がわからない、
次兄は私が20代のころ亡くなり遺骨はその失ってしまった墓に入っていた、
その下の兄は定年後暫くして義姉が不治の病に倒れたのをきっかけに義姉の故郷である鹿児島の川内に戻って亡くなったのでその地に新たに墓を立てて入っている、
そんなこんなで家にある仏壇は自分の家の仏壇と変わらない気持ちでずっと接しているのだがこの後我々が亡くなったらあの仏壇はどうなるんだろう、
おそらく今の家には仏壇は置かれないのだろうから処分する事になるんだろうな
流行りに「終活」という奴にはこんなものも入れておかないと子供達も面倒かもしれない、
まあそれはそれとして仏壇を買い替えようかと真剣に考えているがこれも後10何年かで無用の長物どころか面倒は処分品になる訳だな、
かと言って此の侭煤けた仏壇を毎日見るのもそれこそ寝覚めが悪い、その程度の手間は息子には諦めてもらおうか、

ごめんで済めば警察はいらない

2020-01-23 11:36:48 | 雑記
国会が始まったがまったく傍若無人の所信表明と質問対応だ、
桜を見る会の問題は最初は資料はない、と言いその裏側で廃棄作業を進めている
「廃棄したからない」と言う事に野党から「復元可能のはずだ」と言われても「不可能だ」
と回答していたが結局それは存在し、しかも公文書保存法に違反していたという事も認め
「誠に遺憾で今後こういうことが無いように」で済ませる、
「違法の事だったことは間違いないので謝ります、今後はやりませんから」ではおさまらない
違法とは「罪」である、罪は償わなければならない、その為の法律だろう、
一般世間では”ごめんで済むなら警察はいらない”と言う、その態度はどう見ても”ごめんなさい”でもない、
最近SNSや漫画で言われている「やりましたけど、それが何か?」と言う態度だ、
しかし、国政運営者である、
やったことは”法律に違反してましたけどそれがなにか?”では通るまい、
いや、通してはなるまい、議席数の過多で押し切られてはたまらない
しかし、国会は多数決が原則だ、野党の追及にまったく回答をせず、言い訳すらしない
が、多数決で押し通すのではもう国会のていをなしていない、
有権者が今度の選挙でと言うには遅すぎる、
報道機関を含めもっと声を大にしなければならないのではないのか、そして我々一般人ももっと声を上げなければならないのではないのか、
おかしいと思い、不満があるのなら行動を起こさなければならないのだがこんな事を言い出すと特定秘密保護法とやらで公安から恫喝でも来るのか
「騒乱罪」で呼び出されるか、ネットを妨害されるか、
まあ爺さんの憤懣で相手にもされるまいがもう少しアジテーションが良ければそういう恐れがあるらしい
もし、此の侭今国会を安倍政権が犯してきた多くの問題が無視されて終了してそれでも有権者は次の選挙で自民党の圧勝になるようなら政治にと言うより国民に国民が絶望するしかない、
野党の結束を期待するか、自民党の自浄を期待するか
香港の様な事は起きないだろうがもう少し声を上げても良いんじゃないのかとつくづく思う

黒ずんだ蛍光灯を眺めながら

2020-01-20 16:10:25 | 雑記
台所の蛍光灯がだいぶ傷んできたな、
電極近くが黒ずんできた、まだすんなり点灯をするのでもう少し大丈夫か、
しかし蛍光灯はすでに生産を中止している、次はLEDにしなければならなくなるのか、
すんでいるのが公営住宅なので器具は区の財産だ
共用部分の蛍光灯はまだいくつか予備があるがそれも底をつくだろう、
器具を変えないで使えるLEDもあるが結構高額になる、
器具を交換するならコストを考えると一斉交換になるがやはり予算がないらしい、
私が物心ついたころは敗戦の残滓で田舎の村は豊かではない
特に軍需工場に勤めていた父親は農地を持っていない所に持ってきて気位が高かったので
余計に住みにくい、
それは関係ないな、赤貧で生活保護を受けていた我が家は電気料金が低額の受電をしていた
多分100W程度しか使えなかったのではないかと思う、
メーターはなく瀬戸物のヒューズボックスに開閉器とヒューズの入ったモノがあって時々ヒューズが
飛ぶ、
電灯を一か所しか使えない契約である、その為に家の中にワイヤーを張り渡しそこに裸電球をつるして食事時は食卓の上、母親が裁縫をするときはその上にと移動する、
そのころ二股ソケットと言う便利なものが出来てきた、有名な松下電器を大メーカーにしたやつ、
そのおかげで我が家も何とかラジオが聞けるようになり、机の上に蛍光灯スタンドを置くこともできるようになった、
このスタンドは中学の時理科の授業で組み立て作成をしたもので初めて配線作業をやった
どうやらこれが自分の仕事になるのではないかと考えた出来事だった、
上京したころ街の電灯はまだまだ白熱球で電柱にアルミの笠をかぶった白熱球が街灯として残っていた、滝田裕の漫画に出てくるあれである、
やがて事務所の明かりや店舗から蛍光灯に置き換わり、家庭の中でも白熱球は温かみを演出するためだけになってくる、
そして今度はその蛍光灯はLEDに置き換わってくる、
薄く黒ずんが蛍光灯の電極を見ながらそんなことを考えてた、
本当に時代は加速度的に変化する、電球が蛍光灯にかわりLEDに変わる、
電話が個人住宅に普及し始めたのはいつ頃だったろう、個人住宅に電話があるのは当たり前になったころ今度は携帯電話に置き換わる
どこでも連絡のつく携帯電話が当たり前になると今度は電話は情報機器となった、
子供のころ村に来る車はバスか万屋に品物を持ってくるオート三輪位、
工事と木材の出荷にトラックが来ることもあるがそれも不定期である、
当たり前のように道路は未舗装で雨が降れば水たまりだらけ、バスが通過するときは離れていないと水しぶきを浴びる、
一家に一台の時代が過ぎて都会では車も持たない時代になった
目まぐるしく世の中が変わると思ったが考えてみれば物心がついてすでに60年が過ぎる
時代が加速したこともあるが自分の感覚のスパンが妙に長くなった気もする、
後15年生きられるか?これからどんな時代を迎えるんだろうな

阪神淡路大震災から25年、

2020-01-17 10:20:54 | 雑記
今日は阪神震災の日、25年が経過した、
あの日私は日課の散歩中で歩きながら聞いているラジオから緊急ニュースが入った、
最初は「京都地方で」と言う放送だったが「震度5強・・」と言う放送が「被害は大阪にも」」となり
やがて「神戸付近が震源地で甚大な被害が出て言う」と変わった、
人口密集地の震災は関東大震災以降で最大だった、時の内閣は村山富市氏の社会党内閣
それから16年後東日本大震災が起きる、
奇しくもこの時の内閣は民主党・国民新党の管直人氏だった、
終戦後から殆どの政権を担ってきた自民党はこの未曾有のともいえる天災時だけ下野している
まったく恐ろしいほどの運を持っていると言わざるを得ない
歴史に「若し!」は無意味ではあるが阪神大震災の時偶々回航していた米軍の原子力空母を
被災地の沖に緊急停泊をして救助に当たるという申し出を村山内閣は断っている
自民党内閣だったらどうしたのだろうか、
東日本では米軍の援助を受け入れて多くの兵士が汚染被害を受けたという報道もあったが政府の処し方に批判が出た、
しかし自民党の長期政権はここ安倍政権に至って傲慢と言える運営を続けており国民どころか世界から「危険な政治姿勢」と批判されている
公文書取り扱い法に「明らかに違反していた」と遅まきながら認めたが「今後この様な事の無いように真摯に対処する」と言う、
現政権が「明らかに違反である」と認めながら犯した罪はまったく償うと言う話はない、
これはおかしいだろう、自白したから罪一等を減じるというのはあくまで犯罪が露見する前に自首自白した場合で問い詰められ、証拠を積まれて認めるのは自首ではない、警察尋問で言う「落ちた」と言う事で自白調書を作成して検察に送致される
内閣は自白をし罪を認めた訳だが行政府で最高機関である、
これで幕を引けると思っているのかもしれないが曲がりなりにも三権分立である
司法は独立している筈であるがどうもこの司法府も政権に「忖度」をしている様だ
もっとも送検するのは野党のはずだが全くあてにはならない
解散をにらんで野党共闘を模索しているらしいが相変わらず「勝った時のイニシアティブ」がまとまらない
馬鹿か!そんなんで勝てるわけもあるまい、取らぬ狸どころの騒ぎではない
蟻が象に向かうという様な状況で「象を倒したら自分が大将だ!」と蟻が騒いでいるのは有権者からすれば白けるどころの話でもない、呆れ果てている事を自覚すべきだろう、
俗に思いもよらい様な事が起きると「おい、おい地震でも来るんじゃないか?」と言うが二度の自民敗退時に本当に大地震が来るとはね、
まあ当面はあり得ないが今度自民党が下野したら東海沖か関東かまた大地震が来るか!
しかし安倍自民党はやはり何とかしてもらいたい、
自民党の歴史は派閥の弊害とは言われても党内に拮抗する勢力図がありそれが暴走を止め来た
しかし、現在安倍一強となってその弊害は世界的に批判されるまでになった
今後は残念だが自民党の自浄作用を期待するしか無いだろう