梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

向島百花園の続き

2022-10-29 11:29:33 | ぶらり
百花園と言うのにこの季節殆ど花がない、桔梗が2輪だけ咲いていた

この花は何というのかちょっと南国のイモリを思い出す

これはなんかの実

吾木香も枯れかかっている



薄が光っているのが唯一の景色







竹林


向島百花園

2022-10-28 10:05:29 | ぶらり
涼しいのを通り越して寒くなって来た
手近の花ばかりだったので今回は何処かに行ってこようと悩んだ結果午後で往復できそうな向島に向かう
出来れば帰りは船旅をとも考えたのだが時間が足らない
曳舟からスマホを頼りに歩いて向かった
何時ごろかかなり前に行ったがかみさんと一緒だった気がする
狭いが入園者が数えるほどしかいないのでゆったりと廻ることができた、
萩が有名だが名残の花が少しある程度だった
薄が穂を張っていたがもう少し経った方が良いかもしれない




薊の花もそろそろくたびれている


つわぶきと沢の流れ、少し露出が微妙だ


ナナカマドじゃなさそうだが


檍の実に見えるが葉が違う、なんだろう


刺青

2022-10-26 10:46:35 | 昭和の頃


堀之内に「千姫」と言うお風呂があった、
昭和50年頃、未だ「石鹸の国」と言う前のお風呂のメッカで「千姫」は大衆より5割ほど高い準高級と言う店だった、
年末の賞与が思ったより多かったので少し奢って一度は行ってみたいと思っていた高級店に行ってみる、
「千姫」は週刊誌でも知り合いの口コミでも中々評判がいい、
「行って後悔はしないぞ」とか「あの値段の価値はある」と言う話を聞いていたので同じクラスの「アラビアンナイト」と悩んだ結果「千姫」にする、
この店の泡姫(この頃こう呼んでいたか覚えていない)のフォームは緋色の腰巻と薄い白の長襦袢だった、
個室に入ってベッドに腰を下ろしていると姫がバスにお湯を張る、
紗のようにうっすらと背中に何か見える、(模様かな?)と思ったがそれにしては不思議な模様だ、
向き直りながら襦袢を脱いで「お客さん、気になったらごめんなさい」と背中を見せたら背中一杯に見事な観音様が彫られている、
「いや、気にしないよ、見事な観音様だね」と答えたが鮮やかな観音立像だった、
「これから色を入れるんだけど赤を入れると暫く店を休まなきゃならないので少したまってから」だそうだ
正確に覚えているわけではないが女性の白い肌に彫られた観音像は幾つか見た彫像や絵画のどの観音像より印象が強く未だにあの観音様が一番美しい記憶である、
緋色の腰巻に隠れていた観音様の裳裾は双丘の上に足を置いていて暫く見とれていた、
「観音様が二つあるのよ」と笑っていたが何とも罰当たりなお参りをさせてもらったわけだ、
最近は入れ墨と言うより「タトゥー」と言う事の方が多いが街で普通に見かける事が多くなった、
日本では入れ墨はアウトローの象徴だがアメリカやヨーロッパではおしゃれの一種らしいがどうもパプアニューギニアの鼻環をした裸族を思い出してしまう
昔「薔薇の入れ墨」と言う映画があったが音楽しかしらないのだが曲のイメージは今のタトゥーとは違いそうな気がする
思いついて谷崎潤一郎の「刺青」を読んだがあの中の女性が刺青を背負って生き方が変わったと言うのがあの観音像を背負った女性と重なって見えた、
彼女もあの背中を見てもらいたくてあの仕事をしていたのかもしれない


敵基地攻撃は泥沼に足を踏み込む

2022-10-24 10:09:29 | 雑記
仕事で茨城の山奥に行ってきました、道端にコスモス



政府は次期防衛政策で「敵基地攻撃能力」の保有を盛んに言い立てている様だ、
ウクライナに対するロシアの侵略戦争を我が国にも起きうる危機と捉えて「専守防衛では日本を守れない」と言うのがその根拠の様だ、
しかし、ロシアがやっと認めた「ウクライナ侵略戦争」で自民党保守党員の言う「敵基地攻撃能力」がウクライナに不利益を与えたと言う状況は全くない、
それどころか武器供与を続けているアメリカのバイデン大統領は「中・長距離ミサイルは政治的に戦況を悪化させる」とゼレンスキーの要請を断ってすらいる、
あくまで東部三州の奪還にのみ協力すると言う姿勢はNATOも含めて共通した認識だ、
もしウクライナがロシア国内の基地を攻撃すればロシア側に正当化の口実を与えてしまう、
この戦争は国際的不法行為に対する正当性のある抗議と防衛のみに限定しているからこそ国際社会からロシアが孤立して行くのであってウクライナが東部地域を奪還以上に攻撃を始めたらNATOも手を引きウクライナに非難を浴びせるだろう。
ウクライナとロシアはソヴィエト連邦時代の確執もあり、かつロシア語を話す人民が居ると言うのがプーチンの「特別な戦略」の根拠だった、
ロシアの高官が「北海道はロシアの領分」と言う荒唐無稽な発言とは次元が違う
北海道人民が日本から虐待されロシア併合を望んでいるなんとはどうやっても出て来ない
過去数世紀遡ってもロシア人が北海道に居た事実はない、
今では少数民族として認められてきているアイヌ文化圏は確かに樺太アイヌと言う北方文化圏を持っていたようだがこれはロシアのコーカソイドの文化圏ではなくエスキモー、イヌイットに近い、
どうこじつけてもロシアが日本を侵略するにはならないだろう、
無論北朝鮮が日本に攻撃を仕掛けると言うシナリオも成り立たない、
北朝鮮が敵視しているのはあくまでアメリカであり米軍基地が標的だ、
米軍基地より先に自衛隊基地を攻撃してくる事はまず考えられないだろう、
憲法を変更してまで攻撃力の大きな軍隊を持とうとしている彼らは敗戦前の亡霊に取りつかれた誇大妄想患者かはたまたアメリアの軍需産業の傀儡か、
だとすれば自分の利益の為に日本国民を食い物にするまさしく「売国奴」だ、
自民党内の議員が言ったことも強ち的を外した話ではない、

国家統制の第一歩に”マイナンバーカード”を

2022-10-18 09:49:44 | 雑記

河野デジタル大臣が「イナンバーカードを義務化し保険証を廃止する、次期は運転免許書もマイナンバーカードに統一する」と発表した、
これは国民の資格権利を人質にとった恫喝だろう
運転は生活に、仕事に欠かせない道具であり、それを安全に遂行できると言う資格を認定した資格証明で国家ではなく「地方公安委員会」が発行している筈だ、
健康保険証も地方自治体が発行管理しているものの筈だ
それをなぜ国家が閣議も経ないで「廃止・マイナンバーカードに統合する」事が可能なのか、
明らかに「国家統制」の方向になって来ている、
それが安倍政権8年の目指す方向であり、「特別秘密保護法」「集団的自衛権」等と組み合わさって「美しい(強い)日本」と言う明治から昭和20年代のアナクロニズム的な「大日本帝国回帰」の臭いを芬々とまき散らす政治志向に思えるのだ
其れこそが国民がマイナンバーカードを忌避する本質だと言う事を理解しなければ絶対に取得(隷属)を抵抗する国民は一定数残る
安全に憂いなく普通に生活をする権利をも国家が掌握しようとするなら形骸化したとはいえ三権分立の民主国家だ、絶対に多くの訴訟は起こるだろう
現行法ではこの暴挙は不可能だが自民政権の「数の論理“無論議席数だけのだが”」で新法を成立させる位の事は間違いなくやるだろう、
これから3年は国政選挙が無い、これを止めるには国会解散しかないが解散は現政権の手に委ねられる、
「国民が立ち上がろう」とネットに書けば「特定秘密保護法」によって「理由を提示す必要はない、国家反逆罪で逮捕する」ことも可能になっているらしい日本が果たして「美しい国家」であるのか
大戦の頃「富国強兵」と言われたが国民の生活が向上しない富める国は無い、国民が富むのが富国で強兵のために国民が飢えるのは本末転倒だ、
貧民強兵国家で肥太るのは軍事産業のみで政府軍部と結託して国民から搾取し、さらには戦争となればその命すら捧げなければならなくなる
国民の権利資格を総てナンバーで管理し何時でも総ての権利を停止出来るシステムがマイナンバー統一管理と言うシステムだと危惧するのは当然のことだ
先日は一気に申請が増えたそうだ、威嚇恫喝は確実に効果を上げた様だが必ず一定の抵抗人数はでる筈だ
少なくとも私は最後まで抵抗する、