梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

選挙を、民主主義を愚弄している

2024-06-23 10:29:15 | 雑記
東京都知事選(7月7日投開票)の選挙ポスター掲示板に、同じ人物やデザインのポスターが多数貼られている問題で、東京都選挙管理委員会には、21日までに1000件以上の苦情や問い合わせが寄せられた。政治団体「NHKから国民を守る党」が掲示枠に団体への寄付者が作製したポスターを貼ることができるとしたことが発端。総務省によると、ポスターで他の候補者の選挙運動をすることや、虚偽があった場合は処罰の対象になる。一方で、内容を直接制限する規定はなく、事前のチェックもない。現行法の“穴”を突いている状況で、法大大学院の白鳥浩教授(現代政治分析)は「表現の自由を考慮すれば直ちに法改正までする必要はないが、選挙運営の規則などで禁止していくべきだ」と述べた。
選挙ポスター掲示板は名前の通り「東京都知事選挙の立候補者掲示」が目的の公的施設だろう、公的設備はその目的以外に使用する事は違反行為だ、
立候補する意思のない者の作成したポスターを貼る事が出来ると言う事は明確な「目的外使用」で公的設備は警告の上撤去できるはずではないか
強制的に撤去したら訴訟すると言うならやって貰えばよい、立候補以外の目的の掲示物を撤去しても公選法に違反するとは思えない
選挙管理委員会はそれも含めて訴訟するなら受けて立つ位の気概は無いのか、憲法問題だとすればそれは最高裁事案になるがこの事案を最高裁が受理するか?
N党の立花と言う人物は毎回選挙に出ている、公的にこういう事を言っている
NHK党では「選挙参謀」「選挙に出る人」「実際に政治をする人」の役割を明確に分けて考えています。
「選挙に出る人」は今回の都知事選のように選挙ポスターや政見放送や選挙公報で政治的主張をする権利を得るために私のような有名では無い者を立候補させたり、または実際に得票するための有名人に出馬をお願いしたりしています。
この言と立候補する意思のない者の作成したポスターを貼る事は明らかに矛盾している
この男は選挙をしたいと言うより、名を売って金を稼ぎたいだけの人間で先の選挙で告訴となった「つばさの党」とその中身は同じだろう
この新しいタイプの人間はあえて「下劣な輩」と言わせてもらおう、
彼らは明らかに公的選挙を、民主主義を、そして何より国民国家社会を愚弄している
官憲得意な「拡大解釈」はこういう時こそその威力を発揮してもらいたい、恐らく国民は称賛する事はあっても文句は言うまい
まあ、目立ちたい何でも反対自称知識人、自称ジャーナリストは何人かは出てくるかもしれないがそんな奴らは無視すれば良い!

しかし、都知事選には苦慮する、小池氏・連邦氏・田母神氏・石丸氏位しか知らないが気分的にはこの誰にもなってほしくはない
しかし、他に誰が居るかと問われたら名前を知っているのはタレント位になる
かと言って棄権もポリシーに反する、
いっそ「該当者なし」とでも書いてこようか

強欲インフレと限界生活と年金と

2024-06-21 09:59:52 | 雑記
この花はカシワデアジサイと言うらしい




イット!と言う番組で年金物価調整による2.8%増額の話題を追っていた
街中で年配の人達に「増額ですね、どうですか、贅沢しましたか?」と声をかけている
テロップには“国民年金の額は月6万円、凡そ1800円増額”となっている
殆どの人は「贅沢どころではありません」と言うのは当たり前だ、月6万は小遣いではなく生活費である
中には「思い切ってうまいものを」と言う人と「少しでも預金に廻す」と言う人もいるにはいたが月6万円で生活すると言う事をこのインタビュアーはどう思っているんだろうか
見た限り笑っての映像だったが若しかしたら皮肉を込めたブラックジョークだったのか
だとしても画像から受けた印象は違和感と不快感だったことは否めない
物価調整費が2.8%と言うのは一体どういう基準ではじき出しているのだろうか、
此処1年余り毎日のように物価は上がり続けている、恐らく便乗値上げも相当含まれているだろう
欧州で強欲インフレと言うワードが飛び交っている、デフレから来るスタグフレーションから建て直す為所得をあげる為に物価の上昇を容認し、
それを給与所得に反映する事で内需の好循環にと言う政策を欧州に倣ったのか政財官の悪巧みか日本政府も推し進めている
その結果物価上昇率は前年比で35%を超えて更に上昇傾向にある
しかし欧州でも米国でもその上昇分は殆ど産業界に蓄えられて所得の上昇率は物価上昇率の半分程度だ
年金の物価調整費が一般の所得上昇率を鑑みてだとすればこの強欲インフレの実態を如実に表している
自由経済の崩壊と言う事を森永卓郎氏が言っているが確かにこのままでは経済以前に社会が持たない
これで少子化対策なんぞはまさしく「笑止」である

金の話をしているのではない、命の話をしているのだ

2024-06-16 12:57:37 | 雑記
新潟県が4月に公表した同県の東京電力柏崎刈羽原発の経済波及効果に異論が出ている。6、7号機が再稼働した場合、効果は10年で4396億円に上ると試算するが、専門家からは「ミスリーディングだ」との声が上がる。
◆「再稼働」の経済効果が最多の4400億円
 その結果、再稼働時の経済波及効果は10年間で4396億円で最も多く、稼働停止時が2984億円、廃炉時が1262億円との結果になった。同原発関連の県内従業員数は、再稼働時が年間4680人であるのに対し、停止時は2932人、廃炉時は1986人になるとした。
政府も電力会社も再稼働反対と言う意見の反論として必ずこの経済効果を持ち出してくる
しかし「原発問題」は経済の話で反対しているのではない、あくまで生命の話である
以前から「地震が来たら住民の命はどうなる」として原子力発電所の廃止を訴えて来た
しかし「安全に関しては想定しうる震度、津波等にかんしても完全にクリアしている」と言っていた筈だが3・11では多くの死者と想定されている以上の汚染が発生してしっまった
国も電力も「想定以上の津波が来た、これからはそれを考慮して更に大規模な災害を想定し対処している」と言うがこれまでも「ここ迄想定していたら大丈夫」だったのではないのか
今度想定した基準以上の「想定外」は来ないと言う論拠は通らない、絶対に大丈夫だった筈の「想定」はあっさり超えられてしまったわけだ
金の問題ではない、命の問題なんだよ、政府官庁は「エネルギーインフラが重大な危機に陥る」と言う様な印象操作をする、しかし生活の不便さと命の危険を天秤にかけると言うのはそもそもおかしな話で「ブレーキが利かないバスは使わないでくれ」と訴えたら「運賃が上がるから目をつぶれ」と言われるような話だ
無論こっちが根本的な反対理由だから経済効果は別な問題だがこの県の試算した経済効果も原発を維持するコストが引いていないのではないかと思われる
※新潟県の花角英世(はなずみひでよ)知事は4月24日の記者会見で、柏崎刈羽原発の地域経済への効果について、野村総合研究所に委託した調査結果を公表。「6、7号機再稼働時」と「廃炉時」「全機稼働停止時」の三つのパターンについて、東京電力が地元企業に発注する事業や東京電力従業員の支出などを計算し、経済波及効果を出した。
立地自治体に支払われる補償金、原子力委員会と言う組織に掛かっている予算、使用済み廃棄物の保管に掛かる莫大な費用、
さらには使用済み廃棄物に関してはまったく処理の目当てがついていない、300m以上の地下にガラス封入しさらに強度な基礎を加えて数万年管理する
と言う事なら恐らく天文学的なコストを要するだろう
しかも、その候補地すら未だ策定段階だ、この候補地選び、住民説明、学問的調査等だけでも年間数十億が掛かっている筈だ
希望的観測でミスリードと言うのも含めて悪意あるプレスリリースだ、

大川原工業の時もそうだったが検察組織を裁く組織は必要だ、拘留されたら密室で弁護士すら立ち会えない

2024-06-12 16:25:55 | 雑記
サンカヨウ(山荷葉)と言う透明の花を知った、スケルトンフラワーと言う言い方もあるらしい


▼大阪地検特捜部の業務上横領無罪事件 大阪府の学校法人「明浄学院」の元理事長が不動産会社プレサンスコーポレーション(大阪市)の山岸忍元社長らと共謀し、法人の土地の売却手付金21億円を横領したとして、大阪地検特捜部に2019年に逮捕、起訴された。
 大阪地裁は21年、山岸氏の関与を認めた元部下の供述を「核心部分に看過できない変遷がある」「虚偽の可能性が高い」と判断し、信用性を否定。山岸氏に無罪判決を言い渡し、確定した。
この取り調べで検察に違法なとり調べがあったとして大阪地裁で国家賠償法の訴訟が有ったがその中で
取り調べ時の言動に反省はないのかとの原告側の質問に「全く非がないわけではない」と釈明。山岸氏から「無罪という間違いを起こしたことをどう思うのか」と聞かれると、有罪判決とならなかったことを踏まえ「残念だと思う」と答える場面もあった。
先の裁判で山岸氏の無罪は確定している、上告もしていない、要するに検察の敗訴と言う事は確定している
しかし「残念だと思う」と言う、敗訴=冤罪だったと言う事で間違いだったと言う事が公に確定してと言うにもかかわらずだ
やり取りの中で検事は「私がそう思ったのだからその事に私が納得できる証言でなければ認めない」と言っている、
「俺がこうだと判断したのだからその判断に沿った自供が出るまで釈放はしない」と世界的に悪評な人質尋問だと言う事を堂々と裁判で述べている
確かに有罪だと言う確信が無ければ尋問なんかできないかもしれないが、自分が読んだ筋書きを証明するのが捜査尋問で、そうではない答えは都合が悪いから脅す、賺す、恫喝すると言うのは現在の裁きではない、
それが裁判で無罪になったと言う事は被告が敗訴したと言う事になる
一般的な刑事裁判で敗訴が確定し裁判官から「あなたの犯したことに対してどう思っていますか?」と言われて「残念だと思う」と答えたら恐らく
「被告は犯した罪に対してなんの反省もしていない、再犯の恐れが十分にあるのでその罰則は重罰であるべき」だと言う事になるだろう
逆に「本人に反省をしている事が認められるので刑の執行を猶予する」と言う判決を聞く、
つまり「本人はまったく反省をしているとは思えない」被告にどういう刑罰を与えたと言うのか、これでは間違いなく「又同じ罪」を犯すだろう

植えられる花は流行があるが今年は百合が多い






記憶の共有

2024-06-09 11:09:11 | 雑記
末っ子の自分には既に兄弟家族と言える者はすべて居なくなった
ふと、あの時はどうだった?と考える事が有るが記憶を共有すると言う人は誰も居ない様になった
しかし考えてみるとたとえ生きていたとしても生活を共にした兄弟の記憶と言うものはまったくと言っていいほどいなかった
子供の頃の生活の記憶と言うものは単独では当然あるのだがそこに「誰かと共有している記憶」と言う事はまったく存在していない
尤も「記憶の共有」と言う様な概念が有るかどうかは解らないのだが「そう言えばそうだったね」と言える家族がいない、
家族だけではなく幼馴染の記憶も「共有した記憶」ではなく、「自分の記憶」でしかなく、友人との交流は存在せず自分の眼に映った画像や聞いていた風の音やトンビの声など自然の音声だけで友人の声は殆どと言っていいほど残っていない
だから「記憶の共有が無い」と言うのは育ちの境遇のせいではなく自分自身の性格から来るものなんだろう
生活の記憶と言うものが唐突に始まったのは36歳過ぎに今の女房と連れ子の子供達、義母との生活からでそこからは結構濃密に記憶の共有が有るのでやはりある程度は生活状況にはあるのかもしれないがそれにしても多分自分は薄情な性格なんだろう、
実は7人いる筈の兄弟も直ぐ上の姉に関しては生死が解らないのだ、3つ上の上の姉が一昨年亡くなった時も連絡する手立てもなくその死は知る事もない
しかし、向こうも探して連絡をくれるわけでもなく、数年一緒に生活をした事のある二人の甥も何の音沙汰もないのだからまあ同類なんだろう、我が家系は酷薄なのである、
娘に「葬式はいらない、骨は海にでも撒いてくれ」と言ったら「本当に面倒くさい親だ!」と言われたので納骨堂だけは買っておいたが、人の死後なんぞ残ったものの記憶が亡くなればそれで終わり、当の本人は何にもわかる訳もない、生きてることの方がずっと大変だ
紫陽花七色
赤くなるのは酸性度だったか、アルカリだったか


これはこれから
真っ白なのはアメリカ紫陽花と言うらしい
アナベルとは若干違う