昭和40年代頃からか暴走族とは少し違った改造車が流行ったことが有った
GTレースでマシンの前にダウンフォースを得る為につけられたチンスポイラーとリアウィングを取り付ける奴だが基本的に効用は無視で見た目重視である
従がってどんどん派手になって且つ大きくなって来た
後ろに立っているのはマフラーだが二輪が付け始めた竹槍マフラーと言う

その形から「竹槍出っ歯」と言ったがどうやら今でも一部で走っているらしい
その一部が名前になって「ちばらぎタイプと言うらしい
GTレースでマシンの前にダウンフォースを得る為につけられたチンスポイラーとリアウィングを取り付ける奴だが基本的に効用は無視で見た目重視である
従がってどんどん派手になって且つ大きくなって来た
後ろに立っているのはマフラーだが二輪が付け始めた竹槍マフラーと言う

その形から「竹槍出っ歯」と言ったがどうやら今でも一部で走っているらしい
その一部が名前になって「ちばらぎタイプと言うらしい

どんどん進化(?)して実用では邪魔ではないかと言うものも出て来る

こんな奴はもう悪い冗談だ、高速で走ったら風切り音がうるさいし、第一壊れるだろう
殆ど勝手にパレード状態で色んな奴がいたが個人的に気に入ったのは此奴を付けた奴だった

此れがなんだか昭和の連中は直ぐわかる、
地味系でも秀逸な奴もいた

これはロータスエランと言うやつだが見たのはソフトトップタイプだった
ヘッドライトがリトラクタブルと言う奴でスイッチが入るとパカッと開く
その形から黄色のエランは「カエル」と言う愛称で呼ばれていた
六本木で見たのはこのリトラクタブルのオープンスイッチを別系統にしたらしい、左右が独立して稼働する様になっていた
ライトが点灯しないで一方づつが開いたり閉じたりできるようにしてある、
開くと中央に黒い瞳が書かれていて、更にご丁寧にツケマツゲが着けてある
駐車をしていて通り掛かる若い娘がいるとこのリトラクタブルをパタパタと操作するのだ
車のウィンクである、それもケロヨン顔で
当時アマンドの交差点から外苑東通りに向かう六本木通りはナンパのメッカでそれを目当ての娘たちが終末の夜、大勢徘徊していた
それを車で男どもが声をかけてドライブに行くのだがこの車はツーシーターである
大抵娘たちは2人連れなのでこの車には乗れない、多分それが目的だったのではあるまいが人気はあった、
昭和の良き時代である