銀杏拾い

今日は天気が良かったので、担任している子達と近くの神社に行った。

秋みつけという名目で。

どんぐりがどっさりと落ちていた。

地面がどんぐりに覆われているというほどだ。

リスが大喜びだろう。

イチョウの葉も落ちてきていた。

それと一緒に、銀杏も落ちている。

あの独特の匂いを放って。

地元の人が通りかかり、声をかける。

「きれいなのある？」とか、「寒いね。」とか。

子どもたちは、イチョウの葉を拾うのだが、私が、銀杏を拾うので、

女の子がどうして拾うのかたずねてきた。

なので、食べられるよと答える。

すると、食べたそうなので、「おうちの人にお料理してもらえば。」と答える。

興味はあるけれど、ちょっと食べられそうにないと感じたのか、その子は、拾おうとはしなかった。

銀杏が好きなんて、大人だよと内心思った。

子供には、危険な味だろう。

食べ過ぎると体に良くないらしいから。

ちょっとだけ、食べるのがいいんだよ。