気ままなあれこれ日記

60代主婦が、日々の雑事から感じたことを日記にしました。

ふと、年の瀬に

2014-12-21 19:45:35 | Weblog
休日、家で海外ドラマを見る。

北欧の探偵もの。

主人公は、私立探偵。

風貌は、長身、金髪、青い目のイケメン風。

黒のパンツに、黒のジャケット。

登場人物は、資産家の家族、その10代の子どもたち、魚を売りさばく男、実は、ヤクの売人組織。

2時間くらいのストーリーだが、

その中で、テーマとなるのが、家族愛、夫婦愛、不倫、性的虐待、薬物、買収、インサイダー取引。

凄まじいのが、おそらく、勝ち組の家庭(立派な家、高価な調度品、ハイソな食事・・・)が、

一転して、家族同士がいがみ合い、最後には・・・。

描き方や演出が、結構どぎついのだ。

私が、グロに慣れてないせいかもしれないが、サスペンス、サイコ的要素があって、

北欧というと、なんだか、高負担高所得の平和で社会福祉の行き届いた理想的な国ような感じだが、

病んでいるのは、欧米社会と同じなのだと思った。

まあ、このドラマが、日常の生活ではないが。

どこの国でも、悪は、人々の中を徘徊しているのだと。

その中で、理性をもって、欲望や感情をコントロールできるかだ。

ウルグアイの人が、「我々の国は、国が小さいから、謙虚であるべきだ。そして、力を尽くすのだ。」と語っていた。

国、文化、風習、宗教など人々を取り巻く思想や考え方。

世界共通の部分もあれば、特異な部分もある。

日本の中でも、闇の部分、格差社会がある。

富めるものと貧しいもの。

平家ではないが、驕れる者は久しからず・・・。