土曜日、立春。
暖かな日射し。でも、一歩外に出ると、風がやはり冷たい。
庭を歩くと、梅がつぼみをつけていた。
梅、水仙、椿は、この厳寒期の春を知らせる花だ。
寒くてつらい気持ちを、この花々は、本当に慰めてくれる。
昨日、深夜、作家、城山三郎の人生についてのドキュメンタリー番組をやっていた。
昭和ひとけたの生まれの城山は、少年兵として志願し、先輩に、頭をぼこぼこに殴られたとか。
または、牛馬以上に過酷な労働を強いられたとか。
そういう若い時代に、国家によりわが身を翻弄された彼は、戦後、図書館の休館日に偶然出逢った
妻となる容子さんと劇的に出逢ったそうだ。
そして、生涯、奥さんのことを「天使、美女」とほれ込んで暮らしたとか。
恋愛結婚にあたり、親の反対を押し切ってしたとか。
でも、二人は、おしどり夫婦で、仲良く暮らしていた。
しかし、60代に肝臓がんの末期がんと診断された容子さん。
生来、天真爛漫で明かるい容子さん。
夫たる城山の意気消沈ぶりは、他でもなかった。
彼女を亡くして、ずっと史実に基づいて小説を書いてきたが、
妻容子さんのことを最後に書こうとしたと。
妻の没後、7年後に、城山も妻の元に旅立った。
なんて、素敵な夫婦なのだろう。
城山にこんなにも愛されて亡くなっていった容子さん。
妻冥利に尽きるのだろう。
暖かな日射し。でも、一歩外に出ると、風がやはり冷たい。
庭を歩くと、梅がつぼみをつけていた。
梅、水仙、椿は、この厳寒期の春を知らせる花だ。
寒くてつらい気持ちを、この花々は、本当に慰めてくれる。
昨日、深夜、作家、城山三郎の人生についてのドキュメンタリー番組をやっていた。
昭和ひとけたの生まれの城山は、少年兵として志願し、先輩に、頭をぼこぼこに殴られたとか。
または、牛馬以上に過酷な労働を強いられたとか。
そういう若い時代に、国家によりわが身を翻弄された彼は、戦後、図書館の休館日に偶然出逢った
妻となる容子さんと劇的に出逢ったそうだ。
そして、生涯、奥さんのことを「天使、美女」とほれ込んで暮らしたとか。
恋愛結婚にあたり、親の反対を押し切ってしたとか。
でも、二人は、おしどり夫婦で、仲良く暮らしていた。
しかし、60代に肝臓がんの末期がんと診断された容子さん。
生来、天真爛漫で明かるい容子さん。
夫たる城山の意気消沈ぶりは、他でもなかった。
彼女を亡くして、ずっと史実に基づいて小説を書いてきたが、
妻容子さんのことを最後に書こうとしたと。
妻の没後、7年後に、城山も妻の元に旅立った。
なんて、素敵な夫婦なのだろう。
城山にこんなにも愛されて亡くなっていった容子さん。
妻冥利に尽きるのだろう。