２つの事件

秋葉原で通り魔事件を起こしたＫ容疑者も、中央大学で教授を殺害したＹ容疑者も、どこか共通の人間性を思わせる。

同じような２０代の若者。
報道によると、経歴では、それなりに、義務教育時代は、賢い学生だったよう。

でも、社会に出て、対人関係に大きな弱点があったように思う。

自分が社会に受け入れられない、理解されてないと自覚したとたん、
人を恨むという感情に行きつき、果ては、人を削除してしまった。

人を殺したいと思うほどの怒り、恨み、って恐ろしい。

そんな思考回路に行く前に、手だてはなかったのか。

２人の若者とも、挫折をして失敗したことを他人のせいにしている。

そんな単純な子供じみた考えしかできないのは、なぜか。

コミュニケーション能力の欠如が産んだ悲劇。