福田の雑記帖

www.mfukuda.com 徒然日記の抜粋です。

プリウス2015(1) 古くなって問題が出てきた 

2015年09月07日 16時45分17秒 | コラム、エッセイ
 私は2005年12月に、当時はまだ普及途上であったプリウスを購入した。それまでは15年前のレガシーワゴンを用いており、メカの音もうるさくなり、外観にも小さな傷や錆が浮いてひどい状態にあった。私自身はまだ乗り続けるつもりでいたが、数人の方からあまりにもボロイ、安全のためにも買い換えては?と助言された。危ないと言われればやむを得ない。車種は何でも良かったが、音が静かだという事もあり、当時エコを売り物に普及し始めたプリウスを購入した。

 あれから10年経った。確かに、面白い車である。
 購入当初、最も関心があったのは主電池がいつまで持つのか、その時はどうなるのか・・・、が最大の関心ごとであったが明快な答えは得られなかった。主電池の問題は10年間生じなかった。ただ、古くなっていろんな問題点が出てきて購入当初と印象は変わって来た。

 プリウスといえばガソリン消費量が最も注目される。
 しかしながら、私が用いているタイプはカタログ値は32Km/Lと記憶しているが、実走では最高で22Km/L、通常は18~8Km/Lであった。私は主に雨の日、降雪期、極寒期の通勤にしか利用しないから年間3000Kmほどの利用である。エンジン始動後時間とともにガソリン消費量は大幅に減っていくが、メカの熱効率と、電池の温度上昇による効率化による改善と考えられる。私の場合、エンジンも電池も暖まりきれないうちに職場や家についてしまう。こんな使い方ではエコカーらしい特徴は発揮できない。

 季節にもよるが、満タンで700Kほど走る。年間の給油がわずか3回で済んだ時もあった。ほぼ同じ条件で使ってきたレガシーワゴンは10~8Km/L程度、満タンで350Kmほどだったから、かなりエコであった。

 購入時は先進性のあるコンセプトとエコの2面を重視して車種を選択し有用であったが、結論的に言って私がハイブリッドカーを購入する意義はほとんどなかったと思う。その理由は年間走行距離が少ないからである。今後は当たり前の車でいい。ハイブリッド、電気自動車などは購入の対象外となるだろう。

 そろそろプリウスの故障も増えてきているし、その故障は一般車ではあり得ない電気系統の故障がメインであり、しかも私の目から見てその修理費は高額である。
 いま、18年用いている家内のレガシーワゴンを買い換える話題が出ているが、私がプリウスをやめ、私が古いレガシーを用いる、と言うのも選択肢の一つである。
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