時間の経過は実に早い。本年も晦日を迎えた。
(1)私の健康
5月5日午後、急に呼吸困難が生じ私が勤務している病院の救急外来受診、診察直前には意識も飛んだらしい。心臓由来の急性呼吸不全とのことで死を覚悟したが、酸素12L+αの吸入ほかで比較的短時間で改善、結果的にはことなきを得た。
改善後の心機能検査では全般的に低下状態にあり、運動量3.7メッツ以内に行動を抑えるよう指示を受けた。冠動脈造影では狭窄部が見つかったが、ステント治療は受けていない。だから、先が読めない。
(2)家族たちの健康面
病身の家内は大きなトラブルなくほぼ健康的に過ごしている。最高である。3人の子供たちも元気、5人の孫たちも何れも個性豊かにすくすくと育っている。年長の孫はでっかくなってジジイの背を超えそうだ。
賄いの石井さんも弱ってきたがなんとか頑張っている
(3)飯川病院閉院
家内が傭われ院長、私はその補助医+作業員として午後に勤務していた飯川病院が設備は老朽化が理由で3月末で閉院となった。
私どもは隣の中通リハビリテーション病院に嘱託医として雇用された。中通リハビリテーション病院では電子カルテで運用されており、家内77歳、私78歳で、うまく対応できるか不安もあったが、何とか細々と対応できている。飯川病院のスタッフ20数名は、各々苦労しながら法人内の医療機関で働いている。
(4)中通リハビリテーション病院
赴任後当初は前任の医師も含め3人体制であったが徐々に5F病棟を2人に任されるようになった。当病棟は婦長を中心に運営はとてもスムーズでスタッフ達の礼儀もよく、職場としての雰囲気もよく、感心し、快適に働いている。
3月下旬には飯川病院からの患者10数人と私どもを受け入れた。
7月には秋田市の水害のために診療に困難をきたした中通総合病院からの患者を緊急に数名受け入れた。
11月には病棟内でCOVID-19のクラスターが発生、8割程度の患者が感染したが、約一月の経過で死亡者を出すこともなく乗り切った。スタッフたちの乱れぬチームワークが功を奏した結果である。感心した。
(5)私は月火金の午前+αは健康クリニック、中通総合病院、大曲中通病院の診療もあるためこれらの日はに一気に多忙となった。休日も利用して何とか対応しているのが現状。ただ、4月以降日当直が全く当たらず休日は開放感に浸っている。
(6)私共は何とか職場では歓迎されている(?)ように感じられる。この歳になってのことで、ひたすら嬉しい、と思う。
今後も周辺の方々に感謝しつつ、健康に注意しつつしっかりと果たしていきたいと考えている。