8月17日午後、私は墓参り後の家族小旅行で東北自動車道上にいた。厳美渓を観たあと宿泊の夏油温泉に向かうためである。
奥州市水沢付近でそれまで晴天であったが、にわかにどす黒い雨雲が発生、突然バケツをひっくり返したような激しい降雨に遭遇した。ゲリラ的降雨である。こんな時は視界が濃霧の時の様に白く見え殆ど前が見えなくなる。ワイパーを最強にしても前が見えず、ハイドロプレーニング現象などで車のコントロールを失う可能性もあったために一時パーキングエリアで待機した。豪雨は15分くらいでさっと止み、晴天となった。1-2Km北上したらもう雨の痕跡も無かった。狭い範囲の降雨であった。これがゲリラ降雨の恐さでもある。
8月9日の秋田の県北、仙北地方の豪雨は時間的にも長かったであろうが、一時的にはこんな降り方だったのではなかろうか。国道13号線で雫石町では土砂崩れが何カ所かあった。如何に激しい降雨であったか、と思った。
この日、大館や鹿角市では避難勧告が出ていたと言うが、激しい降雨の下では避難行動自体が事故のもとになるのではないか、大雨による避難は激しい降雨や河川の増水などが生じてからでは危ない、前もっての避難でなければならない、と感じた。
9日の豪雨で、鹿角市は増水した福士川流域の1150世帯、2707人に避難勧告を出した。市内では床上26軒、床下186軒の浸水被害があったが、市が開設した避難所に避難した住民はわずか31人であった。
避難勧告は、市内でつながるほぼ全ての携帯電話にメールで送信、各自治会役員を含む約4千人の防災メール登縁者にも送られた。対象地域には広報車2台も出動した。にも拘らずこんな結果であった(データは魁新聞を参考にした)。
避難しなかった人も、それぞれに理由があったのだろう。
勧告警告を軽く聞き流した?家族の居場所が分からなかったなら、家を離れることをためらった?などなどあったのかもしれない。新聞から知る範囲では市はかなり真面目に対応した様に思われるが、今後の危機管理のために今回の避難の実態について市は詳しい事情調査をしておくべきであろう。
この調査自体が大きな広報活動になると考える。
民間の気象情報会社のまとめでは7月23日-8月15日間で、局所的大雨の発生回数は昨年比の2.7倍、東京では6.4倍になっている。秋田でも何時発生するかわからない。心していなければならない。
奥州市水沢付近でそれまで晴天であったが、にわかにどす黒い雨雲が発生、突然バケツをひっくり返したような激しい降雨に遭遇した。ゲリラ的降雨である。こんな時は視界が濃霧の時の様に白く見え殆ど前が見えなくなる。ワイパーを最強にしても前が見えず、ハイドロプレーニング現象などで車のコントロールを失う可能性もあったために一時パーキングエリアで待機した。豪雨は15分くらいでさっと止み、晴天となった。1-2Km北上したらもう雨の痕跡も無かった。狭い範囲の降雨であった。これがゲリラ降雨の恐さでもある。
8月9日の秋田の県北、仙北地方の豪雨は時間的にも長かったであろうが、一時的にはこんな降り方だったのではなかろうか。国道13号線で雫石町では土砂崩れが何カ所かあった。如何に激しい降雨であったか、と思った。
この日、大館や鹿角市では避難勧告が出ていたと言うが、激しい降雨の下では避難行動自体が事故のもとになるのではないか、大雨による避難は激しい降雨や河川の増水などが生じてからでは危ない、前もっての避難でなければならない、と感じた。
9日の豪雨で、鹿角市は増水した福士川流域の1150世帯、2707人に避難勧告を出した。市内では床上26軒、床下186軒の浸水被害があったが、市が開設した避難所に避難した住民はわずか31人であった。
避難勧告は、市内でつながるほぼ全ての携帯電話にメールで送信、各自治会役員を含む約4千人の防災メール登縁者にも送られた。対象地域には広報車2台も出動した。にも拘らずこんな結果であった(データは魁新聞を参考にした)。
避難しなかった人も、それぞれに理由があったのだろう。
勧告警告を軽く聞き流した?家族の居場所が分からなかったなら、家を離れることをためらった?などなどあったのかもしれない。新聞から知る範囲では市はかなり真面目に対応した様に思われるが、今後の危機管理のために今回の避難の実態について市は詳しい事情調査をしておくべきであろう。
この調査自体が大きな広報活動になると考える。
民間の気象情報会社のまとめでは7月23日-8月15日間で、局所的大雨の発生回数は昨年比の2.7倍、東京では6.4倍になっている。秋田でも何時発生するかわからない。心していなければならない。