時間の経過は実に早い。2011年も大晦日を迎えた。
感想を一言で言えば、我が家の家族達は、勿論、各人の気持ちは推し量ることが出来ないが、 私の目から見て、私以外は無事に大晦日を迎えたようだ。 これが一番嬉しい。
私は退職後一年半になる。嘱託内科医として同じ病院で働いている。私にとってこの一年、特に10月以降はいろいろ危ない状況を迎えた。よく後遺症もなく無事に復帰できたものだ、と自分の運の良さに感動している。
■10月9日自転車で高校生に接触、コントロール不能状態で走行しつづけ数秒後に車道と歩道を分けるブロックに前輪を引っかけて転倒、左半身から落下し全身を強打するもヘルメット等の着用で外表面の外傷は無し。高校生は傷なし。その後、数日強度の胸痛あり、血胸・気胸等を疑ったがレ線上で所見無し。何とか改善したが、今思い出しても奇跡的な結果であった。
■10月12日より上腹部の閉塞感あり、14日中通総合病院受診、腸閉塞の診断で入院。自分としては悪性疾患も考えたが所見無し。16日腹腔鏡にて修復手術を受けた。腸切除なし。内ヘルニアへの嵌頓だったとのことで助かった。10月23日退院、30日より復帰。腸閉塞の原因として上記の自転車の転倒も一因だと思っている。
■11月4日朝、突然右片麻痺、失語症、意識障害あり。救急車にて中通総合病院へ入院。Afによる脳血栓症、一時は死を意識し、次いで寝たきり状態、右半身不随と失語状態になることを覚悟したが、結果的に一過性脳虚血発作で理解出来る範囲で、数日で改善。12日より業務に復帰。発作の原因は、自転車による外傷の恐れあり、発作性Afに対し抗凝固療法を控えていためで、不幸中の幸いであった。先の自転車の転倒時まではそれも良かったと思っているが、一度この様な発作が起きた以上は抗凝固療法は必須である。現在プラザキサ服用している。なお、12月に死んだ飼い猫のミーシャが大きな声で鳴き、その様子から家内が異変に気付いたとのことである。その辺のことは覚えていない。
上記のエピソードを挙げてみただけでも、少なくとも本日までの私は、とても運が良かったと思う。もうこれ以上は幸運は望めないと思う。次の何かが生じたときのために、その後終活に勤しんでいる。
私は本来のネコ的性格にもどりつつあり、社会とのコンタクトを避けつつある。全て自己満足の世界であるが、時間を無為に過ごさぬよう、大事に過ごしたい。
そうは言っても、私がこうして無事年末を迎え得たのは、やはり多くの方々のお陰である。この一年、いつもと同じく「感謝」 で締めたい。
感想を一言で言えば、我が家の家族達は、勿論、各人の気持ちは推し量ることが出来ないが、 私の目から見て、私以外は無事に大晦日を迎えたようだ。 これが一番嬉しい。
私は退職後一年半になる。嘱託内科医として同じ病院で働いている。私にとってこの一年、特に10月以降はいろいろ危ない状況を迎えた。よく後遺症もなく無事に復帰できたものだ、と自分の運の良さに感動している。
■10月9日自転車で高校生に接触、コントロール不能状態で走行しつづけ数秒後に車道と歩道を分けるブロックに前輪を引っかけて転倒、左半身から落下し全身を強打するもヘルメット等の着用で外表面の外傷は無し。高校生は傷なし。その後、数日強度の胸痛あり、血胸・気胸等を疑ったがレ線上で所見無し。何とか改善したが、今思い出しても奇跡的な結果であった。
■10月12日より上腹部の閉塞感あり、14日中通総合病院受診、腸閉塞の診断で入院。自分としては悪性疾患も考えたが所見無し。16日腹腔鏡にて修復手術を受けた。腸切除なし。内ヘルニアへの嵌頓だったとのことで助かった。10月23日退院、30日より復帰。腸閉塞の原因として上記の自転車の転倒も一因だと思っている。
■11月4日朝、突然右片麻痺、失語症、意識障害あり。救急車にて中通総合病院へ入院。Afによる脳血栓症、一時は死を意識し、次いで寝たきり状態、右半身不随と失語状態になることを覚悟したが、結果的に一過性脳虚血発作で理解出来る範囲で、数日で改善。12日より業務に復帰。発作の原因は、自転車による外傷の恐れあり、発作性Afに対し抗凝固療法を控えていためで、不幸中の幸いであった。先の自転車の転倒時まではそれも良かったと思っているが、一度この様な発作が起きた以上は抗凝固療法は必須である。現在プラザキサ服用している。なお、12月に死んだ飼い猫のミーシャが大きな声で鳴き、その様子から家内が異変に気付いたとのことである。その辺のことは覚えていない。
上記のエピソードを挙げてみただけでも、少なくとも本日までの私は、とても運が良かったと思う。もうこれ以上は幸運は望めないと思う。次の何かが生じたときのために、その後終活に勤しんでいる。
私は本来のネコ的性格にもどりつつあり、社会とのコンタクトを避けつつある。全て自己満足の世界であるが、時間を無為に過ごさぬよう、大事に過ごしたい。
そうは言っても、私がこうして無事年末を迎え得たのは、やはり多くの方々のお陰である。この一年、いつもと同じく「感謝」 で締めたい。