NHKは2017年2月26日夜、生活情報番組「ガッテン!」の22日の放送で、ある特定の睡眠薬を服用することで「糖尿病の治療や予防ができる」などと伝えた件について、批判を浴び、番組公式サイト上に謝罪文を掲載した。
番組放送後、医療現場を中心に内容を問題視する声が相次いだ、らしい。今回の謝罪文でNHKは「行き過ぎた表現」、「誤解と混乱を招いた」と謝罪した。
私はこの番組をわざわざ求めてみることはないが、家族が見るのに付き合うことはある。
番組の構成に多少の問題を感じていた。
①「ためしてガッテン!」というビジュアルは構成はいい。
②最初から結論ありきの構成。無理やり結論を導きだす。
③実験?ためしてのサンプル数が少なすぎる、
④にもかかわらず Yes or No の判断が明快で単純すぎる、グレーゾンがない。
⑤医療関係者の監修は受けているのか疑問??
⑥人気の長番組ではあるが、毎週の放送で、マンネリ化し、取り上げる話題も乏しくなっているように見える。
⑦・・・
今回の特集は、「血糖値を下げる!デルタパワーの謎」と題したもの。ある特定の睡眠薬に焦点を当て、この薬を服用することで血糖値が下がり、糖尿病が治療できるなどと説明していた。
番組に出演していた医師は放送中、紹介した睡眠薬について「新しいので安全性が高い」として、糖尿病患者でも「わりと気軽に飲める」と持ち上げた発言。また、テロップでは「睡眠薬で糖尿病が治療できる」との説明が出ていた。
睡眠薬の個別性など十分検討していないが、特定の製品を推奨した番組内容について、問題視する声が殺到、複数の専門医の見解も番組の内容に批判的だった、と言う。
一般向きの健康番組の作成はとても難しい。
医療問題、特に治療面においてはクリアカットに結論を説明できるものは少ないからである。臨床医学・医療はグレーゾンがとてもひろい。
私も市医師会、県医師会役員の時に広報担当したことがある。その間、ラジオ番組、TV番組を作り、自らも出演したのは30本はくだらない。さらに、SARS、ノロウイルス、新型インフルエンザの流行期には頻回にTV出演した。
私どもはいろんな可能性を想定できるが故に、作る番組は歯切れが悪い説明になることが多い。だからわれわれが作る番組は面白みに欠ける。
NHK番組「ガッテン!」は純たる健康番組というよりはバラエティ番組である。
ネームバリューのある医師が登場していたが、私の経験から推定するに、必ずしも思ったようは発言が出来なかったのではないかと思う。NHKの方針に合わせすぎたのではないか、と推定する。
私の場合、用意した原稿にディレクターが大幅に修正を加え、その論旨に納得できなかったために収録をキャンセルしたことが一度ある。NHKはなかなか手強かった。
民放の場合はより自由度が高く、意見が異なっていてもその場で修正できた。
番組放送後、医療現場を中心に内容を問題視する声が相次いだ、らしい。今回の謝罪文でNHKは「行き過ぎた表現」、「誤解と混乱を招いた」と謝罪した。
私はこの番組をわざわざ求めてみることはないが、家族が見るのに付き合うことはある。
番組の構成に多少の問題を感じていた。
①「ためしてガッテン!」というビジュアルは構成はいい。
②最初から結論ありきの構成。無理やり結論を導きだす。
③実験?ためしてのサンプル数が少なすぎる、
④にもかかわらず Yes or No の判断が明快で単純すぎる、グレーゾンがない。
⑤医療関係者の監修は受けているのか疑問??
⑥人気の長番組ではあるが、毎週の放送で、マンネリ化し、取り上げる話題も乏しくなっているように見える。
⑦・・・
今回の特集は、「血糖値を下げる!デルタパワーの謎」と題したもの。ある特定の睡眠薬に焦点を当て、この薬を服用することで血糖値が下がり、糖尿病が治療できるなどと説明していた。
番組に出演していた医師は放送中、紹介した睡眠薬について「新しいので安全性が高い」として、糖尿病患者でも「わりと気軽に飲める」と持ち上げた発言。また、テロップでは「睡眠薬で糖尿病が治療できる」との説明が出ていた。
睡眠薬の個別性など十分検討していないが、特定の製品を推奨した番組内容について、問題視する声が殺到、複数の専門医の見解も番組の内容に批判的だった、と言う。
一般向きの健康番組の作成はとても難しい。
医療問題、特に治療面においてはクリアカットに結論を説明できるものは少ないからである。臨床医学・医療はグレーゾンがとてもひろい。
私も市医師会、県医師会役員の時に広報担当したことがある。その間、ラジオ番組、TV番組を作り、自らも出演したのは30本はくだらない。さらに、SARS、ノロウイルス、新型インフルエンザの流行期には頻回にTV出演した。
私どもはいろんな可能性を想定できるが故に、作る番組は歯切れが悪い説明になることが多い。だからわれわれが作る番組は面白みに欠ける。
NHK番組「ガッテン!」は純たる健康番組というよりはバラエティ番組である。
ネームバリューのある医師が登場していたが、私の経験から推定するに、必ずしも思ったようは発言が出来なかったのではないかと思う。NHKの方針に合わせすぎたのではないか、と推定する。
私の場合、用意した原稿にディレクターが大幅に修正を加え、その論旨に納得できなかったために収録をキャンセルしたことが一度ある。NHKはなかなか手強かった。
民放の場合はより自由度が高く、意見が異なっていてもその場で修正できた。