365日をどこからどこまで区切るか、各国とも異なるし、わが国内でもいろいろあって面白い。
分かりやすいのは暦にならった1月1日の年始とする区切りだろう。慣習的にはこれが最も受け入れられているが 、「旧正月」という数え方もあり、必ずしも1月1日ではないが、こちらでもいろいろな行事がおこなわれる。新年を迎えてのリフレッシュは概して個人的感覚、文化的区切り、伝統的な区切りである。
一方、組織的な活動、経済的活動は一般的に4月1日から翌年3月31日をその年の「年度」としている。これは、政府機関が明治時代にこの区切りを採用し、県や地方自治体も業界団体等も追従したからである。組織活動は経済活動を伴い、予算・決算・納税などの報告や申請、申告をこの区切りで受け付けているから、まず例外はない。ただ、納税は2-3月に「○○年度の」として申告するのであるが、対象範囲は前年の1月1日から12月31日の一年間である。
教育界も3月終了、4月新学期である。しかし、秋田の国際教養大学は中嶋学長の強力なリーダーシップのもと開学以来9月入学にしており、最近、東京大学もこの意向を表明し話題になっている。諸外国の学期に合わせることで有能な学生を入学させるため、と言う。秋田にこの様な先進的考えの大学があったことはもっと知られて良い。
諸外国の状況を見れば、会計年度は日本は4月開始。米国では10月であり、ヨーロッパや中国では1月である。学校年度は日本は4月、米国や中国では9月。韓国は3月と様々である。グローバルな時代にこの様な違いは交流を複雑化している可能性がある。
何であれ区切りがあることは良いことである。3月末の年度末、4月1日からの新年度は物理的に何ら区別がなく連続しているのであるが、学校・企業共にフレッシュな若者が往来し、社会が何となくリフレッシュされ、活性化し明るくなる様に思える。
この時期、秋田では厳しかった冬から春への端境期でもある。4月になるとこれから暖かくなり、間もなく桜の季節を迎える・・等々から気持ちも自然と明るく軽やかになる、そんな切り換え効果もある。
私もいろいろ目標を立てて過ごしているがそう目標通りに進むわけはない。何かの力が欲しい時もあるが、こんな時に1月の新年の区切り、4月からの新年度の区切りは自身のリフレッシュにも有用であり、新たなペースで再スタートを切ろうとする意欲にもつながっている。
明日からまた一層時間を無駄にしない様に過ごしたいものだ、というのが年度末の本日の感想である。
分かりやすいのは暦にならった1月1日の年始とする区切りだろう。慣習的にはこれが最も受け入れられているが 、「旧正月」という数え方もあり、必ずしも1月1日ではないが、こちらでもいろいろな行事がおこなわれる。新年を迎えてのリフレッシュは概して個人的感覚、文化的区切り、伝統的な区切りである。
一方、組織的な活動、経済的活動は一般的に4月1日から翌年3月31日をその年の「年度」としている。これは、政府機関が明治時代にこの区切りを採用し、県や地方自治体も業界団体等も追従したからである。組織活動は経済活動を伴い、予算・決算・納税などの報告や申請、申告をこの区切りで受け付けているから、まず例外はない。ただ、納税は2-3月に「○○年度の」として申告するのであるが、対象範囲は前年の1月1日から12月31日の一年間である。
教育界も3月終了、4月新学期である。しかし、秋田の国際教養大学は中嶋学長の強力なリーダーシップのもと開学以来9月入学にしており、最近、東京大学もこの意向を表明し話題になっている。諸外国の学期に合わせることで有能な学生を入学させるため、と言う。秋田にこの様な先進的考えの大学があったことはもっと知られて良い。
諸外国の状況を見れば、会計年度は日本は4月開始。米国では10月であり、ヨーロッパや中国では1月である。学校年度は日本は4月、米国や中国では9月。韓国は3月と様々である。グローバルな時代にこの様な違いは交流を複雑化している可能性がある。
何であれ区切りがあることは良いことである。3月末の年度末、4月1日からの新年度は物理的に何ら区別がなく連続しているのであるが、学校・企業共にフレッシュな若者が往来し、社会が何となくリフレッシュされ、活性化し明るくなる様に思える。
この時期、秋田では厳しかった冬から春への端境期でもある。4月になるとこれから暖かくなり、間もなく桜の季節を迎える・・等々から気持ちも自然と明るく軽やかになる、そんな切り換え効果もある。
私もいろいろ目標を立てて過ごしているがそう目標通りに進むわけはない。何かの力が欲しい時もあるが、こんな時に1月の新年の区切り、4月からの新年度の区切りは自身のリフレッシュにも有用であり、新たなペースで再スタートを切ろうとする意欲にもつながっている。
明日からまた一層時間を無駄にしない様に過ごしたいものだ、というのが年度末の本日の感想である。