光陰矢のごとしである。時間の経過は実に早い。
08年の医療界は一体どんな年だったのか?自分のメモや記録を見直しながらザッと並べてみた。
■ 大野病院事件で担当医が無罪に(8月)。杏林大割り箸事件も無罪(11月)。
■ 医療事故調査委員会問題、厚労省第三次試案提示されるも結論でず(通年)。
■ 社会保障費2.200億円の削減議論。結局継続となったが、堅持するから維持するに表現が若干変わった(通年、12月)。
■ 来年度予算で社会保障費2.200億円の削減方針は実質230億円抑制となる(12月)
■ 医師不足、地方交付税減額で地方の公立病院を中心に閉鎖、診療縮小が続いた(通年)。
■ 産科医不足で分娩を中止する医療機関が相次いだ(通年)。東京都で8病院が受け入れ困難(10月)。
■ コンビニ受診、クレーマー、勤務医激務問題(通年)。
■ 参加型病診連携、柏原病院小児科母の会などの動き(通年)。
■ 医師抑制策を転換、医学部定員増に(6月)。
■ 後期高齢者制度、メタボリック症候群を指標とした健診スタート(4月)。
■ 臨床研修制度の見直し着手(9月)。
■ 血糖測定用採血器具使い回し問題(5月)。
■ 生活保護受給患者には後発品を(4月)。舛添厚労大臣、国民から乖離した医師会などの利益団体は存続できないなどと発言(5月)。麻生総理の医師は社会常識に欠けるなどの非常識発言(11月)。
■ 全国医師連盟発足(6月)。
■ 秋田大学に総合地域医療推進講座開設(10月)。
■ 厚労省新型インフルエンザ専門家会議が医療関係者にプレパンデミックワクチン接種決定(4月)。
まだまだ挙げきれないが、一応ここまで。
医療・福祉の世界は生命や健康を扱うと言えども別格ではあり得ない。むしろ社会情勢の影響を受けやすい。
次年度は景気の落ち込みの影響がじわりと医療界に及日厳しい運営が迫られてくるだろうと思う。
医療・福祉を欠いては人は生きられない。だからこそ、厳しい状況だからこそ、砦としての医療・福祉を私共医療人は強固に護って住民に提供して行かねばならぬのだ。
そう言うミッションの中で仕事を続けている私共は、例え厳しくとも、幸せなのだ、と思いつつ今年を終えたい。あと一日である。
08年の医療界は一体どんな年だったのか?自分のメモや記録を見直しながらザッと並べてみた。
■ 大野病院事件で担当医が無罪に(8月)。杏林大割り箸事件も無罪(11月)。
■ 医療事故調査委員会問題、厚労省第三次試案提示されるも結論でず(通年)。
■ 社会保障費2.200億円の削減議論。結局継続となったが、堅持するから維持するに表現が若干変わった(通年、12月)。
■ 来年度予算で社会保障費2.200億円の削減方針は実質230億円抑制となる(12月)
■ 医師不足、地方交付税減額で地方の公立病院を中心に閉鎖、診療縮小が続いた(通年)。
■ 産科医不足で分娩を中止する医療機関が相次いだ(通年)。東京都で8病院が受け入れ困難(10月)。
■ コンビニ受診、クレーマー、勤務医激務問題(通年)。
■ 参加型病診連携、柏原病院小児科母の会などの動き(通年)。
■ 医師抑制策を転換、医学部定員増に(6月)。
■ 後期高齢者制度、メタボリック症候群を指標とした健診スタート(4月)。
■ 臨床研修制度の見直し着手(9月)。
■ 血糖測定用採血器具使い回し問題(5月)。
■ 生活保護受給患者には後発品を(4月)。舛添厚労大臣、国民から乖離した医師会などの利益団体は存続できないなどと発言(5月)。麻生総理の医師は社会常識に欠けるなどの非常識発言(11月)。
■ 全国医師連盟発足(6月)。
■ 秋田大学に総合地域医療推進講座開設(10月)。
■ 厚労省新型インフルエンザ専門家会議が医療関係者にプレパンデミックワクチン接種決定(4月)。
まだまだ挙げきれないが、一応ここまで。
医療・福祉の世界は生命や健康を扱うと言えども別格ではあり得ない。むしろ社会情勢の影響を受けやすい。
次年度は景気の落ち込みの影響がじわりと医療界に及日厳しい運営が迫られてくるだろうと思う。
医療・福祉を欠いては人は生きられない。だからこそ、厳しい状況だからこそ、砦としての医療・福祉を私共医療人は強固に護って住民に提供して行かねばならぬのだ。
そう言うミッションの中で仕事を続けている私共は、例え厳しくとも、幸せなのだ、と思いつつ今年を終えたい。あと一日である。