想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

マッサンを見て…

2015-01-29 21:56:04 | 日記
朝の連続テレビ小説『マッサン』を、毎日楽しみに見ています。
楽しみなところは、マッサンの奥さんのエリーの考え方と言いましょうか、生き方…です。

昨日も、こんな人になれるといいなあと思う場面がありました。

マッサンとエリーの子供、エマは、養女です。
そのエマが、男の子に怪我をさせてしまうのです。
男の子が、エリーと似ていないエマに、「橋の下で拾われた子…」と意地悪を言ったので、
エマは男の子を突き飛ばし、怪我をさせてしまうのです。

エマは、今まで、養女であることを知らないまま大きくなってきました。
小学校に、エマが忘れたお弁当を届けに来てくれたエリーを見て、
子供たちは、エリーが『異人さん』であることを知ります。
それを知った男の子たちが、エリーが日本語が上手に話せないことや髪の色が違うことを、
エマに、意地悪っぽく言ってくるのです。
そう言われたエマも、おかあさんと似ていないことなど、不安な気持ちになっていたのでした。

そんな中で起こった出来事だったのです。

エリーは、エマに語りかけます。
「エマ、どうして怪我をさせるようなことをしたの?」
「だって、いろいろと言う男の子が悪いの。」
「男の子は悪いわ。でも、どんなことがあっても、怪我をさせてはいけないわ。」と。

エマは「男の子が、日本語が上手に話せないおかあさんのことを笑ったから突き飛ばしたの。
おかあさんが可哀そう…。」と言うのです。

エリーは「エマ、(おかあさんのことを思ってくれて)ありがとう。」と、エマにお礼を言います。
エマの、おかあさんを想う優しい気持ちを大切にしています。

そして、「でもね、どんなことがあっても怪我をさせるようなことをしてはいけないのよ。」と、
優しく強く抱きしめるのでした。

私は、エリーが、先ずこの問題がなぜ起こったのかという状況をよく聞き、理解しようとすることを、
素晴らしいと思いました。
それはとても大切な事ですが、しっかりと聞かないうちに感情的になったりして判断してしまうこともありがちです。
そんなことから考えると、エリーの落ちついた行動、言動には、教えられるものがありました。

また、エリーが子供の気持ちを大切にしているのがわかります。
こんな時にでも、きちんとお礼を言っているのです。
更に、「どんなことがあっても怪我をさせてはいけない」と言います。
こんな状況の中でも、良いことと悪いことをきちんと教えることができるのですから、
本当に素晴らしい人だと思うのです。

マッサンの良き妻として、エマの良きお母さんとして、嫁として…、
更には、一女性として…、エリーのこれからを楽しみにしながら、注目していきたいと思いました。

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