想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

♪♪ 鹿さんに出会った…

2024-06-05 21:22:00 | 日記
今日のお散歩で、鹿に出会いました。

お散歩コースの半分以上を過ぎ、坂道を下っていますと
前方に、なにやら動物が立っているように見えます。
たいていの場合、しばらくすると動き出すものですが、
その『なにやら…』は、一向に動こうとはしないようです。

遠かったから見えにくかったのですが、近付くにつれ、
それが鹿だとわかりました。

鹿は臆病な動物ではないかしらと思っています。
今までに何度も何度も出会いましたが、
鹿は人に気付くと、まず動きを止めます。
余程のことがない限り、安全が確保できるまでは動きません。
安全だとわかると、ゆっくりと動き出しますが、
鹿にとって安全ではないと思った時は、駆けて逃げていくのです。

今日の鹿は、私たちが近付いて行っても逃げるどころか、
私たちの方を見ながら、その辺の草を食べたりしているのです。

今度は、私が怖くなってしまいました。
「鹿さん、これからそこを通りますよ。」とか
「そこを通りますから、逃げるのなら今のうちですよ。」
「鹿さん、逃げた方がいいと思いますよ。」などと言いながら歩を進めました。

結局、私たちが5~6mほどそばに行くまで、草を食べ続けていたのです。
子供の鹿が1頭と、大人の雄の鹿が1頭らしく、
その他に仲間がいるようには見えませんでした。

2頭はゆっくりと近くの茂みの中に入っていきましたが、
私たちはその横の道を通りますので、私としてはドキドキ…が続きます。
「鹿さん、今は出てこない方がいいですよ。」と、私の声掛け(?)も
しばらくの間、止まることがありませんでした。

鹿が襲ってくることはないのですが、
以前、ちょっと怖い思いをしたことがあったのです。

それは、10年程前、やはりお散歩で歩いている時のことでした。
大きな動物が走ってくるような蹄の音が聞こえてきたのです。
すると、小山の向こうから大きな鹿が走ってくるのが見えました。
『危ない!!』
私たちは身をかがめたのですが、何かに追いかけられた様子の鹿は、
私たちのすぐそばを駆け抜け、小山の反対側の谷に落ちるように逃げていきました。
実際の『落ちる』様子は、身をかがめていたために見ませんでしたが、
その時のことは、今でも主人と思い出して話すことがあるほどです。

ともあれ、今日は無事に帰って来ることができました。
今日のあたりは、鹿をよく見かける場所です。
テリトリーなのかもしれませんので、
鹿にとっては、特に何事もない穏やかな一日だったかもしれませんね。


 こちらは小鹿でしょうか。


 大きな鹿には角がありましたから、お父さん鹿かもしれませんね。
コメント
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