にゃん子

にゃん子が来ました。
お散歩に出掛ける為、主人が玄関のドアを開けると、座っていたようです。

少し瘦せていました。
毛並みがきれいではなくて、弱っているのがわかりましたし、
顔にも老いが見られ、可哀そうになってしまいました。

それでも、出にくい声を振り絞って、何度も何度も鳴き、
甘えるしぐさをします。
以前よりも近くまで来ますし、にゃん子も会えたことを喜んでいたのかも知れません。

沖縄から帰ってから、今日までの約一ヶ月の間、
にゃん子が訪ねてきませんでしたので、心配ではありました。
最近、このあたりでは、にゃん子ではない猫たちを見かけることがあって、
テリトリーを奪われてしまったのかしらと思ったこともありました。

でも、どこかで可愛がってもらっているんだわ…と思うようにしていましたので、
元気でいるのならば、それでもいいわと思いながらも、
心のどこかでは、一度は訪ねてきてほしいと思っていたのです。

主人も、今までは禁句のように、にゃん子のことを話しませんでしたが、
今日は嬉しかったようです。
にゃん子と一緒に玄関を出て日当たりの良いところに行き、
いろいろと話し込んでいる(？)ようでした。

安心しました。
明日からは、このあたりにしては暖かい日が続くようですから、
にゃん子も顔を見せることが多くなることでしょう。

毎日でもいいから、いらっしゃいね。
南のデッキは日差しがあって暖かいし、安全なところです。
待っていますよ。


　親バカと言われますが、にゃん子は可愛い猫です。


　にゃん子とのお話に花が咲いているのでしょう(？)か、
　主人も嬉しそうです。


　にゃん子も、きちんと座っています。
　主人のお話を聞いているのかしら？