想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

バーベキュー

2012-06-30 22:28:49 | 日記
スーパーマーケットに、バーベキューセットが並ぶ季節になりました。

八ヶ岳のあたりは、これからの季節、自然からの癒しと涼を求めて、
都会から多くの人が来られます。
そんなときに好まれるのが、バーベキューです。
私達のお散歩コースにある別荘でも、あちこちでバーベキューを楽しむ人たちを
見かけます。
デッキに…、あるいは木陰にテーブルと椅子を出して、
それはそれは楽しそうです。
都会の暮らしの中では、決してできないこと…だからでしょうか。

そこで、地元のスーパーなどでは、
お野菜やお肉、ホタテなどの貝やイカ、エビなどを、
すぐに焼けるように切り、並べて、バーベキューセットなるものを売っています。
その数は、驚くほど多いように思えるのですが、毎年の経験からでしょう、
スーパーにとっては、定番といえる、通常の商品を少なくしてでも、
バーベキューセットを並べることに意味があるようです。

『あ~、そんな季節なんだわ…。』
いつも買っているものが売り場から姿を消しているのを見た時、
私は、都会の人たちに(スーパー人達にも)、夏が来たことを知らされるのです。

私は、バーベキューをした経験がほとんどありません。
最初は、30数年前に行ったグアム島でのこと…。
砂浜でのバーベキューパーティーでしたので自由に食べても良かったのですが、
どんどんと手を出し、身を乗り出して食べる人の中に入れず、
ほとんど何も食べなかったのです。

その後も、バーベキューをする機会がないまま、食べる機会もほとんどないまま、
今では食べたいと思うこともなくなりました。
バーベキューって、若い人だけが好むものではないと思うのですが、
なんだかとてもエネルギッシュな感じがするのは、なぜなのでしょうね。



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お引っ越し…、そのたびに…

2012-06-29 21:04:23 | 日記
「あっ、お引っ越しだわ。」
町を行く引越センターの車を見ると、私のお引っ越しの歴史…?を思い出します。

私のお引っ越しは、今までに8回。
その多くは主人と結婚してからですが、いろいろなお引っ越しがありました。
お引っ越しの度に、たくさんの幸せを紡いでくることができたと思っています。

主人が会社勤めの頃、広島への転勤が決まり、主人だけが一足先にお引っ越し。
その2週間後に、私が荷物と一緒に主人の元に行きました。
夫婦が一緒に暮らせることを、嬉しく思いました。

アメリカへのお引っ越し(?)は、家具付きの住まいでしたので、
主な家具を日本の引越センターの倉庫に預けてのお引っ越しでした。
当時は、長期の旅行に出掛けるような気分だったかもしれません。

そして、1999年の晩秋、八ヶ岳に我が家を購入してのお引っ越し。
その時は、大阪の池田市からでした。
借りていたマンションの片づけを済ませた後、車で八ヶ岳へ向いました。

滋賀県を過ぎたあたりで、大きな虹がかかっていて、とても嬉しい気持ちでした。
八ヶ岳に着く頃には夕暮れ時…、まもなく新居…というところに来た時、
今度は、車の前方に流れ星を見たのです。

「見た…?」
「うん、見たわ…。」
私達は、とても幸せな気持ちで新居に辿り着きました。

あの時から、12年半になります。

それからの日々も、いろいろなことに…、いろいろな人に…、
たくさんの感謝しながら、本当に幸せに紡いでくることができました。


 引っ越したあの頃と同じ時期の八ヶ岳です。

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今も同じ味

2012-06-28 22:06:14 | 日記
今日のお買い物で、トマトを買いました。
赤く色づいたトマト…を食べたくなったのです。

私が子供の頃のおやつは、蒸したさつまいも、粉と卵だけのドーナツや蒸しパン、
あぶったスルメの時もありました。
いただき物のキューりが多い時など、キューりを半本…、それも、おやつでした。

当時、近所の子や同級生などは、一日10~30円のお小遣いが一般的でしたので、
「お小遣いをもらわないの?」と友達に言われることもありました。
でも、子供なりにも、豊かではなかった我が家の事情を知っていましたので、
友達の言葉を気にすることはありませんでした。
何よりも、母の手作りのおやつは、私にとって美味しかったのですもの。

「お帰りなさい。今日のおやつは、トマトよ。好きなのをお上がりなさい。」
学校から帰ると、母がそう言って迎えてくれます。
「おいしそうなトマトをたくさんいただいたのよ。」

ポンプのそばに、汲みあげた水が入ったバケツがあり、
トマトがプカプカと浮かんでいました。冷蔵庫がなかった時代です。
そのバケツの冷たい水で手を洗い、浸かっていたトマトを手に取ると
トマトが汗をかきます。

中庭の池のそばの縁台に座り、冷たいトマトを丸かじり…。
縁台で、足をぶらぶらと揺らしながら食べたトマトの味を思い出します。
…実際は、味を覚えているのではなく、
その光景や、美味しいと思った当時の気持ちを覚えているのです。

美味しそうなトマトが店先に並ぶような季節になりましたので、
今日、ふと食べたくなりました。

夕食に食べたトマトは、あの頃の味とは違っていたかもしれませんが、
あの頃と同じ、幸せな味でした。

あの頃は、豊かではないけれど、両親との生活の中で…。
そして今は、つつましく穏やかな、主人との暮らしの中で…。
ありがとう…、幸せです。


 木陰に、小さく咲いた仲良しさん…


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カラス

2012-06-27 22:13:37 | 日記
今日、テレビのクイズ番組を見ていましたら…、
カラスが一年間は忘れない物は何でしょうという問題が出ていました。
答えは、『色』なのだそうです。

頭が良いと言われているカラスではありますが、一年間も忘れないなんて、
すご~い…と思いました。ちょっと羨ましいような気さえします。

それにしても、カラスにとって、色はどんなときに必要なのでしょうね。

別の問題では、カラスによる被害総額は、一年間に22億円とも言っていました。
ゴミの集積場などでゴミを突いて散乱させるということは、よく聞きます。
道行く人を襲うということも聞きますが、何といっても
畑の農作物などを荒らしてしまうことが、被害を大きくしているのでしょう。

八ヶ岳のあたりでも、カラスはもちろん見かけますが、
田舎や山里で見かけるよりも、都会の真ん中で見かける方が多い…かもしれません。
今やカラスも美食家になってしまい、残飯などとはいえ、
早朝の都会のゴミ集積場などで、豪華な食べ物を食べているのでしょう。

なんだか、最近の人の世によくあるバイキングスタイルですね。
美味しい物を好きなだけ食べていると、
今に、肥満や生活習慣病で病院通いを必要とするカラスが増えてくる…??
カラスさん、先のことを考えて、ほどほど…がいいですよ。


 カラスの写真はありませんので…。
 
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泣きたい気持ち…

2012-06-26 22:03:55 | 日記
今日の3時のティータイムは、外出先のコーヒーショップになりました。

二人用テーブルについた私達の横の、通路をはさんだ席には、
3歳ほどの女の子とヤングママが座っておられました。
女の子の声は小さくて、何を話しているのか聞きとれませんが、
おかあさんが子供を叱る声は聞こえます。
叱る…というよりも、ちょっとイライラしたような口調になっておられました。

私の斜め前に見える女の子が、他のお客さんに迷惑を掛ける様子はないのですが、
おかあさんには、目に余ることだったのでしょうか、叱る声だけが聞こえます。

『何があったのかしら?』
私はちょっと気になってしまいました。

しばらくして、おかあさんが荷物を持って席を立たれます。
椅子に座っていた女の子は急いで椅子から降りようとしたらしく、
椅子の上から下に落ちてしまいました。
膝から落ちてしまい、『ズドン』という鈍い音がしました。

一瞬、動くことができず、声も出ませんでしたので、かなり痛かったのでしょう。
それでも、おかあさんに置いていかれてはいけないと思った女の子は、
やっと起き上がりました。
その時、「痛い…。」と言って、おかあさんの方に目をやりましたが、
「早く…。」というお母さんの声が聞こえます。
もう一度小さな声で、「痛い…。」と言って、女の子はお店を出て行きました。

泣きたい気持ち…だったのは、女の子よりもむしろ、私だったかもしれません。

子供を育てるのは、とても大変なことだと思います。
勉強ができ、お行儀のよい、優しい(逞しい)いい子になってほしい…。
多くの親が子供に望むことなのでしょうけれど、
親の方に、穏やかで広く優しい気持ちがあることが大切かもしれないですね。
厳しければいいわけではなく、かといって、優し過ぎて甘やかせることになるのも
問題です。

やっぱり…、子供(人)を育てることは大変なことですね。
世のおかあさん、大変でしょうけれど、頑張ってくださいね。


 今日の写真は、4年前のこの時期、にゃん子が育てていた子猫です。

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