想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

『ドキッ』とするもの

2024-03-31 21:50:53 | 日記
今日は、2階のオフィスに入るたびに、『ドキッ』としています。

昨日、ウォーキングクローゼット整理の邪魔にならないよう、
一時的にオフィスに出しているお琴が、入り口付近に立てかけてあるからです。

長い間使っていないお琴は、茶色い大きな風呂敷(?)に包んでいますので、
オフィスに入った瞬間、大きな人が立っているように見えてしまうのです。

お琴は、遠い昔、高校の友人に誘われたのがきっかけで習い始めました。
何と、実家から歩いて5分もかからないところに
お琴を教えてくださるところがあったのです。
しかも、そのお宅の老先生は、私の祖母と親しかったらしく、
大歓迎で迎えてくださいました。
その祖母は、私が生まれる6年前に亡くなっていたのですが…。

私は、もともとお琴の音色が好きでした。
子供の頃、お正月の早朝のテレビで邦楽の時間があり、
お琴、三味線、尺八などで、「春の海」や「六段」などが奏でられていて
子供ながらに聞き入っていたのです。

そんな私が、「お琴を一緒に習おうよ。」と言われたのですから、
是非に…ということで、家でも練習ができるよう、お琴を買うことにしました。
両親に話しましたら賛成してくれたのですが、
就職してお給料をもらってはいても、そのお給料が少なくて、
安いお琴もすぐには買えません。

母は、「立て替えてあげるから、買ったらいいわよ。」と言ってくれました。
喜び勇んでお琴を買い、練習し…、お稽古に行き…、
とても楽しかったことを思い出しています。
因みに、友人はあっという間に辞めてしまったのでした。

当時、実家の生活は苦しかったのですが、
どのようにして、お琴の代金を母が工面してくれたのでしょう。
今思うと、無理をしてくれたのでしょうね。
ともあれ、毎月のお給料から、少しづつ母に返していきました。

地元で習い始めたお琴ですが、大阪の会社にお勤めすることになり、
お琴は、地元の先生に紹介状を書いていただき、
引っ越した先の先生に習うことにしました。
お月謝は倍額になりましたが、都会のことですから納得し、
胸が弾む気持ちがありました。

ところが、習い始めて間もなく、
「それくらいできるのならば、もっと上級のお免状が取れます。」と言われ、
「そのレベルならば、〇〇円でお免状が取れます。」と言われました。

また、「発表会には〇〇円の会費が必要です。」
「その時の衣裳は、決められたお店の振袖を着ていただきます。」など
いろいろなものがお金とセットで進められていくことに耐えられなくなり、
ひと月足らずで辞めてしまったのです。

そのころ住んでいたのがマンションだったこともあって、
お琴を弾くのも躊躇われ、立てかけておくことが多くなってしまいました。

我が家には、今、2面のお琴がありますが、これから先に弾くことがあるのかしら~??

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今になって…ですが

2024-03-30 21:11:03 | 日記
2階のオフィスにあるウォーキングクローゼットから
会計書類を出してきました。
近いうちにしなければ…と思いながら、
やっと今日、出してきたのです。

たったそれだけのことなのですが、なかなかできませんでした。
言い訳をするならば、主人が試験の勉強をしていた時期があったり、
それが終わると音楽のアレンジをしたりしていますので、
オフィスのクローゼットをゴソゴソするのを躊躇っていたのです。

それなのになぜ今日??

それは、主人がアレンジをするのが久しぶりのため、
そのクローゼットに入れていた機材を出していたからです。
使えるものや使えないものを出してきて、選り分けしていましたので、
私が書類を出すのも、この機会がいいわと思ったのです。

しかも今日と明日はお天気も良く、湿度も低いので、
こんな日にクローゼットなどを開けるのが、ちょうど良いのです。
クローゼットの空気の入れ替えにもなりますし、
虫干しのようなこともできるからです。

クローゼットの中の私が使っている部分には、
昔、茶箪笥として使っていた家具を入れています。
硝子の開きを含めて3種類の開きがあり、3段の小引き出しもあります。
その中に、会計書類や事務用品などを入れているのです。

我が家の個人事業の会計書類の保存期間は7年となっていますから、
今年の書類(昨年度分)と8年前の書類を入れ替えます。

開業以来25~26年、今までの保存の方法が良いと思っていたのですが、
今日、他の方法を思いつきました。

今日のように、新しいものを入れて、古いものを処分する時に
より簡単にできる方法に気付いたのです。
なぜ今まで気付かなかったのかしら?と不思議ですが、これが現実。

昔と比べるとパソコンでの作業が多くなり、紙で残しておく書類は減りましたが、
それでも、書類を7年分保存しておくということは
かなりの場所を取ることになります。
保管できる場所が特に広いというのではありませんから、
せめて、入れ替え作業が簡単になるのは助かります。

今になって…ですが、良い方法に気が付いてよかったわ。


 お散歩コースの道沿いの広~いお庭に、『七人の小人』の置物が…。 


 20数年前だったでしょうか、流行った時期がありました。
 今日は2人の小人さんが見えたのですが、いつかお仲間を見つけてあげたい…。
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街角ピアノ

2024-03-29 22:13:39 | 日記
今日は、車検に行くことにしていましたので、
いつもとは少し違う時間の朝食。
いつものようにテレビをつけていましたら、
「街角ピアノ」というテレビ番組がありました。

その街の駅や商店街の中に置かれたピアノを
道行く人が立ち止まって弾くのを紹介する番組です。

今日は、「音楽あふれるまち」を目指す大阪・豊中市の
阪急庄内駅近くにある豊南市場に置いてあるピアノです。

今日の番組では…、
定年後の楽しみにとピアノを始め、今や熱中しておられる男性、
ピアノを始めて10ヵ月という溶接工をしておられる男性、
いじめを受けて不登校になった時、ピアノに支えられたという女性、
29年勤めた会社の最後の出社日を終えたサラリーマン…など
数人の人が紹介されました。

以前、やはり街角ピアノを弾く人を紹介した海外の番組を見た時にも感じたのですが、
『人には様々な人生があるんだわ…。』ということでした。
当然のことですが、道行く人とすれ違っても、
電車に乗った時に、たとえ隣の席に座ったとしても、
その人の人生などわかるはずがありません。

それなのに、今日のような番組の中で聞くピアノの音の中に、
その人の人生が見えてくるような気がするのを感じ、
不思議な気持ちになりました。

ただ上手に弾こう…というだけではなく、
弾く人の気持ちが込められているから聞こえてくる音がある…?
もしかすると、聞いているこちらの気持ちが重なっているから…?

いずれにしても、ちょっと見入ってしまうような、
聞き入ってしまうような時間でした。


 雨の中、甲府に出掛けましたが、お昼頃にはこんなに青空が…。
 ここは山梨県立美術館前の無料駐車場。
 車を止めて、空や緑を見ながらティータイムをしました。
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車検のために

2024-03-28 22:20:04 | 日記
明日は、我が家の愛車の車検の日です。

その時、冬用タイヤからノーマルタイヤへの交換もお願いできるらしく、
とてもありがたいことだと思っています。
我が家にあるノーマルタイヤを積んで行けばいいのですが、
明日は雨という予報です。

昨夜の夕食時、その天気予報を見ながら、
「じゃあ、明日のうちにタイヤを車に積んでおきましょう。」
そう言いながら、私はふと思いました。

早くから車に積んでおくと、車が『タイヤが重いな~』と思うのでは…?

そこで主人に尋ねました。
「早くから積んでおくと、車に負担がかかるのではないの?」と。

主人は笑いながら、
「あなたではないんだから、そんなことで負担にはならないよ。」と言います。
確かに、私はやや重めのものを持つと、すぐに疲れが出てしまいますから、
たいていの時、主人が荷物などいろいろ持ってくれているのです。

「でも…。」と私。
「我が家の周りの草にも反応して『ピーピー』というわよ。」

最近の車は、車の近くに人や物を感知すると教えてくれるようになっています。
我が家の周りは舗装をしてありませんし、木々の枝が伸びていたり、
草も茂っていますので、草を感知して音が鳴ります。
それでも進もうとしますと、ブレーキがかかることさえあるのです。

その音を聞くと、私は車に説明をするのです。
「大丈夫よ、あれは草だから…。そんなに泣かなくていいのよ。」と。

主人は言います。
「それはエンジンをかけて車を動かす時のことでしょう。
 タイヤを載せているだけでは、音はしないよ。
 それに、車はそれくらいのことは平気だし、負担にはならないよ。」

車の運転をしない私ですが、考えてみますと全くその通りです。

ということで、今日の午前中にタイヤを積み込んでおきました。
明日の午前中は雨がかなり降るようですから、これで一安心。
明日、車検に行ってきます。


 今日のお散歩の時の空は、とてもきれいでした。
 明日は雨の予報です。
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春…桜

2024-03-27 21:51:47 | 日記
2月の半ばの頃、『春がそこまで?』と思う日がありました。
その頃、暖かい日が何日か続いていたのです。

ところが、春はやはりそれほど急ぎ足で来るのではないのですね。
その後、何日も雪の日があり、気温が低い日もありました。
このあたりの今朝の最低気温は、氷点下3度。
最高気温もやっと10度ですから、決して高いとは言えませんが、
太陽が出ると温かさを感じますので、やはり春が近くまで来ているのでしょうね。
一番感じるのは、日差しの角度でしょうか。

今年は、全国的に一旦暖かくなりましたので、
桜の開花が早まるのではないかとのことで、
桜祭りを前倒して企画したところもあったと聞きます。

でも、それこそ自然は人が思うようにはならなくて、
前倒しをしたお祭りの日には、桜は咲いていなかったらしく、
結局、今月末から来月初めの頃に開花するところが多いようです。

私が子供の頃には、小学校の入学式の頃に桜が咲き、
その桜の下で写真を撮る人が多かったのです。
広島県の山寄りの町でしたが、
その時代は、入学式と言えば桜…でした。

地球温暖化も進んでいますので、
これからはどんどんと早く桜が咲くようになるのでしょうね。

標高が高いため気温が低く、ソメイヨシノが少ないこのあたりですので、
桜と言えば山桜。
山桜は森の木々の中にありますし、木が高く成長します。
その花は、華やかではなく清楚です。
ひっそりと人知れず咲きますから、花びらが舞い落ちてきた時に
咲いているのが初めてわかる…ということもあります。

山桜は開花が遅いのですが、その山桜も数が少なくなってきているのを感じます。
気温が上がってきているから…だけではなく、
開発のために木々の伐採が進んでいるからかもしれません。

因みに明日の朝の最低気温は氷点下4度、最高気温は4度という
予報が出ています。
桜が咲くには、まだもう少し日数が必要なようです。


 10年前の沖縄。
 桜祭りがあると聞いて行ったのですが、
 「琉球寒緋桜(リュウキュウカンヒザクラ)」という種類で、
 やや赤みの濃い色の花が静かに咲いていました。
 別名ヒカンザクラ(緋寒桜)と言いますが、華やかさはあまり感じられませんでした。
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