想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

感謝の一年でした。

2011-12-31 21:48:32 | 日記
「今年一年、ありがとう。」

朝食の後のミーティングで、主人がそう言ってくれました。
突然だったから…というよりも、私の方が、たくさんのありがとうを
言わなければいけないほど、とっても気遣ってもらった一年でしたので、
涙が流れてしまいました。

毎年、大晦日には必ず言ってくれるのですが、いつもと同じように
今年もやはり、涙を流した私です。

昨年くらいから、アレルギーの症状がひどくなってきていました。
今年は特に、体調が万全ではなく、とても心配をかけることになったのです。
たかがアレルギー…、されどアレルギーです。
痒みやくしゃみだけでなく、呼吸が苦しくなったり、鼻血や歯ぐきの腫れ、
目の出血、食後に身体が凍るように冷え切ったり…と大忙しです。
6月から8月にかけての2カ月を釧路で過ごしたのも、そんなことからだったのです。

お薬は、その時には効きますが、根本的な治療とは思えませんでしたので、
主人はいろいろと調べて、少しでも良い方法をと探し出し、行動し、
私の為に多くの時間を使ってくれました。
日常生活もままならない時もあって、主人には本当に申し訳ない限りでしたが、
お陰さまで、元気に年越しのお蕎麦を一緒に食べることができます。

気温や気圧、場所や時間帯などの影響も大きく関係しているらしく、
主人のお陰で、注意点や対応策もわかってきて、ずいぶん気が楽になりました。

迎える新しい年は、主人のことをもっと気遣ってあげられるほど元気で過ごしたいと
思っています。

今年一年、私の方こそお世話になりました。
本当にありがとう…。


 皆様にとりまして、迎える新しい年が良い年でありますように…。
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いつもの通りに…

2011-12-30 22:09:33 | 日記
今日は、ぜんざいを食べました。
二人とも好きですので、一年に2度くらい作るのです。

私が作るぜんざいは、いたって簡単です。
小豆一袋…、毎年同じものを買いますが、何グラム入っているのでしょう。
小豆を洗って圧力鍋に入れ、小豆が隠れるほどのお水を入れて沸騰させます。
茹でこぼしをした後、多めのお水を入れて炊き、自然冷却をします。
その後、ゆであずき缶を入れて、温めると出来上がりです。
甘さはそれで十分です。

寒くなる時期に、日本茶を飲みながら、おこたに入って食べるぜんざい…。
温かくゆっくりした時間が流れて、幸せな気持ちです。

忙しいはずの年末も、我が家はいつもと同じ生活です。
大掃除をするわけではなく、お飾りをすることもなく、おせち料理も作りません。
いつもと同じ時間に起き、お散歩やティータイムの…すべて、いつもの通りです。
1月1日も、365日のうちの一日ですもの。

今年の最終日の明日も、きっといつもと同じ一日…。
静かに過ごせるしあわせ…。


 いつもと同じ景色…いいですね。
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私の宝物

2011-12-29 22:12:51 | 日記
7年経った今でも、私はそれを読み返すと涙が溢れてしまいそうです。

それ…とは、主人が作詞作曲をした4曲を編集して作ったCD、
「小さな幸せ」に寄せた言葉です。
このアルバムは、中学生の頃から歌やギターを楽しんでいた主人が、
7年間のブランクのあと、再びギターを持ち、歌を作り始めた記念のCDです。

一曲ごとに主人公があり、その人達への応援歌として主人が作った曲です。

このCDは、すべて手作りですので、少し手伝った私にとりましても
想いが込められたものになりました。

「小さな幸せ」に寄せてに書かれているのは…、
僕が初めてギターを弾いたのは中学生の頃…(で始まります)
就職、留学、転職…など、社会人としての「たしなみ」を一通り経験し…(中略)
今まで僕を温かく見守ってくれた人たちへの恩返しに、と曲を作り始め…(中略)
最後に、このCD製作をお手伝いいただいた元同僚に心からの感謝を伝えたい。
このミニアルバムは、僕に曲作りのエネルギーをくれた心温まる仲間達、
その温かさを感じてくださるすべての人々、そして僕の人生のRestartを
いつも陰で支えてくれた親愛なる妻へのささやかな贈りものです。

この言葉を読み返す時、最後の一行に行くまでに涙が溢れそうになるのは、
曲を作っている時の主人を思い出すからなのでしょう。
どの曲にも、主人公に対する主人の哀しいほどの優しさが込められています。
偽りのない気持ちが、こんなにも心に響くものということを感じさせてくれるのです。

そんな人に、親愛なる妻…と言ってもらえる勿体ないほどのしあわせを、
私は、何と言って感謝すればいいのでしょう。

本当に、ありがとう…。


 久しぶりに…
 あなたの歌声を聞きたくなりました。

コメント (2)
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聞くことの大切さ

2011-12-28 22:22:05 | 日記
25日は我が家のお仕事は、お給料の締めの日でした。
ここ数年、毎月25日になりますと、私の苦い思い出がよみがえり、
反省すると同時に、何が大切かを思いおこす一日になっています。

1998年の開業以来、我が家の事務担当の私にとって、
「エクセル」を使ってのお給料明細作りは、時間がかかる作業でした。

4~5年も経ったある日、主人に泣き言を言ったことがあります。
「この作業は時間がかかってたいへんなの…。」そう言った私に、
「それは、○○したらいいよ。簡単にできるはずだよ。」と
主人がエクセルの操作をさらさらと教えてくれました。

私は『そんなこと言ったって、簡単にできることではないのだから…。』と
心の中でちょっと反発し、結局、それまでのやり方を続けていたのです。

そんな私が、今から5年ほど前、何を思ったのか(?)、
主人が教えてくれていた操作を密かに試してみたのです。
するとどうでしょう…。
な~るほど、それまでよりも簡単にできるではありませんか。

今思い返しますと、さらさらと教えてもらったエクセルの操作が、
当時の私には理解できなかったのですが、
既に4~5年も続けていた私のやり方を否定されるような気がしたのかもしれません。
月日が経ち、エクセルが少しずつ解るようになり、密かに試すことができたのでしょう。

お給料明細を作るために、数年もの間、必要以上に多くの時間をかけていたことは、
高~い授業料を払っていたことになります。
…が、主人は言います。
そのことに自分で気付いたことは、すばらしいことだよ…と。

確かに、高い授業料を掛けて私が学んだことは、お給料明細の作り方だけではなく、
それに気付いたことから、多くのヒントが得られ、他のことにも生かせています。
人の意見を素直に聞くことの大切さを心から実感した出来事です。


 お散歩コースの途中、川の淵の草が凍っていました。
 空気が冷たいのですね。
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鳴きながら…、泣きながら…

2011-12-26 22:10:36 | 日記
「ミャア~、ミャア~、ミャア~」

それは、子猫の悲壮な鳴き声でした。
昨夕、もう真っ暗になっている我が家の横の道を、鳴きながら歩いて行きました。

『やっぱり、にゃん子は迎えに来なかったんだわ…。』

今年の春、にゃん子は数匹の子猫を出産しました。
理由は分かりませんが、その子猫達を大きくすることはできませんでした。
そして、風が冷たく感じる晩秋になって、今年2度目の出産をしたのです。

4匹の子猫が産まれましたが、半月もした頃、2匹になりました。
そして昨日の朝、1匹の白い子猫だけになっていたのです。
弱そうな子猫が順番にいなくなっていくのがわかりました。
白い子猫が、朝から心細そうに鳴いていたのは、前日まで一緒にいた黒い子猫を
探していたのでしょうか。

お昼頃、我が家の窓の下に子猫がいることを知りながらも、
にゃん子は近寄ることなく、20mほど離れた森の中を歩いていました。
そしてそれ以後、姿を見せませんでした。
いつもですと、我が家のお庭で子猫を遊ばせて餌を探しに行き、
夕方には、親子が連れ立って、にゃん子のねぐらに帰って行くのです。

私はなんとなく、『にゃん子は、この子を置き去りにしたのかもしれない。』と
思いました。
真冬日が続き、寒さが一段と厳しくなる中、この白い子猫も育たないことを
親として悟ったのでしょう。

私がそんなことを思っていた夕方…。
「ミャア~、ミャア~」という子猫の悲壮な鳴き声を聞いたのです。

『おかあさんを探しているんだわ。』どれほど心細く感じているのでしょう。
でも、こんな小さな子猫を置き去りにしたにゃん子を責めることはできません。
これを、子育て放棄というには余りにも可愛そうです。

この時期にこの小さい体では、厳しい冬を越すことはできません。
母親として、にゃん子もどれほど辛いことでしょう。
だって、昨日までは子猫の為にモグラや虫などの餌をせっせと運び、
一生懸命育てようとしていたのです。

鳴きながら歩く子猫の声を聞きながら、私は涙があふれてしまいました。
私も泣きながら、厳しい自然の中に生きるものの哀しさを思いました。

白い子猫が、何とか生き抜いてくれると嬉しいと思ったのです。


そして今日の夕方、この子猫が暗くなった道を小走りで過ぎて行きました。
今日をとにかく無事生き延びてくれて、よかったわ…。
明日も…、がんばろうね。
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