想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

美味しさとは…

2011-10-30 22:21:49 | 日記
今日、出先で昼食を食べることになりました。
普通の和食屋さんの、よくあるバイキング…と言いたいところですが、少し違っていました。

何が違っているのかと考えてみますと、店員さんの行動が少しゆっくりなのです。
遅過ぎもせず…、でも、ゆっくりなのです。
そのお陰で、私達はゆったりとした気持ちでお食事をいただくことができましたので、
美味しさが倍増したような気がしました。

バイキングですから、お客さんはお皿を持って店内を歩きます。
店員さんは、その様子を見ながら、お客さんの行動を妨げることなく、且つ、
新しいお客さんを案内したり、空いたお皿を下げたりしておられるのです。

お店の配慮もあちこちに感じることができました。
まず、厨房の前の大皿に、いろいろなお料理が並んでいます。
ですから、大皿に少なくなっていて、次に作るべきお料理は、
ホールを担当する人の手を借りることなく、調理をする人が確認できます。
飲み物類は、お料理とは違うコーナーにあり、こちらはホールの人が気を付けられます。

お料理が並んでいるところとお客さんのテーブル位置は、その動線を決めることに
なりますが、直線になっているために誰からも見えやすく、よく考えてあると思いました。

決して広いとはいえないお店ですが、少ない店員さんで行き届いたサービスが
出来るように考えられた店内には、お客さんを大切したい思いが感じられて、
私達は気持ち良くお店を後にしました。

美味しさ…とは、味だけではなく、お客さんに対するお店の細やかな配慮と
店員さんの心配りも大きいことを改めて感じることができました。


 外出先のお庭
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がんばりましょう。

2011-10-27 22:34:32 | 日記
夕食時間に、お隣の別荘のご婦人から電話がかかってきました。

このご婦人からは、今月初めにも東京から電話があったのです。
「実はね、足首を骨折して、ギブスを一か月することになりました。」と言っておられました。

歩きにくくて、電話が鳴っても出られないとお聞きしていましたので、
2~3日前に、お見舞いのお手紙をお送りしていました。
今日は、そのお礼のお電話だったようです。

「もうすぐギブスが取れるのでしょうか?」とお伺いしましたら、
「先日診てもらったら2ヶ月はかかると言われて、がっかりしています。」とのお返事…。
70歳を越えておられますが、骨折されるまではゴルフをしたり、百貨店めぐりをされるなど、
とてもお元気な人でした。
それだけに、私は次の言葉に一瞬困ってしまいました。

ご主人さんは亡くなっておられますし、息子さんのお嫁さんに甘えることができないらしく、
お洗濯物も頼めないと淋しそうでした。
そして、「罰あたりなことです。」とポツリとつぶやかれました。

「罰あたりって…。そんなことはないですよ。」
ちょっとあわてたのは私です。

そして、「神様が『少し身体を休めなさい。』と言っておられるのでしょう。
神様からの声と、ご自身の身体からの声を聞く機会だと思いますよ。」とお話し、
「お正月までにはギブスも取れて、良い年が迎えられますから、頑張りましょうね。」と
お伝えしました。

お正月に、別荘に行けるのを楽しみにがんばりますと言っておられました。
ここ10数年、ほとんど毎年、別荘でお正月を迎えておられます。
「今年も、別荘でお正月が迎えられるといいですね。」


 色あざやかに…

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異変…?

2011-10-26 22:15:51 | 日記
アメリカのアーカンソー州で、オーロラが見えたというニュースがありました。
今年は、ワシントン州やミシガン州、カンザス州など、各地で見えているようです。

オーロラと言えば、厳寒の中、ノルウェイやフィンランドなど北欧で見えるものと
思っていたのです。
それが、アメリカの、しかも南部に近いあたりで見えるなんて、
何か異変が起こるのではないかしら…と、臆病者の私は心配したくなりますが
これが既に異変なのでしょうか?

以前、オーロラを初めてテレビで見た時は、その神秘的な美しさに圧倒されました。
氷点下数十度という厳寒の中で、ひたすら待った人に贈られる美しい光でした。
テレビに映し出されるものでしたが、上空を舞うオーロラ(北極光)に引き寄せられるようでした。

アーカンソーには、以前住んだことがありますが、あのあたりで見えるなんて信じられない思いです。
友人が住んでいますので、美しく舞うオーロラが見えたのか、聞いてみたいと思います。


  お散歩コースからの南アルプスです。

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涙がポロリ

2011-10-25 21:52:25 | 日記
今日の朝食時間に見ていたNHKの『あさイチ』では、『涙』がテーマになっていました。

涙と言えば…、子供の頃から少々涙もろい私です。
私はあまり叱られることはありませんでしたが、
それでも叱られるようなことをした時は『悪かったわ』と思うからか、
泣くことはありませんでした。

でも、友達が先生などに叱られているのを見ると、
『なぜ、叱られるようなことをしたの?』と悲しくなり、
叱る先生も悲しいのではないかしら?と思って、私が泣いてしまうのでした。

テレビや本で、悲しい出来事や感動的なシーンにポロリ。
人のお話を聞いて胸を打たれてポロリ。
主人と昔話をしていてポロリ。
日々の幸せが心に響いて…ポロリ。

そういえば、こちらに越してきた冬の朝のことでした。
ブラインドを開いた時の雪景色の、あまりの美しさに涙が溢れてしまったことがありました。

主人からは、隙さえあれば泣いているね…と言われるのですが、実は私もそう思うのです。
ぐっと我慢しているつもりですが、涙が溢れてきて、ティッシュが必要になり…、
一旦ティッシュを使うと堰が切れたように、泣きじゃくりそうになってしまうのです。

今日のテレビによりますと、自分の体験と重ね合わせて共感できると涙が出るらしいのです。
脳のおでこの辺りに「共感脳」があり、涙が出る時にそのあたりの血流量が上がるそうです。

涙もろい私ですから、さぞかし多くの体験をしてきた…と言うことになるのでしょうが、
普通に暮らしてきただけなのです。
涙もろいけれど、そんな私がなぜか好きです。


  天窓から見える秋です。
  とってもきれいでした。

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赤いリンゴ

2011-10-24 21:40:22 | 日記
今日は、いつものように主人と食材のお買い物に行きました。
それぞれがカートを押して、それぞれが担当の食材を買うのが我が家流です。

我が家のフルーツ購入担当大臣のカートに、赤いリンゴが入っているのを見つけた私が、
「あっ、今日はリンゴなのね。」と嬉しそうに言いましたら、
「食べたいって、言っていたからね。」と主人。

そうなのです。
お散歩コースにあるリンゴ畑のリンゴが熟れてきて、とても良い香りがする季節になりました。
10日ほど前、その香りに誘われて、『リンゴが食べたくなったわ。』と言ったことがあったのです。
それを覚えていた主人が、今日買うフルーツの一つに、リンゴを選んでくれたのでした。

今日のお散歩は、そのお買い物から帰ってから行くことになりました。
リンゴ畑に差し掛かり、リンゴの木に赤いリンゴが見え、甘い香りが漂ってきた時、
カートに入っていた赤いリンゴが頭をよぎりました。

そして私は、つないでいた主人の手を、そっと強く握っていました。
「ありがとう。」


甘い香りが…漂ってきます。






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