いつもとは違う大晦日

今年の最終日の今日は、我が家はいつもとは少し違いました。

今日の午後のティータイムに、甲子園ボウルの後半を見たのです。
私たちが応援している関西学院ファイターズが出場しましたから、
その試合のビデオを見ることは特に変わったことではありません。
でも、それを見るのが大晦日になることは、今までにはありませんでした。
もっと早い時期に見ていたからです。

ところが今年は、何やかやとすることがありました。
この試合の前半は、クリスマスの夜に見たのですが、
その後、お仕事などが忙しかったこともあって、後半が今日になりました。

例年ですと、こうした大きな試合があった後や
もう一度見たい試合があった時などは、
試合があってからの早い時期に主人と一緒にビデオ観戦をしていましたが、
今年はその機を逸していたのです。

誰もがそうであったように、日頃の生活に制約があって、
ファイターズも甲子園ボウルまでの日々はたいへんだったようです。
練習やミーティングなどもいつもよりもグッと少なくなっていたようですし、
感染者が出ないように気を付けながらの日々を過ごしたようです。
それでも良い試合をしている姿に、胸を打たれました。
みんながいろいろな意味で頑張った一年でした。

そんなふうに何事も少しずつ、いつもとは違っているのが今年…なのでしょうね。

我が家でも、ちょっと違う時間を過ごした時期がありましたが、
今日、主人とお散歩をしながら…、
お茶を飲みながら…、
お食事をしながら…、
とてもしあわせに過ごせた良い一年だったわと振り返ることができました。

何よりも、世界中のコロナの感染拡大が収束しますように、
そして、新しい年が穏やかに過ごせる日々でありますように…と祈りながら、
除夜の鐘を待ちたいと思います。


　我が家を出たところからの南アルプスがきれいでした。

我が家のお仕事

年末のこの時期にお仕事の依頼が入っています。
とてもありがたいことです。

普通の事業所やお店などでしたら、「年末はいつまでやっていますか？」とか
「年始はいつから始まりますか？」と尋ねる人はありますが、
我が家の場合、訊いてこられる人はありません。
通常と同じ感覚で依頼があるのです。

我が家のお仕事は１９９８年に個人事業として開業しましたが、
その時以来、年末年始、ゴールデンウィーク、お盆休みなどでも
お客さんからの依頼が入ることがあります。

インターネットを使ったお仕事ですからいつでも依頼はできます。
でも、その依頼のものがいつ納品されるのかを考えると
お休みなどを尋ねてから依頼しそうです。
日本の場合、年末年始はお仕事を休むところが多いはずですから。

にもかかわらず、我が家に通常のように依頼があるのは、
開業以来、主人がお仕事を休むことなく、
お客さんの依頼に対応しているからだと思っています。
依頼が届いたこと、納品日の連絡をすることなどは
必ず早いうちにお返事をしています。

また、アメリカのスタッフも約束をきちんと守る人たちですし
自分のため、我が家のため、お客さんのために良いお仕事をしようとの
心配りがあるのが伝わってきます。

そのお陰で、我が家のお仕事は長い間続けて来ることができました。
今日のように年末に依頼をくださるお客さんも、
決して悪気があるわけではありませんし、無理を言われるのでもありません。

主人は開業以来、スタッフにもお客さんにも常に約束を守り、
丁寧な対応をしてきました。
そんなことをみんなが感じながら過ごしてきた結果、
お互いに良い関係を保ちながら、今があるのだと思っています。

開業以来２３年、初心忘るべからずの気持ちで過ごしてきました。
そればかりか、より高いクオリティを目指してきました。
我が家の事であり、主人の事でもありますが、
すごいわと、頭が下がる思いです。

新しい年も、お客さんのために、スタッフのために、
そしてあなた自身のためも、この事業を続けてくださいね。
私もできる限りの応援をさせていただきます。


　お散歩コースのこんなところ⇧から、富士山が見えます。


　ほら…ね。

コロナ禍の年末

今年も、明日と明後日を残すのみ。

一年を振り返ってみますと、今年は誰もが多かれ少なかれ
新型コロナの影響を受けることになりました。
感染が世界中に広がり、第２波、第３波と言われ…、
今や変異種のウイルスも見つかっているとか…。
それら影響は世界中の人が受けることになり
年末だとか年始だとか考える事さえできない状況かもしれません。

我が家では、今のところ大きな影響を受けたという実感はありません。

でも、例年の年末ならばもう少し年末気分になっていたような、
年始に向けての何かしらの準備もしていたような気がしています。

ところが今年は、全く日頃と変わらない生活です。
強いて言えば、シーツなどの大きなものの洗濯をしたり、
いつもとは違う時間帯にあちこちの掃除機をかけたりしました。
年末だから何かをしなければ…という気持ちだけで動いています。

いつもと変わらないけれど、何となく落ち着かない日々です。
やはり、コロナの感染が続いていることから自粛気分がぬぐえません。　

新しい年の早いうちにコロナが収束に向かいますようにと
願いながらの年越しになりそうです。


　いつものお散歩コースから…、遠くに富士山です。

吟味はしていますが

今日は今年最後の食材のまとめ買いのため、
下の町のスーパーに行きました。

このあたりは車無くしては生活できない場所ですから、
田舎町のスーパーと言えども、駐車場はかなり広めです。
我が家の車を止めると、向かいの列の２台向こうに
見慣れた車が止まっています。
「〇〇さんたちが来ておられるようね。」

〇〇さんとは、我が家の２軒下にあるお宅のご夫婦です。
以前にも、このスーパーでお見掛けしたことがありました。

私たちは、スーパー入り口のキャッシュコーナーで用を済ませた後、
少し遠くにあるもう一軒のスーパーまで足を延ばしました。
そこには、ドラッグストアや１００円ショップも併設してあり
時々利用しているのです。
今日も、日用雑貨や歯ブラシなどを買った後、
そのスーパーでしか買えない幾つかの食材を買って、
最初のスーパーに戻りました。

すると、〇〇さんの車がまだ止まっていました。
５０～６０分は経っていると思いますので、
我が家のお買い物の所用時間に比べますと、
かなり長い所要時間です。
「吟味しながら買っておられるのかしら？」ということで
スーパーに入ろうとする時、ご夫婦が出て来られました。

挨拶を交わして別れ、我が家のお買い物をしました。
我が家のお買い物はメモを見ながらしますが、
所要時間はだいたい１５～２０分です。

私たちが我が家の近くまで来た時、
我が家の２軒手前の〇〇さんのお宅では、
ちょうど車からお買い物してきたものを家の中に入れておられる時でした。

我が家のお買い物は、それなりに吟味しながらも早いとは思っていましたが、
その早さを実感したような気持ちになりました。


　森の中の木に、キノコ(？)がたくさん付いていました。

迎え塩をしたのですが

先日、お歳暮に西京漬笹巻が届き、
カラスカレイや鮭、鰆などの西京強漬けが入っていました。

すぐには食べないからと、冷凍にしていましたが
今日の夕食でいただくことにしました。
主人には鮭、私はカレイです。

日頃から薄味の我が家ですし、
しかも糖質制限をしていますからご飯を食べません。
西京漬けの濃さ(塩辛さ)に弱い私たちですから
この濃さと塩味を何とかしなければいけません。

そこで、水っぽくなるのを覚悟で、まず周りについているお味噌を
キッチンペーパーで拭き取り、更に水洗い。
それでも、見るからに濃さを感じるほどお魚の色が変わっています。

これは塩抜きをするしかありません。
お酒や味醂などを使う方法もあるようですが、
我が家には、そのどちらもありません。
そうなれば「迎え塩」でしょうか。
薄い塩水に浸けるだけですから簡単です。

そうして焼いたお魚でしたが「辛いね。」と主人。
私も濃い味だとは思いましたが、
以前外食で食べた、まさに外の味に比べますと
かなり薄くなっていたとは思っています。

でもあと数切れある西京漬けを主人に出す時は
もう少し塩抜きをした方が良さそうです。

もしかすると、主人は私よりも塩味には敏感ですから
「僕はもういいよ。」というかもしれません。
無理をしては身体に良くありませんから、
その時は止むを得ません。

それにしても世の中の味付けって、かなり濃いですね。


　南アルプスの上空にかかった雲。