今が…ありがたい

お庭の草が伸びてきています。

例年ですと、夏の３か月間をコンドミニアムとして利用していただくため、
５月の終盤になると、業者の方に草刈りを依頼していました。

ところが、今年はコンドミニアムにはせず、我が家が暮らすことにしましたので、
草刈りをお願いしていません。
草が伸びてきた時にすればいい…と考えていました。
現に、５月の終盤の時点では、気になるほど伸びてはいなかったのです。

そうして過ごすうち、雨が降ったり暑い日があったりして、
あっという間に草が伸びてきたのです。

主人が、「もう少ししたら、僕がするよ。」と言ってくれますが、
私は私で、『少しでもいいから、やってみたい。』と思っていたのです。

こちらに引っ越してきた当初は、いつも私がお庭に出ていました。
森だった場所の木を切り、伐根したところに我が家が建ちましたので、
最初の頃は、草などもあまり生えていませんでした。
翌年頃から、ススキや赤松などがどんどん出てきましたので、
毎朝、朝食の準備までの時間に、ハサミで切っていました。
私にとっては楽しい作業だったのです。

そんな私がお庭に出なくなったのは、太陽の暑さや虫に弱くなり、
体力もなくなり、アレルギーなどの症状が出やすくなるなど、
とにかく体調が悪くなってきたからです。

それ以後、コンドミニアムを始めるまでの数年間は、
主人が草刈りなどをしてくれていたのです。

体調がすぐれなくなった私を、気圧の変化などが原因だと思った主人が、
梅雨がなく、標高があまり高くない場所として選んだのが、北海道でした。
特に具合が悪い梅雨から夏にかけての３か月間を、１０数年過ごしたのです。

そのお陰で、今年は山梨での夏を久しぶりに楽しんでいます。
お庭の草取りも、その楽しみのひとつなのです。
ただ、帽子をかぶり、虫よけを兼ねた長袖の上着を着て、
しかもハサミ…は、高枝切りバサミを使います。
できるだけ、植物に直接触れないようにするためです。

その格好でお庭に出ますと、１０～１５分で体力的に限界がきます。
それでも楽しくて、ここ１０日間ほど続けていましたが、
２～３日前からは、こうしてブログを書くのが精いっぱい。
書き終わるとすぐに横にならなければ、身体が持たなくなっていました。

ということで、今日からの２～３日は、お庭に出るのを止めることにしています。
今週日曜日の漢字検定までは、体力温存が大切だと思ったからです。
好きなこと、やりたいことが思うようにできないもどかしさはありますが、
『今でも十分できている…』とも言えます。

今の状態をありがたいと思って、無理をしないで過ごそうと思っています。


　お散歩コースのお庭です。
　我が家のお庭は自然のままですから、野の小さな花は咲きますが、
　特に目立った色はありません。