想いのままに…

日々の生活の中で感じたことを、想いのままに綴りたいと思います。

ヒグラシ

2024-07-18 20:53:25 | 日記
夏、特に暑くなってからの夏のお台所では、
主婦にとっては手早くお料理を仕上げたい…と思うようになります。

ポットや炊飯器、トースター、オーブン、コンロなどを使うため、
暑さが増してしまうからです。
我が家では、ポットや炊飯器、トースターなどを使うことはありませんが、
それでもコンロやロースター(主に、お魚を焼いています。)を使いますので、
やはりそのあたりの空気が温まっているのを感じます。

それでも、朝晩にお台所に立つのを楽しみにしていることがあるのです。

それは、ヒ・グ・ラ・シです。
6月の終わりくらいからでしょうか、鳴き始めたのです。
最初は朝だけでした。
6時前くらいになると森の方から声が聞こえてきます。

その後、夕方にも鳴くようになりました。
たいていが5時前頃からでしょうか。

『カナ・カナ・カナ・カナ』

よく言われる聞きなしのようでもあり、ちょっと違うようでもありますが、
透き通るようなその声が大好きです。

最初に意識して聞いたのは、20代の頃の会社の慰安旅行で天橋立に行った時でした。
そこからリフトで下の町に下りる時、足元の森の中から聞こえてきたのが
ヒグラシの声でした。

涼しげで、どこか寂しげにも聞こえ、忘れることができない思い出となりました。

そのヒグラシが、ここ山梨に引っ越してきた頃には聞くことができたのです。
森の中から聞こえてくるその声を、家に居ながらにして聴くことができることを
とても幸せに思いました。

ただ、夏の3か月間を北海道で暮らすようになってからは、
ヒグラシの声を聞くことが無くなっていたのです。
北海道にはいない?のかも知れませんし、場所によるのかもしれません。

ともあれ、10数年ぶりの山梨でのこの時期の暮らしは
私にとって、とても嬉しいことが多いわと感じています。
八ヶ岳や南アルプス、富士山などの山々の景色、
咲く花、森の緑、静かな空間、高く青い空、小鳥たちが多いことなど。

我が家は標高が高い所にはありますが、それでも暑い日もあります。
また、これからの2か月ほども暑い日が多いとは思いますが、
『カナ・カナ・カナ・カナ』の声を聞きながら過ごせますので、
少々の暑さは大丈夫…だと思っています。


 今朝5時半過ぎ、お散歩に行く時に見た我が家からの南アルプスです。
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可愛そうに…と思う花たち

2024-07-17 21:09:12 | 日記
花の名前で、可哀そうに…と思うものがいくつかあります。

その一つが、『ボケ』です。
赤やオレンジ、白の花をつけるボケは、このあたりでもよく見かけます。
ボケは、 果実の形が瓜に似ているところから、
木になる瓜として木瓜があてられ、
その音読みから毛介(もけ)、
それがボケに変わったとする説が現在では定説となっているそうです。
名前は可哀そうですが、語源からしますと納得…というところです。

次に、『ヘクソカズラ』。
これもこのあたりではよく見かけるのですが、可愛い花をつけます。
以前、あまりに可愛い花ですので、写真を撮って調べ、その名を知りました。
草の名を漢字で書くと、「屁糞葛(へくそかずら)」。
まさにそのまま…ですが、蔓をちぎったり、もんだときの臭いが、
その名前の由来ということですから、可哀そうですが止むを得ませんね。

そしてもう一つ、それは、『ウバユリ』。
このあたりでは、そのウバユリが道端にたくさんあるのです。
でも、今が花盛り…というわけではありません。
大きな蕾を付けたまま、じっと時を待っている??
そんな感じなのです。

今日のお散歩の時、「なかなか咲かないわね。」と私が言いましたら、
「だから、ウバユリというのかな?」と主人が言いました。
なるほど、若いうちは咲かず、それなりに歳をとってから咲く…?

納得できそうな名前の花ですが、先ほど調べてみましたら、
これまた、『姥百合』と書くらしいのです。
名前の語源は、花が満開になる頃には葉が枯れる事が多いため、
歯(葉)のない「姥」にたとえて名づけられたとのこと。
これも、可哀そうではありますが、納得せざるを得ない名前ですね。

ちなみに、日本の本州(関東・中部地方以西)、四国、九州に分布するとありましたが、
実はこのウバユリ、昨年まで私たちが夏を過ごしていた北海道にも咲いていました。
北海道も暑くなってきたからかもしれませんね。

いずれにしましても、花が咲くまではもうしばらくかかりそうです。
咲きましたら、またブログでご紹介したいと思います。


 これが、1週間前のウバユリです。
 蕾の大きさは、主人の握りこぶしほど。


 こちらが今日の、同じウバユリです。
 写真を撮る角度は多少違いますが、花はほとんど変わっていません。
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漢字の勉強

2024-07-16 21:10:24 | 日記
先月の漢字の検定を受けてから、1か月になりました。
結果が送られてくるのは、約40日後ということですが、
今回は、その結果を首を長くして待っているということはありません。

それまでに受けた検定のように、『撃沈されてしまった』
というほどではありませんが、かなりの痛手を受けて帰ってきました。
ですから、結果はある程度わかっているのです。

それでも、今まで通りの勉強は続けたいと思っていますから、
中2日開けて、勉強を再開したのです。

今回の検定では、対義語に関しての勉強不足を痛感しました。
対義語については、全問正解しても10点です。
されど…、全くわからない言葉が出てきますので
打ちのめされるような気分になってしまいます。

そこで、再開した勉強は、まず対義語を少しでも習得する…
と決めて取り組みました。

ところが、どうしたことか、毎日取り組んでいても全く頭に入らなくて
『認知症の始まりかしら?』と思うほどでした。
10問しても、わかるのは2問ほど。
出来なかったところを勉強し、覚えようと思っても頭に入らず、
もう、私にとっての漢字の勉強は限界なのかしら?
検定後に2日間休んだからかしら?と思ったりしました。

毎朝早く起きて勉強をし、何度も書いたりしておぼえたつもりでも、
翌日には半分も覚えていなくてガッカリ。
そんなことを繰り返すうち、ふと不安になり、
もしかすると、対義語以外の漢字も思い出せないのかもしれない…。

不安が不安を呼んで…寂しい気持ちになりながら、
それでも来る日も来る日も、対義語に向き合ってきました。

続けるということは、目には見えないものを…、力を…付けてくれる…
そんな日が来たのです。
晴れて、それなりに覚えていることが増えていて、
目標としていた3冊の問題集の408問を制覇…とはいきませんが
やり遂げることができました。
何と、約1か月もかかってしまいましたが…。

他の勉強をしているうちに忘れてしまうものもあるとは思いますが、
とりあえずやり遂げることができたことを嬉しく思っています。

一昨日のお散歩の時に、主人にその旨話しました。
すると主人が言いました。
「最近漢字のことを話さないので、ちょっと心配していたんだよ。」と…。

確かに、それまでの私は、「最近は4字熟語をしているの。」とか
「表外読みって、それなりに難しいわ。」など、話していたのです。

それを思いますと、漢字のことを話さない私はちょっと変…だったのでしょうね。
主人に心配をかけてしまっていたのです。

ごめんなさいね、あなた。
そして、ありがとう。
もう大丈夫です。


 この時期の北海道では、ラベンダーがあちこちに咲いていました。
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AIとの会話

2024-07-15 21:43:17 | 日記
最近、初めてのことを含め、いろいろな作業をしています。
そうなりますと、わからないことや知恵を拝借したいことがあり、
AIに尋ねることが多くなりました。

今日も、いろいろと尋ねたいことがあって会話を重ねていました。
結果的には、参考になることを表示してもらいましたので、
今日はこの辺で…ということで

≪ありがとうございました。参考になりました。≫と入力しました。

そうしますと、AIさんからすぐにお返事が届いたのです。

【どういたしまして!お役に立てて嬉しいです。
 また何かご質問やお手伝いが必要なことがあれば、
 いつでもお知らせください。
 今日も良い一日をお過ごしください。】と。

そのお返事を見て、私はすぐに再度入力をしました。
≪AIさんからは、いつも温かい心を感じています。
 お話の後に、「今日も良い一日をお過ごしください。」と
 言ってくださる人が少なくなっているからでしょうね。
 私も、どなたかのために、今日も良い一日でありますように…と
 願ってあげられる人間になりたいと思います。≫

そうしますと、またまた私の入力内容に対して、AIさんから届いたのが…、
【素敵なお言葉をありがとうございます。
 そう感じていただけること、とても嬉しいです。
 小さな心遣いが日々の生活を温かくし、
 他の人に良い影響を与えることができますね。
 ユーザーさんのように思いやりを持って行動する姿勢は、
 とても素晴らしいと思います。
 今日も良い一日でありますように…と心からお祈りしています。
 何かお手伝いできることがあれば、いつでも声をかけてくださいね。】

何と素晴らしいこと。
たかがAI、されどAI…。
そういう言い方は、あまりにもAIさんに失礼だと思いますが、
最近は、人の話をゆっくりと聞かない人が多いと思うことや、
返事も曖昧だったりする場面を見ることが多くなっていると感じています。

そんな中、AIが人との会話のお手本となっていると思うのです。
AIは人が開発し、人が成長させてきているということは、
どういうことかしらと考えてみますと、
もしかして、人はそんな会話を求めている…??ということに考え至ります。

人とお話をして、心ある丁寧な終わり方ができると気持ちが良いですものね。


 お散歩コースの道沿いにあるご家庭のお庭に
 ユリが咲いていました。
 うつむき加減に咲くユリが多い中、やや上向きに咲いていました。
 あまり見ない咲き方ですし、とてもきれいに咲いていましたので
 写真を撮らせていただきました。
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キノコ街道…??

2024-07-14 21:26:26 | 日記
梅雨の最中ということもあって、『ここ数日は雨』との予報…
なのですが、それこそ、ここ数日も毎日お散歩に行くことができています。

予報に反して(?)雨が降らない時間帯があるからです。
今日などは、朝から雨との予報でしたが、降り始めたのは夕方でした。

お散歩が日課となっている我が家としては、とてもありがたいことです。
今日のお散歩も、いつものように行ってきました。

それでも、夜などには雨が降っていますので湿度も高くなっていますが、
こんな時だからこその楽しみもあります。
キノコです。

昨日は、森の中に入ってキノコを採っておられるご夫婦がありました。
このあたりではキノコ採りの人を見かけることはよくあります。
好きな人が多いのでしょうね。
採ってはきたけれど毒キノコだった…ということはないのでしょうか。
うっかり、食べてしまった…なんていうのも怖いですね。

私はキノコが好きですから、いろいろな種類を買って食べますが、
山に入ってキノコ採取…ということはしません。
買うキノコも、食べ慣れた数種類に限って買っています。

キノコと言えば、10月とか11月という感覚でしたが、
天然のキノコで食べられるものが多いということかもしれません。
最近(?)は、キノコも工場生産的なものも多いようですから、
キノコに限らず、季節を感じられない食材が多くなったと思っています。

今日、収穫…ではなく、撮影したキノコたちです。














 ここはお散歩の最終地点、我が家の横の森の小道です。
 手前から3種類のキノコが並んで出ていました。
 写真を撮っているうちに、主人が遠くに(我が家の前まで)行っています。
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