ポールマッコブ・チェアの修理～その１

おはようございます！！

天気予報が当たり、というかほとんどの確立であたるけれど…、急遽予定を変更して、気になっていたマッコブのイスの修理をする事に。

寒くなってからはリペア関係はちょっとサボっていたのですが、まあ、精を出して頑張ろう！！ということで始めました。

まず、迷っていた表面部分。オリジナルの経年変化のまま残しても、その風合いは素晴らしかったんだけれど傷も目立っていたのでリフィニッシュする事にしました！！

早速、リフィニッシュのために使用する剥離剤を調達して、表面を剥離。まあ、根気の要る作業だけど、だんだん綺麗になっていくのをみると時間を忘れてしまい、気がついたら３時間経っていました…まあ、屋内での作業だからかも知れないけど、汗をかきながらネ。

で、次にサンディング。座面と背もたれの部分を中心に目の荒いものと細かいもので仕上げていきます。画像は、サンディングが終わった状態のイスです。

まあ、さすがポール・マッコブの作品。素晴らしいデザインです！！性別で言ったら、女性でしょうねぇ～きっと。ラインが素敵！！思わず見とれてしまいます。サンディングしながら、撫でていると本当にいとおしい・・・フフフ。

正直、チャールズ・イームズやジョージ・ネルソンと同時期に活躍していたデザイナーなのに、日本では余りに過小評価されているのが理解できません…。ラッセルライトやジョージナカシマと同様、木材以外のマテリアルを使用した作品が少ないからかな？？？まあ、他にも理由があると思うけど…。
ポール・マッコブの作品は、他のイームズなどの作品と違い、リプロダクションが出ていないから、新品を売る代理店もいないし…。
まあ、ポールマッコブの主な作品は、バーチを使った無垢の木工製品だからリプロを作るにしても、安くは作れないと思うし、材料も集まらないか。。。

それに比べて、アメリカでの評価は、高いですよ～もちろん、価格もさることながら…。まあ、安定してるというか。ビジネスで扱っている人以外にコレクターも多いんです！！私は、個人的にポール・マッコブの大ファン！！
なので、彼のどんな作品でもいいから、一つでも多く触れることが出来たら…と思っています！！出来るだけ多く、皆さんにご紹介できたら良いですね～。


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